hey is imamura-blog

日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

歌をうたいませんか

2007年04月28日 01時43分32秒 | Weblog
どのメーカーか忘れたが、オムツのCMのBGMがオイパンクだった。
たぶんブリッツだと思うが、スティッフリトルフィンガーズ、シャム69かもしれん。とにかくオイパンクであった。オムツのケツにはアンパンマンの顔がアップでプリントされている。今度、子供たちに買ってあげようと思う。右よりの子供になるかな。高木君、太郎にもぜひ。と思う。

バイト中のひとつの楽しみとして、エフエム世田谷がある。
夕方になると、懐かしのナンバーがエムシーなしでバンバン流れるのである。
なんとなく中島みゆきが多くかかるのが気になるが、今日なんかはジギーがかかっていた。流行ったのは俺が中学生ぐらいのときかなあ。あまり好きではなかったが、今聞くととてもシンプルでいい曲だった。ちなみに曲はグロリア。
俺は中学ん時は、米米クラブとレプリカの大ファンだった。
ヤンキーではなかった俺たちは、よく音楽室とかで踊りながら歌ったっけな。
それを聞いた女の子たちは、俺たちのあまりにも屈託のない歌声や踊りに笑いかけてくれたり、はたまた一緒に歌ったりしてくれたなあ。
恋が芽生え、それを上手く楽しめずに俺たちはあーでもないこーでもないといつでも団地の前でミーティングしていたな
そんな純粋な衝動を忘れてはいかんのだよ。
一番忘れがちなのは俺やけどね。

青春だの郷愁だのに浸ったあとは、馬柱をながめながら床につこう。
そして、部屋の電気を消して、闇の中で歌をつくり、
そして歌おう。
屈託のないイメージで。
寝てしまったあとには楽しい明日がやってきて、楽しい明後日がやってくるのさ。
一年後も、十年後も、百年後も。
素晴らしい人生にグットラック。
おやすみなさーい。

煩悩を減らすなんて無理だね

2007年04月26日 00時55分49秒 | Weblog
「一度食べたら病みつき間違いなし」と先日、ヨーヤン陽介に連れて行ってもらったラーメン二郎。並んで待つこと20分、一口喰らうと「なんやこれ」と思うほどのこってり感。「もう喰えん」と胃痛すら覚える後味。
しばらく喰わん。と思った。がしかし、この今の気持ちはなんだろう。
今すぐ喰いたくてたまらん。シャブ中の気持ちが少々解かる。中毒性がある。すごいアミノ酸である。ついネットでラーメン二郎について調べたりしてしまった。
こうしてまた煩悩がひとつ増えた。ちなみにこのようにラーメン二郎の中毒患者のことを通の間で「ジロリアン」と言うらしい。なんやそりゃ。しかし喰いてえ。

世の中には本当に楽しいことが山ほどある。
一生では味わいきれんほどの楽しいことがあふれている。
その中で俺は音楽で表現することを一番の快楽と18歳の時に決めて今に至った。
無理やりはいかんが、これを忘れないように、ラーメン二郎や競馬に没頭しなければいかんのだ。大変である。ベンハーパーが「作曲とは最大のエゴである、あらゆる会話や経験から作曲のヒントをえるのだが、それを常に意識することは実はとても辛いことかもしれない」といっていた。

俺の表現の全ては煩悩にリンクしているのだ!
ということで、土曜日は府中に競馬とラーメン二郎を堪能しに出向く。
ダメ人間の言い訳か。
こんな父ちゃんを愛してくれる家族に感謝や。
愛する者たちよおやすみー

4/11-4/22

2007年04月22日 01時04分34秒 | Weblog
前回のブログで子がどうこうと書いた当日に第二子、元気に生まれる。
名は陽葵(はるき)という。
一姫二太郎。ベスト家族であります。めでたい。
いろいろな人からお祝いのメッセージをいただいた。めでたい。
いやしかし、このテキトーな俺が二児の父である。
当の本人が一番びっくりである。
めでたい奴だ。
バンドをやる隙間が日々狭くなっていくのだが、ここまでくれば一球入魂、短時間集中してやる、に限るのである。
それにしても俺は煩悩が多すぎるのかね。
あっというまに一日は過ぎ去るのである。
今ある幸せで事足りる。それは百も承知である。が、俺はさらに上のステージに行かなければならない。妥協は許されんのである。
久しぶりのブログ更新だが、あまりにも間隔があきすぎて、この十日間のあらゆる感動や、反省やなんやらを上手くあらわせん。
相当短縮すると、子が生まれる→飲んだくれる→働く→子供たちとたわむれる→競馬をはずす→スタジオ→ラーメン二郎、と言うことになる。
全てに教訓を得、全ての出来事に何らかの、これからの生きるヒントが隠されているような、そんな十日間だったのだが、やっぱちょくちょくブログは更新しないとな。微妙なニュアンスが思い出せん。

やるべきことはその日のうちにやらんとな。
オヤスミー。



いやしかし、あれだな

2007年04月11日 00時17分18秒 | Weblog
バーバパパのような形の嫁を眺めつつ、「ああもう生まれるな」と思う。
世の親父たちは果たして、親父としての自覚をもって生きているのだろうか。
自覚なんて誰もねーよ。と俺は一人思う。母親は腹の中で子を育て、そして激痛と共に産むのだから、100パーセントの自覚を持つ。肉体的な苦痛はどんな風景や言葉よりもリアルに体に残るのだ。俺は子を持つことに何ら痛みを伴わない。
しかし、生まれたての子は父親に似る。それを見ると、俺たち親父は無条件に親父になるのだろう。だってちっこい自分みたいな顔をしているのだから。
でもやっぱ、第二子が男であるイメージやこんな顔だろう、みたいなイメージは生まれる前の今では全くわからん。この手で抱いてはじめて具体化する。触れるということが最もリアルであるという経験をする。何日かあとに。二度目の経験。
人は経験をもってしか語れず。経験なくして語るべからず。説得力がちがう。
もうすぐ俺は二児の父になるのだ。
どんな素晴らしい曲が書けることか。たのしみである。

三十路をすぎた今でも俺はメジャーデビューやら何やらをもくろんでいる。
シーボーが昔、「アーティストだ、アーティストだ、と意識しすぎだ。」と言ったことがあるが、俺は意識しないと音楽などは生まれないと知っている。理由は簡単である。音楽で表現しなくても十分に満たされているからである。そう、俺たちは
「お前、これ以上何を望むのかね」といわれるぐらい満たされ、幸せなのである。
だからこそ、アーティストだ、という意識を常に持たなくては物事は音楽がどうこうなどを全く無視して、ツルツルと先に進むのであります。
矛盾しているのである。
満たされているのに、表現することが。
ショーガネー奴だ。俺は。

バンドの名前を考えた。「競走馬の名前が良い」と俺が提案し、それに複数形の「S」をつけることにした。ギターを探そう、と相棒のヨーヤンと土曜競馬を楽しみながら話した。これから何人かのギターリストとのセッションを行なう。
本当に納得いく面子をそろえるのである。
半年。
半年でライブを、と考えている。
さだまさし級のサウンドを、と考えている。
4月10日は彼の誕生日らしい。
と、言う事だ。

あとバンド名は「ディープインパクト」ではない事だけはここではっきりと書いておく。


都会の空には雪が降る

2007年04月05日 00時58分18秒 | Weblog
今日、新宿に雪がふったらしい。
昨日のライブはいいライブであった。
卒業シーズンということで「仰げば尊し」を一曲目にやった。
一番前に陣取るねーちゃんに「おねーさん、卒業シーズンだが何か卒業したかね」とたずねると「え、わたしオバサンだけど」と返事が返ってきた。
俺が質問したのは「何か卒業したかね」という質問であって、彼女の歳を問うたワケではない。ガッツリにらみつけ魂をこめ「仰げば尊し」を唄った。

やっぱ一人で演るのは心細い、と思い、打ち上げ的な飲み会も行なわれずライブを切り上げ、オグウで広島焼きを堪能。美味い。岩村さんと部屋の間取りなどについて語らう。いい時間だ。

バンドやろうぜテンションが高まり、バンドメンバー、ギターの古澤君に電話する。「週一で練習したいのだが何曜日がいいか」との質問に「俺、自分のバンドの練習が週一で入ってるから、二週間に一度ぐらいの練習が望ましい」との答え。
それじゃあ、おっつかんのだよ古澤君。と思い電話を切る。
そもそも週に1,2度集まって、それぞれの音楽観をぶつけあうというスケジュール調節は、奇跡的である。それを何年となくやっていた自分に少し誇りをもちつつも、それ以上に難しさ、尊さを痛感する。
誰か、俺の横で最高のギターを弾いてくれないか。俺のエゴイズムに一週間のうちの何時間か付き合ってくれないか。と思う。
メンバーを募集である。
俺は家庭が、人生がかかっているのであるから、それぐらいの気合を見せてくれるギターが必要である。
もうここまできたら、一ミリの不安も許されないのだよ。
自分の中でオールオッケーな状態で作品を世に出さないとダメなとこまで来たわけよ。
妥協は許されない。
もうすぐ我が子が生まれる。
きっとかわいい男の子だ。
己にかけるプレッシャーがはんぱなく、今朝、とんでもない胃痛に襲われた。
季節外れの雪と、ちり行く桜のせいかもしれないな。
そうだと気が少しだけ楽になるな。
ハルよ来い。早く来い。
以上。
おやすみなさい。