左腕の骨折をしていても‥
『稽古も審査会も出る!』
今日で2級に昇級した、6年生ハルトの姿勢は、長く武道を続けてきたことに対する、ひとつの答えなのかも知れません。
『もう6年生ですし、空手をやるのも最後になりますから、稽古も審査も出したい‥』
お母さんのそんな想いも、私は聞いていました。
空手を始めて6、7年。続けてきたことで養われたのは、このような精神的部分の強さなのかも。
そして、そこに辿り着くのは、やはり御両親の愛情と教育への想いとが、あればこそなのでしょう。
かつて全国大会や地区大会で優勝、準優勝をしてきたダイやマサナオだって、高台強化練習は休みたくないと言って、見学だけでもと参加してきた。
カラテという競技においては、特別に実績のないハルトですが、そんな彼らにも負けないくらいの、意識の高さを見せてくれています。
武道空手。武道教育。
本当に求めるトコロ、目指すトコロは、じつは、そんな部分にもあるのでしょうね。
少年空手道としてのハルトの物語。その最後のページは、一体どのように飾られるのか?
静かに見守りたいと思ってます。 (^-^)
【今日の一枚】
★写真は‥6年生、茶帯のハルト。
【教室長の一言】
☆『約2年前、高校卒業と上京することを理由に、空手クラブを卒業して行ったシオリ。そんなシオリがブログにコメントをくれた。もちろんシオリを忘れるわけはないし、そのコメントからも、様々な想いが、こみ上げてくる。シオリ、コメントありがとう!またシオリについては、雷禅のヒトリゴトで書くつもり。でも、しばし御時間を下さいませ(笑)』 (^-^)