hey is imamura-blog

日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

恐ろしく長い文章1

2007年01月25日 15時16分28秒 | Weblog
先日のライブの集客は5人であった。
裏腹に、テンションが上がった俺は曲を追加し、30分のステージ枠を超えた演奏時間、多分40分ぐらいやった。研ぎ澄まされた緊張感が前面にでた良いステージであったと自負するが、ライブ終了後ライブハウスのブッキングマネージャーに演奏時間が少々長いと釘を刺される。その昔、新宿のあるライブハウスで同じことを痛烈に指摘された。というか、「お前調子に乗るなよこら」ときれられた。
「お前ら客も呼べないくせに態度がでかいんだよ。何様のつもりでライブをやってんだよ」と。それ以来そのライブハウスには出ていないのだが。
俺たちは天才でもカリスマでもない。
しかし、たまにライブ中に全ての決まりごとなどが本当にばかばかしくなる瞬間があるのだ。それはただ単に、バイトのストレスや生活のストレスなどの発散であるかもしれないが。
少なくとも俺にはその感があった。その瞬間は自分がカリスマやら、神やらになった気分になるもんであるが。
「身を慎め」とはよく言ったもんである。
つまりは、動員もない売れないロックバンドは身を慎みながらロックしなくてはいかんのである。身を慎んだロックバンドたちがライブハウスの評価を得、世に出て行くしくみなのだろうか。
いやいや、特出した何かがあれば俺たちも人々を黙らせることが出来るのだ。
俺は今もそう思って生きている。
つまりは俺たちに「特出したなにか」が無いのかもしれん。
メンバー三人が同じ方向を向いていないのかもしれん。
具体的に述べると、曲の中でのそれぞれのピークポイントが違うのである。
よって、曲の強弱がぼやける。3ピースバンドとしては致命傷である。
作者の意向、例えば歌詞であったりをそれぞれが「ああこういう事を彼はいいたいのね、俺もそう思う。」と理解し尊重する。同時に共感する。そして初めて、その曲に対してのテンションが上がるのである。
単純なことだが、作詞、作曲者である俺に対して一ミリでもメンバーが不満を抱いていると、人々を黙らせる曲は成り立たないのである。
ただ、ここで誤解しないで頂きたい。
俺はメンバーを批判しているのではない。
表現者が三人で歩幅をあわせることがいかに難しく、それが実現したときのパワーのすざましさを言いたいのである。100でぶつけた気持ちには100で応えて頂きたいのだ。
100でぶつけて2ぐらいで返す者には何も語らないと数年前大阪で、分身、大橋綾介と語ったことを思い出す。
先日のライブ後、こんなことがあった。
俺はその時対バンしたバギーホールドジャイブスが結構好きだ。
理由はボーカル、るい君の歌声や造り出すメロディーがたまらなく心地よく、共感するからだ。その彼らがある舞台の音楽を担当し、その舞台がDVDで発売されたと聴き、ぜひ拝見したいと、その時ライブを見に来ていた舞台女優に言ったところ、
「1000円になります」と言われた。
俺は「じゃあ俺らのバンドのCDと交換しようや」と言うと、
「だって、それタダで配ってるCDでしょ?これは売り物なんです」と断られた。
「じゃあ、この俺らのCDは君にやる。こん身の作品や。一回でいいから聴け。ただしかし、君のDVDは人に頼まれても一生見ない。」と言った。

俺はひねくれジジイなのだろうか。

話は変わるが、まあとにかく、マサーシよ。気持ちは解かるがそう悲観的になるなや。と俺は思う。
彼は25歳である。このバンドでドラムを始めて4年が経つ。
この四年間でバンドが平行線をたどっていることに彼は苛立ちを感じている。
集客しかり、周りの評価であったり。
一生懸命やって評価されないと誰でも悲観的になる。
31歳、子持ちの俺もなる。
若いとなおさらだろう。しかし、決して自分が間違っていると思って欲しくはないのである。
必ず努力は報われる。
報われない努力は努力不足である。と俺は思う。
俺自身のウタが報われないのも努力不足である。サボり癖か。

今日はバンドの練習である。よってバイトは休み。
嫁に子供のオムツを買っといてと頼まれたので、外に出る。
本屋にぷらっとはいる。雑誌の特集で「ソカベケイイチとサニーデイサービス」という記事が特集されており黙々と立ち読みした。
その中でソカベ氏は「もっと日常的な歌が世にでるといいですね。例えば子供を保育園に送りにいく歌とか。音楽は身近なものであるべきです」と語っていた。

俺はそれをみて、なにか沸々とコミアゲルものを感じた。
そしてダッシュで家にもどり恐ろしく長い文章を書き終えた。今。

初期衝動。なくしたモノである。
しかし、思い出すことはできる。
思い出せ!


ガンバランバ

2007年01月19日 11時38分49秒 | Weblog
先日のライブは完全アウェーの中、よくやったと思う。
俺はこの音楽人生で何回ステージに立ったのだろう?と思う。
年間10本から20本ぐらいか。×13だから200回前後っちゅうことかいな。
納得いったライブなどは数本しかないのかもしれんが、昔、元ハイロウズの大島さんに言われた「汗かいて一生懸命やったんならそれでいいじゃん。ごちゃごちゃ言うなよ」の精神に則って、どんな環境であろうと一生懸命ライブを楽しむことを心がけている。
やっちまった後でゴタゴタ言うのは子供じゃないのでやめにしよう。
特にライブに関しては死力を尽くさんとばれる。嘘はばれるのだ。
ライブ後、またまたまた、やすこ嬢にご馳走になる。
まさーしも酔っ払い、標準語で色々な話を聴けたので良かった。
「最高に美味いから喰ってみて」とまさーしがノロウィルスでお馴染みの牡蠣を鉄板で焼いてくれたのだが、ほぼ生で食す。美味い。とげがある花は美しい。毒がある食い物は美味い。
鉄板焼き「せっちゃん」にはホント久しぶりに行った。
某お好み焼き店の店長、O氏が美女を連れて来ていた。詳しくは書かないが。

さて、今日は三連休の中日である。
我が家では本日「鍋会」が催される。
ミナアルコ嬢が実家から美味いちゃんこ鍋の素を送ってもらったらしい。
なんやかんやで鍋は今年二回目か。楽しみや。
明日も休みや。ガッツリ呑もーかね。

素晴らしい日々や。
バンドに子育てにガンバランバ。
疲れている暇はない。



こんにちは2007

2007年01月08日 01時40分13秒 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
みなさん今年も宜しくお願いします。
2006の部屋を出た俺は2007の部屋に入った。
この部屋は広いのか?寒いのか?色々想像をするが、暗くて何も見えん。
闇は人を不安にさせるのだが、俺には何の不安も無い。
ものすごく良く光る懐中電灯をもっているからだ。


30日から1日まで嫁の実家で過ごす。
喰う、呑む、寝るを6セットぐらい繰り返した。
鏡を見たら自分の顔色がかなり良くなっている気がした。

2日は平山家(ムービングチーム)にて新年会。
喰う、呑む、寝るを一セットやった。
子供たちも最初はけん制しあっていたが、じょじょに打ち解けあい飛んだりはねたりしていた。俺の頭の上で。

3日は大宮八幡に初詣に出向く。
おみくじを引いたら「中吉」と出た。賭け事の欄に「酒におぼれると負けます」と記されていた。

4日は仕事始め。
ドンキーで買った998円の靴を履き、清々しい気持ちで仕事に臨んだが途中、イヌノクソを踏む。「今年は当たり年や」と思うが、なにせ臭せー。仕事を20分中断し、あらゆる手法を用いて洗い流す。削り落とす。

5日はフツーに過ごす。

6日はバイト終了後、パチ屋のバイト時代の仲間たちと二年ぶりぐらいに呑む。
おもしろい話をたくさんした。
久しぶりに新宿で呑んだ。
もちろんチャリで行った。
時は勝手に流れるのだ、と思った。俺は生きているのではなく、生かされているのだと、つくづく思った。

7日はバイトの荷物がハンパねえ量だった。
デカ冷(450ℓクラスの冷蔵庫)をベーター(エレベーター)からピーバン(梱包のひも)で引っ張り出そうとしたら、ツルッとピーバンがとれ、真後ろに俺は倒れた。そして壁で後頭部を強打した。デカイたんこぶができた。小学生のとき以来やな。寝るとそのまま帰らぬ人となってしまうかと思うほど痛かった。

そして8、9、10日までバイトが連勤である。
ぶっちゃげ年末年始、休みすぎたばい。金が足りんくなるばい。ということで、七連勤である。

一月はいつもの如く、行ってしまうだろう。
今年の俺は去年の俺とは違うと意気込む月、一月。
二月になったら忘れんように。

あやふやに、なしくずしに進む月日の中に、少しの笑いや愛があれば良いだろう。
たぶん。
今年はいい年になるぞ。

こんにちは2007