先日、友人から杉並のある学校の万葉植物園にジャケツイバラが咲いているという情報を頂き、晴れた日の午後に出かけてみた。
校庭の脇にフェンスで囲まれたスペースに万葉の草花や樹木が植えられていて、万葉集の歌と植物の名前などが書かれた標識が立てられていた。
カキツバタは日本古来からあるようだ。
サクラソウもちょうど鮮やかに咲いていた。それでもしかしたら戸田ヶ原のサクラソウもまだ見られるのかなと思ったが、そちらはもう咲き終わっているらしかった。普通は4月の始めでしょうか?
なんとかあかねという標識のところの花はほぼ終わっていて、実がついていたけれど…
シランは万葉の頃からあったのかしらね?
カキツバタの近くの水槽?外来種らしいナガバノオモダカが咲いていた。初めて見るので珍しかった。メダカと相性がいいらしいがメダカはいたのかどうか?見なかった。
つる植物のテイカズラ(テイカカズラ)の花は終わりかけだった。ハツユキカズラも仲間らしいが、花は咲くのかな?
その先の桜の大木のところに鋭いとげとげの太いつるが延びていて、それがお目当てのジャケツイバラだった。さくらのこずえの先に巻き付いて咲いていた。花も葉もマメ科らしい姿だ。色あざやアカナ黄色の房伸びあがっていた。
外側のところにやや低い場所に花が見られたが、露光を変更したらおかしくなってしまった。なんとか花の様子が分かりますか?赤いのがおしべだそうだ。雌しべはその中側に隠れているのだとか。
近くにはマユミの木に花がびっしりとついていた。やや終わりかけのようだったが。秋になったら赤い実がついてきれいだろう。
足元には終わりかけのニリンソウとかアマドコロなども植えられていた。
北側には、万葉の花以外というコーナーがあって、オドリコソウと、ヒメウズイ(有毒)と書かれていた。
ヒメウズイはごくごく小さな花だった。
友人が後日身にいらしたら、セッコクも咲いていたとか。私は全く気が付かなかった。残念!高尾山のセッコクは普通はもう少し梅雨時に咲くと思うが、今年は早いのかな?
コウゾの花の後も見られたが、露光がおかしくて、写真がはっきりしなかった。
帰りに別の公園に足を延ばしたら、こちらには咲いていないと思っていたキンランが数株見つかった。保護していると思われていた場所には咲いておらず、思わぬところにさいていた。目印つけると逆に良くないのかもしれない。
その公園にはオオツクバネウツギが満開だった。露光が直せず写真がおかしいですが。
帰りがけに神田川沿いで見たウンナンボクの花(同じく写真おかしいです)
まあ、珍しいジャケツイバラが見られて良かったです。高尾山でも数か所で見られるらしい。去年の写真を整理していたら、浅間山公園の武蔵野キスゲもゴールデンウィークごろに見に行っていた。今頃咲いているのかもしれません。
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