唐津駅から歩いて10分くらいのところにある「菜畑遺跡」
1980年に行われた発掘調査で
この遺跡からは、約2600年前の縄文時代晩期に使われていた木製の農具や石包丁、
そして炭化した米と共に、20~30㎡の小さいな水田跡が発見されました!
この発見から、弥生時代よりも早い時期に大陸から稲作が伝わり
日本で水田稲作が行われていたことがわかったそうです。
現在、資料館「末蘆館(まつろかん)」にて、いろいろな展示がされています。
「末蘆国(まつろこく)」というのが「魏志倭人伝」に初めて記された国名です。
ここ菜畑遺跡以外でも、末蘆国の中心地だったと思われる遺跡なども
唐津にはたくさん存在しますので、少しずつご紹介できればと思います。
そう考えると、やはり大陸からも近い「唐津」という土地は
どの時代でも「玄関口」となっていて、いろいろな文化、教えなどが
いち早く取り入れられた土地なんだと、実感します。
2600年前から栄えていたこの唐津の土地、というのを感じつつ
今後、当レストランでただの食事だけでない何かを感じていただければ、と願う日々です。
そのためには、全然勉強が足りないので、引き続き頑張ります!