こんばんは。関西は梅雨の晴れ間というところで、部屋の温・湿度計は26度、66%を示しています。
6月9日に、公正取引委員会が、アドルフォ・ドミンゲスジャパン(株)に、景品表示法による排除命令を行なったとの報道が有りました。
「ADOLFO DOMINGUEZ」はスペインを代表するブランドということですが、公取の発表によれば、
親会社のADOLFO DOMINGUEZ S.A.から輸入した衣料品を自社店舗で一般消費者に販売するに当たり、「MADE IN CHINA」や同じくMADE IN INDIA、 MADE IN TURKYなどの原産国記載をしたタッグ又はシールをはさみできるなどして、ブランド名が記載されたタッグや下げ札を取り付けたままにすることによって、一般消費者が衣料品の原産国を判別することが困難である表示を行なっていたとのことです。
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輸入通関段階では、正しい原産国標示をしていたけれど、引き取ってから切っていたんですね。
H&MやZARAなど、そう高くないけどおしゃれという外国ブランドが人気を集めていますが、いまや、衣料品の多くは、そのブランドの企業の国で作っていないということは、日本人の常識になっているんじゃないかと思いますが、どうでしょう?
わざわざ原産国タッグを切って販売するのは、自信がないんでしょうか、発想がチープです。逆に「日本製」と書いてあると、縫製やボタン付けはしっかりしてるんだろうとの連想は、私にも働きますが・・。
・・・・・・・
関税法第71条は、「原産地について直接若しくは間接に偽った表示又は誤認を生じさせる表示がされている外国貨物については輸入を許可しない」と規定しています。
そして、基本通達(71-3-3)では「偽った表示等に該当」するものとして「一般に貨物の原産地に所在しないと認められる会社の名称が表示されているとき」を規定していますので、今回の場合は正しい原産国を書いたタッグが付いてなければ、輸入時に税関で指摘されるでしょうから、後で切って店頭に並べたんでしょう。
中国産のうなぎについての報道も昨日ありましたが、輸入品の原産国を偽ってというのはよく摘発されています。関係業界のコンプライアンスは是非守ってもらいたいものです。
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仕事の関係で初めてニューヨークに数日滞在したのは フォーテイ・セカンド(42)ストリートというミュージカルがブロードウエイで上演されていた1983年の初春と記憶しています。(英語ダメ人間の私には、踊りは楽しめましたが、よく分かりませんでした(~_~;))
空いた時間に、メーシーという歴史のありそうな百貨店に行ったところ、1階のバッグ売り場の製品には、MADE IN INDIAの表示があって、アメリカの百貨店では、アジアの製品が堂々と原産国タッグつきで売っていると、軽い驚きを感じました。
6月9日に、公正取引委員会が、アドルフォ・ドミンゲスジャパン(株)に、景品表示法による排除命令を行なったとの報道が有りました。
「ADOLFO DOMINGUEZ」はスペインを代表するブランドということですが、公取の発表によれば、
親会社のADOLFO DOMINGUEZ S.A.から輸入した衣料品を自社店舗で一般消費者に販売するに当たり、「MADE IN CHINA」や同じくMADE IN INDIA、 MADE IN TURKYなどの原産国記載をしたタッグ又はシールをはさみできるなどして、ブランド名が記載されたタッグや下げ札を取り付けたままにすることによって、一般消費者が衣料品の原産国を判別することが困難である表示を行なっていたとのことです。
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輸入通関段階では、正しい原産国標示をしていたけれど、引き取ってから切っていたんですね。
H&MやZARAなど、そう高くないけどおしゃれという外国ブランドが人気を集めていますが、いまや、衣料品の多くは、そのブランドの企業の国で作っていないということは、日本人の常識になっているんじゃないかと思いますが、どうでしょう?
わざわざ原産国タッグを切って販売するのは、自信がないんでしょうか、発想がチープです。逆に「日本製」と書いてあると、縫製やボタン付けはしっかりしてるんだろうとの連想は、私にも働きますが・・。
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関税法第71条は、「原産地について直接若しくは間接に偽った表示又は誤認を生じさせる表示がされている外国貨物については輸入を許可しない」と規定しています。
そして、基本通達(71-3-3)では「偽った表示等に該当」するものとして「一般に貨物の原産地に所在しないと認められる会社の名称が表示されているとき」を規定していますので、今回の場合は正しい原産国を書いたタッグが付いてなければ、輸入時に税関で指摘されるでしょうから、後で切って店頭に並べたんでしょう。
中国産のうなぎについての報道も昨日ありましたが、輸入品の原産国を偽ってというのはよく摘発されています。関係業界のコンプライアンスは是非守ってもらいたいものです。
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仕事の関係で初めてニューヨークに数日滞在したのは フォーテイ・セカンド(42)ストリートというミュージカルがブロードウエイで上演されていた1983年の初春と記憶しています。(英語ダメ人間の私には、踊りは楽しめましたが、よく分かりませんでした(~_~;))
空いた時間に、メーシーという歴史のありそうな百貨店に行ったところ、1階のバッグ売り場の製品には、MADE IN INDIAの表示があって、アメリカの百貨店では、アジアの製品が堂々と原産国タッグつきで売っていると、軽い驚きを感じました。
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