hey is imamura-blog

日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

革命前後

2013年07月29日 22時04分52秒 | Weblog
ツイッターや、フェイスブックなどで「ブログ更新しました」とお知らせをして
いったい何人の人がこの「ヘイ・イズ・イマムラブログ」にアクセスしてくれるのだろう。
で、なんで俺はわざわざ、他愛も無い事を文章に記し皆様にお知らせしてまで発表するのだろう。
色々考えている。

ここまで来たあなた、ありがとう。ようこそ。


俺は数日前から一人暮らしをしている。
間もなく第四子が産まれる。出産のため、嫁は子供らをつれ横浜の実家に帰った。
1DKの我が家は10日前とはまるで違った沈黙の中にある。
あの頃俺は、「はよ子供ら寝らんかな。早くギター弾いて作曲したい」など思っていた。
この一人暮らしが始まれば毎日自由にギターをかき鳴らし作曲ができるのだと楽しみにもしていた。

そして、いざ一人になりギターを鳴らすがなんもいい感じの曲ができない。

なぜ出来ないのかと考え込んでしまう事もある。

革命前には出来ていたのに。

ZAKIの誘いをきっかけに三宅洋平の選挙フェスへ2度行った。
正直、虜になった。
国会前の反原発のデモにも3度ほど参加した。
当時、俺は文章にしたと思うが、勿論、原発には反対であるが、なんかでかい組織やシステムに
立ち向かう人の熱を感じたかったのだ。
当時、確かに国会前には何かが起こりそうなピリピリとした熱が立ち込めていた。
今回の選挙フェスはそれににているのだが、デモと明らかに違うのが、虜にさせる対象が人で
そこにいて、歌も最高で、演説かましても最高だった。

やられたと思った。

俺は、音楽で政治的な事をいうのを避けていた。
クラッシュとかピストルズとか好きだが、「あの頃のロンドンと今の日本では時代が違うのだ」と思っていた。
が、よくよく考えてみろ。震災があり、原発が爆発してそういう時代になってしまった。
だが、避けてきた。なんかダサいと思っていたのだ。

だが、三宅洋平はそれを堂々とやってのけた。とてもクールに。

やられたと思った。

彼の言わんとする事のスケールやそれに対する姿勢と、
俺自身の楽曲やライフスタイルを比較した。

ちょっと前からよく言ってきた事だが、自身の表現について他人の評価を気にしていてはいかん。
絶対的な自信をもって発表しているのだから、だれになんと言われようと作品は「完璧」なもんなのだ。
だが、俺は本当に「絶対的な自信をもって発表」しとるのか、
それについて一生懸命やっとるのかってトコに比較してしまったが為に「疑問」を感じてしまったのだ。
自分で自分に疑問を感じる事はとてもたちが悪い。

それに追い討ちをかけるかのように、
これもまた三宅洋平だが、「ジプシーソング」っちゅう名曲に出会ってしまった。
脳天をぶち抜かれた。
毎日、3回づつ聴いている。

「こんな凄い曲があるだけで幸せやないか。わざわざ俺がつくる必要などないわい」と戦意を完全に喪失させるほどの
衝撃だった。

とにかく、三宅洋平っちゅう男には完全にやられた。全部俺の負けですスンマセンみたいに。

で、音楽家だった俺は今何をしとると思うか?

タバコを止め 山に思いをはせ 毎日走っている。

イヤーホンで、ジプシーソングやら、加川良やら、ハイファイセットを聴きながら
ただただ、走っている。
なぜ走っているのか理由も良く分からん。
ギター弾いても何もいいアイデアが浮かんでこんのだ。走るしかないよねってな具合で
わけ分からずにひたすら走っている。

そのうち、アイデアが浮かんだらギターを手にとり、新曲をつくろうと思っている。
のんびりいこうぜと思っている。
子供も生まれるしな。


革命は俺の中で起きて
何かを奪っていった
革命が起きたあと
俺はただ目的も無く走っているだけで
なんか幸せな気分になるようになった
子供が生まれることについて
本当に楽しみで幸せな気分になるようになった

俺の革命は、政治的なものではなく
三宅洋平が最後の演説で言った

「足るを知る」って

言葉に凝縮されている気がするのだ。










オバケみたいなもん

2013年07月04日 23時06分59秒 | Weblog
何ヶ月ぶりに文章を書くだろうか。

「全体を一つとし表現する」ってのが今の俺のテーマだ。
曲やら文章やら職場での立ち振る舞いやら全てが表現だ。表現ってのは
やらんならやらんでも生きていけるもんだが、やった方が楽しい。楽しいから
やるのだ。自分が思った事やら、これかっこよくないかって感じた事を
伝えるのだ。なんで伝えなければいかんのかは判らんが、伝えようと表現する事が
とにかく楽しいのだ。やめられまへん。


俺は、台所に布団しいて寝とるのだが最近オバケが出る。
霊感とかはない。江原ではない。だが、便所の前あたりやギターの横あたりに白いオバケ
が出る。最初は親父が化けて出たかと思ったが、気配が違う。どうやら女性のようだ。
オバケは怖くない。最近の俺は悟りをひらきつつあるので、別に現実にみえるもん以外の
何かが見えてもなんら不思議とは思わなくなった。
そもそも俺の存在自体がオバケみたいなもんであるし
想定外の出来事の連続やら偶然やらってのもオバケの世界みたいなもんや。

なんとなく、いい予感がする。
近所の玉川上水で大蛇を見て以降、いい予感しかしない。
オバケとの遭遇も何かの予兆であるように思えて仕方ない。

最近の俺は調子が良い。
常に「よかろうもん」と思うようにしている。
だが、人間であるから嫉妬したりいじけたりもする。

いじけておっても何もいい事ない。楽しくない。
何か熱心な宗教家みたくなっとるが、とにかく楽しい事だけやっとればいいと思う。

職場とかでいがちなのが、
ビジネスとして何たら・・・・とか、社会人として何たら・・・とかスーツ着て
いっちょまえの事を半ばキレぎみで熱弁する輩である。

正直、まじめにやるイコールキレるみたいな感じが嫌いだ。
そもそも俺の存在自体がオバケみたいなもんであるし
オバケみたいな人々が集まってできた組織なんてオバケ組織のオバケ集団なのだから
遊んでなんぼやと思う。ギャグ要素がないとやっとられんよ。

それを理解してくれる人とのみ話しをすれば良いし、呑めばよい。

もう俺は面白いやつとしか遊びません。


ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
朝は寝床でグーグーグー
たのしいな たのしいな
おばけにゃ学校も しけんもなんにもない
ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー

ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
昼はのんびりお散歩だ
たのしいな たのしいな
おばけにゃ会社も 仕事もなんにもない
ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー

ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
夜は墓場で運動会
たのしいな たのしいな
おばけは死なない 病気もなんにもない
ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おうゲゲゲのゲー
みんなで歌おうゲゲゲのゲー


【お知らせ】

■7月9日(火)
■今村竜也プレゼンツ「悲しみのない部屋vol.4」
■下北沢 BAR CCO
■open19:00/start20:00
■charge 1000円(+2d)
■出演→今村竜也&バージョン&小泉じゅんいち(from Magic Sunday Groove)
/デューク加藤(DIA SYNDICATE) /caRcha&ウエタケユキオ

※遠方の皆様
ライブ当日、21時15分よりユーストリームにて中継します。
是非ともご覧下さい

http://www.ustream.tv/channel/imamuratatsuya