新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

裏高尾でハナネコノメソウを探して2018.3.4.

2018-03-04 | ハイキング・登山

初めてお目にかかったハナネコノメソウです。スマホなので、これが精いっぱい。

このところ、親の世話で少々疲れて、どこか自然に触れたくなった。自宅の福寿草もクリスマスローズもこの暖かさで一気に咲いたので、ハナネコノメソウも見られるかもと思って、ネット検索。裏高尾の方でちらほら咲きだしたという情報があった。

親の洗濯物を終え、昼ご飯のおかずも何とか用意してから、出かけたので10時半ごろになってしまった。

寝込んでしまって高尾を通り過ぎて、気づいたら高尾山口。最近は高尾山口から小仏方面のバスもあるらしいが本数は少ないので、高尾まであともどった。

15分後くらいにバスがあったので、駅の横の売店で土産を購入してから列に並んだ。

どこかに関所跡のサンシュユも咲きだしたと書かれていたが、目の前にサンシュユの黄色が広がっていたのでそこで下車。梅も咲きだしている。祭りの用意にテントもはられていたがまだ何もなかった。祭りは10日からだそうだ。梅もまだ少し早いので、来週の方がよさそう。

民家の梅と蠟梅

そこから川沿いに出られるところはないかと思ったがすぐにはなく、しばらく歩くと新しく梅の郷の施設ができていて、人々がベンチなどで昼食を取ったり、川の方から子供たちの歓声が聞こえてきたりした。

それで川沿いに出るところがあったので、降りたら、大勢の親子が川で遊んでいた。危ないところはなさそう。梅がちらほら咲いたあたりを通ってさらに進むが、道路に出るしかなさそう。

道路に出てしばらく進むと蛇滝に向かう道があり、そこから緩やかな上り坂を登る。カメラを持った方がいらしたので、ハナネコノメはありますか?とお聞きしたら、あるにはあるがまだ咲いていない、日陰の方が少し咲いていたとのこと。こちらの方から日陰に抜ける道はないらしい。

とにかくも登っていくと修行小屋が見えてきたあたりの沢にそれらしい小さな群落があったが、つぼみだし、本当にハナネコノメかどうかは分からない。滝のあたりにもあると何かに書かれていたけれど、滝修行の場所には入れないし。。。

諦めて、そのまま登り続けた。何かスミレでも咲いていないかと思って進むが花は一つもなかった。霞台に出て、ベンチで持参のサンドイッチを頂く。この辺りも親子連れが多い。

それから日陰に出るにはどうするか、看板の地図を見て、先ほどの道の途中から2号路にでて4号路の先を頂上に行かないでいろはの森にでて日蔭に降りるコースをたどることにした。これならそれほど遅くならないだろう。

このコースはたくさんの親子連れや植物観察の団体さんなどが下ってきた。つり橋も楽しくわたって、ちょっと上り坂を頑張るとベンチのあるところに出た。暑いので喉が渇いて、一息つく。

皆さんが山頂に向かったり、ケーブル駅の方に向かうのに私だけ、日陰の方に降りて行った。

大分降りたら、林道になった。昔通った八王子市の山の家みたいなところは下の方の川沿いにある。あれっ!前はあちらの方に出たのに、どこに分かれ道あったかしら?

それで移動できそうなところで、下の方に降りて行った。沢の方をちらっと見たがネコノメソウは見当たらない。

工事現場のようなところを通って、舗装?されたところに出てしばらく行くとキャンプ場に出た。キャンプしている人も数組いらしたので、ハナネコノメソウのことをお聞きしたが、誰もご存じなかった。

奥の方とお聞きしたので、キャンプ場の奥に行ってみたが、それらしいところはなく、立ち入り禁止になってしまったのであきらめてバス停の方に降りて行った。

途中植生保護のロープが張られていたが、それが途切れているところがあったので見てみたら、アズマイチゲらしい?それほど多くはないが白い花が可憐に咲いていた。写真に収めてさらに降りていくと、ご高齢のおじさまがこちらに向かってきたので、ハナネコノメソウのことをお聞きした。もっと下の方に行くところがあるから行ってみるように言われた。その方はアズマイチゲは何処かなとおっしゃったので、先ほど見たところを案内した。

ジャノヒゲの実が青い。

それから言われたところを探して歩く。道端にアズマイチゲが2輪咲いていた。そしてハナネコノメソウの群落のある場所に通じるところに出て、言われたようにたどって行った。人が多いからすぐわかると言われたが、もう2時半を過ぎて、あまり人はいなかったが、数人先行者がいらしたので、分かった。朝の内だともっと人が群がっていたらしい。

お目当ての群落は一カ所のみで、思ったよりもたくさん花が開いていた。この陽気で一気に咲いたらしい。去年の台風や今年の大雪で、崖の一部が崩れて花が減ったとのことだ。もっとあちこちにあるのかと思ったが、そこだけ見たいだった。先行者が写真を撮った後で、私もスマホで写した。

ということで帰りの途に着いたが、若い二人連れが通りかかったので、珍しいから見てみたら?と余計なお世話をしてしまった。

やっとお目当てのハナネコノメソウを見ることができました。お教えくださった通りがかりの皆様、ありがとうございました。

日陰のバス停では、10人位列を作って並んだが、臨時バスも出て、私は最初の高尾行に乗ったが座れなかった。後ろの高尾山口行きなら座れただろうけれど、高尾駅の喫茶店に寄りたかったからね。

先頭に立って、梅や蠟梅、サンシュジュや、民家のみつまたの花などを楽しみながら、駅に着いた。歩いているハイカーもたくさんいらした。

例の喫茶店でシュークリームセットを頂いた。最後の一つだったみたい。

パン、大分売り切れていたけれど少しだけ買って帰宅した。暑かったせいもあり、大分疲れて電車ではまた眠り続けてしまった。

 

 

 

 

 

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