まずはご来場頂いた方々、本当にありがとうござんした(ロペスワグナー)。
ライブ観たいが、金やら時間が無く観にいけんバンド、今一番観たいバンドを
俺なりに揃えた面子だった。
わざわざライブに出向く価値のある精鋭だった。
俺たちも俺たちなりのサウンドでウネリを表現できたのではないかと思っている。
良いイベントとは時間が経つにつれ会場全体のボルテージがぐぐっと上がっていくのが
空気として伝わってくる。
今回はそれだった。
出順も良かったと思う。
トリが偉いとかっちゅう概念はない。
「流れ」に尽きる。
今回の面子は富士ロックやろうが、何たらフェスだろうが、
規模関係なくそれぞれの世界を表現できる連中だったと思っている。
演奏やら歌がうまいねは当たり前。
その一段上の連中だ。
正直、彼等の演奏はギャラを「1サカグチ」払うに匹敵する。
それができんかったのが唯一の後悔だ。
バンドが動くのは大変なことだ。
ここでその苦悩を書くつもりはない。
だが、その苦悩を乗り越えてやるのはやはり芸術やと思うし
其処にはライブでしか得る事ができない感動が多々ある。
今回俺はオーガナイザーとしてやるだけの事はやった。
きてくれたお客さんに感想を聞いたが皆
「いやホントはじめから最後まで楽しくてしょうがなかった」と言う。
俺は前日から興奮していたんだ。
今回を最後に俺はちと休む。
オーガナイズは血気盛んな若者に任せるよ。
今回にバンドやっとる俺の全てを集約した。
足跡は残った。
そして俺は燃え尽きたんだ。
真っ白。
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KIRK
俺はそもそもHIPHOPなど聴かなかった。
だが、ZAKIと出会って素晴しさに気付いたんや。
言葉ってのは大切なもんや。
それをシンプルなセットでやる彼等は素晴しい。
ジャンベの音はリズムを奮い立たせる。
ZAKIのラップは郷愁。
メロディメーカー石井ちゃんは鼻歌だったり口笛だったり。
ありがとう。
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snap
佐古君とは合計2時間ぐらいしか話した事がないが
彼の歌を聴いたら俺は丸裸にされてしまう。
そのまんまをやればいいんやと思う。
シャレオツ感だったり、カッコツケ感ってのは実は歌にとって邪魔なものではないか。
そんな事を思ってしまうのだ。
コレもまた郷愁。郷愁を歌に乗せるのはシンプルでなくてはいかんのだ。
ありがとう。
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BODDAH
分かってはいたが伊藤成男はやはりストイックだった。
彼の歌は繊細だ。
少しでもバランスがくずれると全てが崩壊してしまうかもしれないぐらい
繊細だ。
それをあの大所帯率いてあれだけの事をしでかすのだ。
ヒトラーの心がないとできないと思う。
やさしい歌の中にやはりあるのは郷愁だ。
ありがとう。
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田村ひろえ
みんなどんな顔してたっけ
1人ずついなくなってった
そんで最後は2人で
飽きるまでずっといたのさ。
なんかまたつくろう
道は残ったぜ。
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俺が変われば
世界が変わる
でも君の世界は変わらない
君が変われば
君の世界が変わる
でも俺の世界は変わらない
ただ
俺の世界が変わることで
君が変わるきっかけになるかもしれない
君の世界が変わることで
俺の世界が変わるきっかけになるかもしれない
俺は友達と
そんなシンプルな接し方をしたい。
これからも。
日々はまだまだ続きます。
今村竜也