『カラテって、こんなに怖いものとは思いませんでした。娘の気持ちが、よく解りました‥』
そんなふうに、おっしゃっていたのは、最近、一般部に入会したコナミとタマミのお父さん。
とてもキビしさと優しさをあわせ持ったお父さんで、時々、組手稽古で泣いていたり、声の出ない二人を見て、ガッチリ叱ってきたりもしたそうです。
そういえばコナミは、まわりに知っている子がいない中でも、夏季合宿に参加していましたね。
きっと御両親のコナミに対する想い‥キビしさの中にある優しさが、そうさせたのかも知れません。
幸い、キョウカ達がシッカリとコナミの面倒を見てくれましたし、もちろんコナミの努力がイチバンですが、たくさんの『想いやり』の中で、コナミは貴重な経験をすることが出来ました。
そして、今回の審査会だって、そう。
二人は泣きじゃくりながらも、最後まで審査をやりとげたのです。
東海大会は一日がかりですからね。ホントよく頑張ったと思います。
泣きながらも前へ進む、そんな二人をジッと見つめる父と母。
とくにお父さんは大きな手術も経験され、健康体とは言いがたい中でも‥
『キビしくしてますから、少しでも娘の気持ちが理解出来れば‥』
と、自らが空手の道に入ることになったのです。
冗談でコナミやタマミが、笑いながら私に‥
『お父さんカラテ弱い~‥』
などと語りかけてきますが、イヤ、おまえ達のお父さんは強いよ。おまえ達のお父さんは強い!
女の子ですから、本能的にも男の子よりは、大きく空手が好きというわけではないのかも知れない。
でも、泣きながらも前を歩いて行ける二人は、そんな御両親の姿勢からも、きっと多くの影響を受け、良き成長をしているのだと思うのです。 (^-^)
【今日の一枚】
★写真は‥コナミ&タマミ。
【教室長の一言】
☆『現在、強化練習会、審査会、茶帯T大会などのプリントを配ってます。遠足のプリントも近々、配布予定デス。』 (^-^)