12月半ばには表装に出さないと、1月の春秋展に間に合わないのだが、グズグズしていた。
やっと書作に取り組んだ。二曲屏風用の作品全紙二枚と、半切の軸だ。長いこと筆を持っていなかったので、思うようには書けない!
とにかく、練習しかない。
先日の山陽新聞に、今年の文化功労賞に輝いた書家の高木聖氏氏の記事が大きく掲載されていた。
冒頭の言葉に「練習は嘘をつきません。書けば書くだけ自分の力になり、技量の向上につながります」と。大家の謙虚な言葉に驚いた。
ただ書を習っていただけの私が、ろくに練習もせずに同人展とは言え出品することは大変おこがましいことだと唸った。
土壇場で遅かりしだが、表装に出すまでの1週間練習に力を入れようと腹をくくった。