hey is imamura-blog

日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

サヨナラ2006

2006年12月30日 17時17分03秒 | Weblog
一昨日はデカスロンのライブに行って来た。
やっちんが歌うメロディは素晴らしい。彼はずっとギタリストとして沈黙していたが、デカスロンではシンガーとしての才能があふれている。
このバンドが売れずして今後の音楽シーンは成り立たん。大袈裟か。
ブライアーも良かった。
おっちゃん達が(失礼だが)全力で演奏する姿は最高である。
当日、所持金が1500円しかなかった。
ライブ中に軽く一杯呑んで、ライブ終了後に二杯呑む計画であったが、調子に乗りライブ中に三杯呑んでしまった。それで撃沈。誰にも別れの挨拶もせず帰った。
植竹さんなどとがっつり呑みたかったがションガネー。来年に持ち越しや。

昨日で仕事納めであった。
私のポリシーとして、年末年始は働かない。
正月など特に働かない。「正月仕事でないとクビだ」と言われても「はい、クビでけっこう」と言う。昨日一緒に配達をしたドライバーが「ずるいよ」といっていたが、休みたきゃ社員なんかやめてバイトにしなよ、と言いたかったがやめた。

さて、本日から嫁の実家にお世話になる。
ゆっくりのんびりさせてもらう。
ということで、一日早いが2006年ラストブログというわけです。
俺自身今年を振り返る。
今年を漢字一文字で表すと「忍」か。
なんかモゾモゾしていたら一年がすぎた。
逆にいい意味で開き直ることができた年でもあった。

今年もたくさんの人たちに助けていただいた。
みなさんにありがとう。
そして、
来年もよろしくどうぞ。
サヨナラ2006

今村竜也



こりゃ冬かね

2006年12月28日 01時04分43秒 | Weblog
今日はヒジョーに暖かかった。
俺は師走の冷たい空気感、街の慌しさが好きである。
今年一年の失敗や無念、借金すらも帳消しになるような気分になる。
また、面倒な事などは「来年やろう」などと思う。
逆に「今年中にナントカせねば」とも思う。

例年通り年末年始は全く仕事をしないことにした。
30日から3日まで休みである。
このスタイルは一生変えたくない。
福岡の実家にでも帰ってゆるりとしたいが、繁忙期であり飛行機代が馬鹿みたいに高い。
嫁の実家で年越しである。
呑んで喰って寝て起きての完全オフである。
「がきの使い」と「お笑いウルトラクイズ」は見逃さないようにしないといけない。あと「幕末もの」の長編ドラマも見逃せんが、白虎隊のキャストがジャニーズだらけで気持ち悪いので見ん。
再放送で「竜馬が行く」もしくは「壬生義士伝」をやっていただきたい。

いやしかし今日は暖かかった。
配送中(運送屋のバイト)梅里のマンション七階から富士山がくっきりと見えた。
真っ白になった富士山はこの時期の雰囲気に合うが、気温が高く、やはり師走は寒くないとダメだと、心の底から思った。
冬が寒いのが今までの当たり前であった。
こういう「当たり前」がこれからだんだん減っていくのが実に物悲しく思うのは歳のせいだろうか。
日は東から昇り西に沈むという「当たり前」すらそのうち怪しくなるような、そんな一日であった。

さて明日はデカスロンのライブだ。
期待しつつ寝るか。

繁忙期は休むに限る。だって時給は変わらんのだから

2006年12月25日 00時30分20秒 | Weblog
昨日はライブであった。
我々のバンドのレコ発イベントであった。
予想はしていたが、スカッシュは素晴らしかった。これがパンクなのである。
俺はぬるい。

華丸さんが現れて、(かなり泥酔しており謎の炭酸酒を一気に飲まされた)一言、「お前は電話してもぜんぜん呑みに来ない。子供がどうこうと言い訳ばかりして俺の呑みの誘いを断る。ジョーストラマーが聴いたらなんと言うか。リチャードヘルなら確実にゴートゥーヘルと言うぞ」と言い下北の闇の中に消えていった。
これがパンクなのである。
俺はぬるい。

おかげさまでライブは大赤字を喰らいつつも、大成功でありました。
みなさんありがとう。

そして今日はクリスマスイブであった。
しかしその前に、俺には有馬記念があった。有馬記念が終わったらクリスマスイブであった。
究極の予想をした。
俺の2006年、中央競馬総決算的、イマムラグランプリ予想であったが、さくっとはずした。若槻千夏が「今日でディープとお別れです」と涙ながらに予想したミーハー馬単一点が見事的中しており正直、「我が競馬人生はなんだったのだ」と自信を喪失してしまった。来年はがんばろう。

有馬記念が終わり、クリスマスイブがやってきたので、娘の和葉が福引で当てた商店街の金券2000円分をにぎりしめ、牛シゲに焼肉を喰いにいった。
「クリスマスに焼肉屋に来るアホはいないだろう」と思っていたが意外と混んでいた。まあ俺もそのアホの中の一人ではあるが。
いやしかし、リーズナブルな焼肉屋と思っていた牛シゲだったがヒジョーに高くついた。「年に何回かの贅沢やから、まあ細かいことは気にしたらいかん」と嫁に言ったが、内心「こんなことなら大樹園に行けばよかった」とか「ピザとチキンでよかった」とか大いに後悔した。

俺は意外とセコイのである。
さっきテレビにSHINJOが出ていたが、彼はまったくもってセコくない。

食いしん坊家族

2006年12月21日 16時34分22秒 | Weblog
一昨日は高木家でハートブレイクキラーズプレゼンツ、ドントウォーリーアバウト鍋を催す。
じじいになったせいか、鍋がとにかく美味い。
週一のペースで鍋を喰らう。そして決まって豚肉の鍋である。
神戸ラーメン風のダシガ出てヒジョウに美味い。美味い。美味すぎる。
高木家の便所で喫煙中、(高木、小泉、今村の三人)「竜也はスタジオでキレすぎなんだよ、もっときらくにやろうぜ」とまた高木さんに言われた。その矢先、鍋を水から沸騰させると時間がかかると気をつかったアイゴン(高木家のもえ系嫁)がガスコンロで湯を沸かしたことに対し、気を使うなと高木君がキレていた。
その後、小力のものまねで和解。夫婦喧嘩は犬も喰わん。放置プレーで良い。
いやしかし、俺はこの高木史郎と言う男と十数年バンドをやっているが、シンプルであり、特殊な人間である。まあ、それだから今まで上手くやってこれたのだろう。

さてさて、やっと我がバンドの音源ができた。
レコーディングはじめてから半年近くかかった力作である。
今回の音源はヒジョーに気に入っている。
私のテーマ、「背水の陣」がよく表現できているのではなかろうか。
みんな必死なのだ。
これは奇跡である。
だれか一人が必死になっても良い物はできない。
三人の気合が渦をまき、螺旋になり、そして極上のロックアルバムが完成するのであります。
改めて言うが、俺はロックでもパンクでもない。
しかし今回のアルバムはロックである。
そして我が家の猫ミックボーイは焼き鳥が大好きである。


愛と笑いの夜

2006年12月08日 02時15分06秒 | Weblog
昨夜は久しぶりに酔っ払った気がする。
バイト先の仲間が「ボーナスが出たからお金はいいから呑みいこうや」と言い、
俺は「いや、もうおごってもらって呑むのはいやや。自分が情けなくなる」と言いつつも、「植竹さんがはるばる野川の地から出てくるんだ、顔出せや」と誘惑され、遠慮なくご馳走になった。呑めば呑むほど調子が良くなり、仲間たちと話せば話すほど、つい先日までネガティブでカリカリしてた気持ちが、すかっと晴れた気持ちになった。そう、俺はヒジョーにカリカリしていた。
バンドメンバー二人のストレスの原因は俺だったか。
しかし、周りからじわじわと俺批判的うわさ話を聴かされると、B型とはいえ流石に落ち込みます。俺も落ち込むことがあるんです。

さて、仙人のような気持ちで本日を迎え、レコーディングの手直しをやる。
グッドラックの歌で一箇所だけどうしてもやり直したい箇所があったのだ。
「ま、いっか」と見過ごすことも出来たが、我が家に大量発生しているちゃばねゴキブリのように、今やっつけないと後々ヒジョーにめんどうな事になる。
恥ずかしがりながら人様に作品を聞かせるのはいやや。
ドーンと自信をもって聞かせる。もう、31歳。そういう段階まで来ているのである。
手直し終了後、さっそくソロ音源のプリプロをやった。
全て一人でやるのだ。
10月に従兄弟のタローの結婚式で弟のマコッチャンと一緒に演奏した「親父の意思」を録音した。
なかなかいいデキだったのでCD-Rに焼いた。

バンドのアルバムが出る。
それに伴い、俺のソロアルバムも出す。
それを井の頭公園などで500円で売る。
こずかいが増える。
中央競馬に出向く。
当たる、当たる。
呑み代が払える身分になる。
その頃には口コミでCDの評判が広がり、何千枚も売れる。
そして俺は音楽家になり、荷物を運ばなくて(ムービング)よくなる。
家庭が潤う。

そんな妄想をしながら、もう寝るか。
明日も荷物を運ばなければいかんのだ。
おやすみ。
そしてありがとう。