今年の干支は猪!!
2019年が始まって、いつの間にか11日も経ってしまいましたが、
5日より営業を始め、不思議なことに毎日のように
猪年の年男さん、年女さんが一日に一人、二人はご来店される、という日が続きました!
さすが「猪」が「猪」を呼ぶ現象!
そう、シェフは今年48歳、猪年の年男です!
「あ~、やっぱり」
と、これを読んでいてそう思われた方も多いはず(笑)
「猪突猛進」
年男シェフです!!
今年最初の4日間くらいは、ずっと「猪年」さんにご来店いただき、なんだかメデタイ気分♡
そして、ここ5日間くらいは、毎日、同業の若い子が立て続けにご来店。
シェフの話を聞きに来てる感じ。
あまりに熱心に質問とかされるので、シェフもついつい熱く答えておりました。
「最近の若い子は~」とよく聞くフレーズになってしいまいますが、
最近の若い子は、やる気がない世代と聞いておりますが、
逆に、指導されること、教えてもらうこと、厳しくされること、叱ってもらえること、に飢えている子も多いようです。
あまりにも時代が、「怒ってはいけない」「働かせすぎてはいけない」なんて風潮が強いものだから、
「なんとなく」「やんわりと」育ってしまった若者が、30代、40代になると
自分の技術、能力に自信がなさ過ぎて、ドギマギして、地に足がついていない人が多いように思います。
私たちが若い頃とは違って、「怒ってでもやらされた時代」ではないので、
今は本当に「自分に勝つ」「自分を律する」ことが大切だと思います。
私も若い頃からノートに貼っている須永博士さんの言葉、
「人に負けてもいい、
ただ、やるべきことをやらない自分の弱さには負けたくない」
というフレーズは暗記するほど、自分に言い聞かせてきた言葉です。
先日、東京から食事に来られた若い料理人(21歳)の子は、
食事したあと、シェフに鋭い質問をいっぱいしていて
「よく勉強してるね、すごいね」
と言うと、
「いえいえ、自分なんかより頑張っている人は山ほどいるんで」
と、なんとも謙虚な姿勢。
当店のアルバイトの卒業生で、東京のフレンチで頑張っている子も
「今、すごく厳しい環境ですけど、とっても楽しいです」
と頼もしい言葉。
Kazukitchen時代の卒業生で、実家を継ぐため
料理人から苺農家さんに転職した子も、
「新種の苺ができたんで送ります。味の感想を聞かせてもらってもいいですか?」
と、職種が変わっても、仕事に熱心な様子。
今年のお正月は、年賀状やFacebook等で、うちの卒業生が
何年かぶりに連絡をくれたり、、、なんだかとっても嬉しかったです。
人生は一度きり。
自分が選んだ道を、「極めて」、そして「稼いで」、そして「楽しんで」ほしいです。
年男の「猪年」の2019年。
今年もゆっくり「猪突猛進」で頑張ります!!
★★1月いっぱいは、ディナータイムにご来店の皆様に
「いのししクッキー」プレゼントいたします!!