ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

オールドヴァイオリン見学記

2014年05月13日 13時40分01秒 | ヴァイオリン
 以前に1800年代終わり頃の楽器を試したことがあります。落ち着いた良い音で、ただ、迫力に欠ける印象がありました。それはモダンの範疇のもので、1800年代前半やそれ以前であるオールドは触ったことが有りません。知らなくても済むことではあるものの、物は試し。

 そこで、新規に開拓したお店に出かけました。ある方のブログに「東京のちょっと交通の不便なところにあって・・・」と書いてあったのをヒントに探しました。「交通の不便な・・・」は23区とか吉祥寺の話ではなさそうなので、他県民の私からすると奥多摩かなとも思って見ました。

 当たっているかどうかはともかく、今回見つけ出したお店に行ってみました。郊外店の一つと表現するのが妥当ではと思います。

 モダンや新作と見える楽器も幾つか置かれていて、なかなかの有名どころが並んでいました。でも、どうせならという事で、オールドのお値打ち品を提示されるままに音を出して見ました。事前に無理かつ中途半端な予算を提示しておきましたら、適切でないためかあっさり無視されました。

 何挺か弾いて見てモダンとの差は私にも分かりました。私の楽器も繊細で綺麗な音が出ると思っていましたが、オールドと比べてしまうとかなり違います。スピーカーを視聴する際によいスピーカーの音は以外にもおとなしいと感じたことが有りましたが、オールドもそれに似たような感じがあります。角が取れて柔らかいようにも感じました。また楽器により音量や音質がかなり違うことを実感しましたし、中には耳で聞くと音量が控えめで、離れて聴くと音量のある指向性の楽器もありました。スタイルもストラッド、デルジェスだけではなく、いろいろあったので頭の中は大混乱。

 最もすすめられたのは超有名とは言えないオールドで、並みのモダンくらいのお勉強価格。違う楽器の話で言うなら老舗M社24K並みだなどと思いながら試奏しました。お勉強価格って言う表現もオールドですね。


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