今から2年前、2010年9月6日に更新したブログ。
ギリギリの精神状態で、泣きながらト―ナメントという、一つひとつの階段を上って行ったダイスケ。
そして決勝戦の直前、ジッと正座をしながら、精神を集中させていたリュウト。
指導してきた、そんな二人の闘いや純真に触れ、それらを思い出し、私は涙しながらブログを書いたことを、よく覚えてます。
私との出逢いの前、勝てなかった2年間という時間を経験し、それでも自らに線を引くことなく頑張ってきたダイスケ。
そのように努力できるチカラは、他人の子にも、時にキビしく、時に優しく‥そんな接し方をしてくれてきた御両親、そんな御両親の絶妙なバランス感覚の中にある教育的側面が、確実にダイスケの原動力にもなったのでしょう。
この2年、全国大会では2つの準優勝を経験。今年の練習試合では、ついに豊橋地区のライバルであり黒帯でもある、コウヤやリュウトにも勝てるようになった。
そこからの続きの物語‥今回の全国大会での優勝、そして昇段へ。
【負け続ける中でも、あきらめない】
そのようなダイスケの姿勢は、これから育って行く後輩達にとっても、確かな希望になることでしょう。
たくさんの挫折を経験をする中での『高み』への到達。
人の痛み、自らの痛み、そして高みから感じられる喜びと‥。
いくつかの空手経験。微妙な部分で人とは違う経験。
だから‥きっとダイスケにしか見えない『景色』がある。
これからは、そんなダイスケの養ってきたチカラを、心と体いっぱいに、後輩達にも伝えてもらえたらと思ってます。
4年前、小学校2年生だったダイスケとリュウト。
座している、私の背中にノッかってくるダイスケ。
稽古への不安から、私の手をギュッと握ってくるリュウト。
そんな、あの頃の想い出が、いつまでも私の中で揺れている。
そんな二人も、ついに黒帯を取得した。
いくつもの季節を越えて、良き成長をしてくれている子供達。
あの日のブログに書いた‥
『今までも、今も、これからも、彼らは私の生徒であり、我が子である‥』
そう、そんな言葉や想いに、決して嘘は無い。m(_ _)m
【今日の一枚】
★写真は‥M.ダイスケ。
【教室長の一言】
☆『ダイスケ、昇段おめでとう!』 (^-^)v