かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

475 「貿易手続改革プログラム」改訂案

2008-08-04 | 色んな話題
私のような世代にとっては、著作は良く知らなくても旧ソ連の全体主義を告発したアレクサンドル・ソ ルジェニーツィン氏がモスクワ郊外の自宅で死去したとの報道は、戦後世界のテーマを生き抜いた世代の交代を感じるニュースです。

私の住まいの玄関の壁にはピカソの『花束を持つ手』のポスターを貼っているんですが、
ゲルニカとは全然違う優しさに満ちた作品がとても気に入っています。





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1 受験勉強の方には余り関心がないかもしれませんが、アジア・ゲートウエイ構想の中で策定された「貿易手続改革プログラム」のフォローアップ会合が8月1日に官邸で行なわれ、改訂案が了承され発表されました。全文は次の Web siteにありますので興味のある方はご覧下さい。

http://www.customs.go.jp/news/movement/200801.pdf

2 改訂案は、いわば、財務、国土交通、経済産業などの関係府省がプログラムをアップツーデートしたもので、お役所の時には分かりにくい表現もありますが、現下の問題意識が自ずと表れています。 
いくつかピックアップしますと

① 港湾地域という「点」による貨物の集中管理も、サプライチェーンという「線」での管理が必要となった現在では、その意義効果を不断に検証し、国際的な流れに対応した制度を確立していくことが必要

② 港湾等物流インフラも、・・・貿易手続の改革とセットで総合的・戦略的に考えて進める港湾経営の改革も必要

③ ・・・改革を、スピード感を持って、実験的にあるいは本格的に行なうことが必要
 などと有ります。

 日々、内外の厳しい競争の中で生き抜く努力をしている企業から見れば、至極当然のことかも知れませんが、その検討の果実を早くに刈り取りたいものです。





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