シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

初めて知った、神宮の博物館!

2019年03月24日 | 日記
 

伊勢神宮の博物館は、神宮徴古館、神宮農業館、式年遷宮記念神宮美術館の3館ある。
その神宮徴古館から「平成28・29年度神宮徴古館新収蔵品展」開催に際しての来館のご案内が届けられた。
その中に、朝日高校で教鞭をとっておられた、書道の故「河田一臼」先生の屏風が展示されるとのお知らせだ。
書道部OBに声がかかり私も参加させてもらうことにした。
一臼先生は、今の私の書を書いている原点を教えていただいた恩師である。先生の作品が伊勢神宮の徴古館で展示されるなんて!驚きである。
そもそも、何度も伊勢神宮参拝はしてきたが、神宮徴古館なんて知らなかった。こんな機会でないと見学に行けるものではないと、何はさておき参加した。

 
神宮会館で昼食

  
一臼先生の娘のKさんと書道部OB合わせて26人が参加した。
まずは、神宮係官の方の、伊勢神宮の歴史と規模をお話しされ、五十鈴川の清流で手指を清めてから伊勢神宮内宮に参内し、
特別内宮の門の中に入り神主さんのお祓いを受けて全員で礼拝をした。その後、神宮徴古館へ。
神宮徴古館は、赤坂離宮を手掛けた「片山東熊」の設計で、ルネッサンス様式の外観で明治12年に竣工された荘厳な建物で、神宮のお祭りや社殿建築、
式年遷宮で撤下された御装束神宝を中心に重要文化財等の貴重な資料も展示・収蔵されている。

今回の展示は、一臼先生の書「好言屏風」をはじめ、岡山出身の画家 香宗我部暁彦の絵「ADIOS"85」、平櫛田中の軸「祷」などと、
入江元侍従長、元神宮祭主,前神宮大宮司、等のそうそうたる方々の作品が展示されている。荘厳な中で、作品をじっくり鑑賞させてもらった。

平成最後とあってか、伊勢神宮の参拝者の多いこと、私もその一人となった。

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