先週の土曜日、宮野先生の諸事情などから依頼があり、私が代行というカタチで、豊橋二川教室と一般部の稽古指導を担当させて頂きました。
二年ぶりですか?豊橋。
幸い子供達も、とても喜んでくれましたし、私としても懐かしさの中、子供達の成長をシッカリと感じることが出来たので、正直とても嬉しかったし、貴重な時間をすごせたように思います。
子供達の名前‥意外と忘れないものですね(笑)。
子供達の名前を戸惑うことなく言えたので、少しホッとしたトコロでもあります。(^-^)
稽古後、『先生!また来週も来てネ!』
と、みんなに言ってもらったわけですが‥
『浜松でも指導があるので無理ですが‥また2年後に逢いましょ―!』
と、冗談も含めて返したら、これが結構ウケたりで。
片付けを終えて、一階で公民館の方に挨拶をすると‥
『子供達、スゴく喜んでましたョ♪』
と、言って頂いたりもしたのですが、子供達にとっても、私にとっても、あの2年間という時間は意外と長く、また重い時間だったのかも知れません。
そういえば今回は、アフガニスタン出身のラシ―ド君との再会も印象的でしたね。
幼年から空手を始めて、現在は小2。かつて出逢ったことがないくらい集中力の無いタイプのラシ―ドを、私は何度シカり、教室からラシ―ドを放り出したことか(笑)
いまだ白帯で、審査会も受けたことのないラシ君ですが、空手の稽古だけは続けてくれていた。
ラシが入ってくるなり、みんなが‥
『ラシ―ド、井口先生来たョ!』
と、言ってくれたわけですが、ラシ君は少し照れた様子で、私から視線をそらしました。
稽古中、蹴りの上達をホメた時も‥
『オレは日本語わからないんだョ~!』
と、またまた照れた様子のラシ。
そんなラシ―ドが以前、こんなことを言っていたと宮野先生から御聞きしました。
『あの先生、もう帰ってこないの?あの先生、優しかった‥』
ある意味、一番キビしく育てたはずのラシが‥。
でも、思えば、なかなか友達の出来ないラシと‥稽古に集中できないラシと‥休憩中や稽古後にも、たくさんの会話をしたことを、私自身もよく覚えています。
一日でも、この場所に帰ってきたことで、たくさんの感情は絡み合い、静かに溢れてもくるのですが、子供達との『笑顔の再会』は、離れても御互いが頑張ってきたことを、シッカリと確認できるものでもありました。
きっと、ひとり一人、それぞれの『想い』があるはずですから、そんな子供達や応援してくれた人達の気持ちを大切にしながら、その想いのぶんも私は、『この場所』でまだまだ頑張らねばと思えた‥そんな尊い豊橋での一日となりました。
(^-^)
【今日の一枚】
★写真は‥ソウマ。
【教室長の一言】
☆『今週の各教室ブログは、この特別ブログにかえさせて頂きます。』 m(_ _)m