ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

私の楽器(フルート) その2

2010年09月06日 06時02分39秒 | フルート
 メインのフルートは、パールのオペラ(総銀)です。フルートの教室に通うために購入しました。現在では、金のフルートが全盛ですが、私が吹き始めたころ、フルートに最も適した材料は銀と言われており、私も総銀を買うことが最終目標でした。昔、テレビで拝見した吉田雅夫先生も銀のフルートでしたし。

 購入時には他の同クラスの楽器も比較しましたが、どのメーカーのものも大きな差は感じられず、どれも良かったのですが、この楽器の音の清澄感と低音の独特な響きが気に入ったので、選びました。他にはムラマツのSRもうわさ通り良かったと思います。

 教室の先生にお尋ねして見ると、特定のメーカーにこだわりをお持ちではないとのことでしたが、ご自身の楽器はムラマツのようです。意外にも、私のメインがH管である点にご興味をお持ちのようでした。H管が流行るのは最近の傾向だからでしょうか。

 このオペラ、私はとても満足しています。総銀の中でも高価なものですが、良さそうだと言われる仕様をほぼすべて備えていることもあり、今後の買い替えは全く考えていません。万一、宝くじに当たったら、フルートよりヴァイオリンに注ぎ込みたいです。と言うのは、フルートのこのクラスはプロでも使えますが、ヴァイオリンの場合、プロが使う楽器は1000万円を超えると言われているからです。では、お前はヴァイオリンのプロかと聞かれると、ただのヘボです。

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私の楽器(フルート) その1

2010年09月05日 05時09分59秒 | フルート
 一番最初のヘルナル、次の日管(ヤマハの管楽器部門の前身)の楽器を経て、現在ではフルートを2本とピッコロを1本持っています。

 まず、現在はサブのフルートになっているのがサンキョウのエチュード、頭部管銀です。2本目の洋銀(日管)がいよいよダメになってしまい、近くのお店で割引セールが行なわれているのを機に購入しました。このお店では、当時、あまり選択肢がなく、予算の点でもこれくらいしか出す気がしませんでした。試しに吹いてみると、音の輝かしさがそれまで持っていた洋銀のものと明らかに違いました。また、調節用ネジが無いのも新鮮な感じでした。製作精度が良くなったためでしょう。

 この楽器は気に入っていて、購入後、10年以上無調整のまま吹いていましたが、メインのフルートを購入してからオーバーホールして若返っており、以降、1年に1度は調整をして貰っています。

 フルートにはいろいろなグレードのものがあり、作りや材質が違いますけれど、値段と音の両方を考慮すれば、できれば、この「頭部管銀」あたりから始めるのがよいと私は思います。初心者には少々高価と感じられると思いますが、響きが心地よいので、より楽しめると思います。

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巨匠CDの代用品

2010年09月04日 05時57分29秒 | 音楽
 親戚に東芝関係者が居たため、東芝のLPレコード第1号であるフルトヴェングラー指揮、ウィーンフィルの運命を貰ったのが、レコードを持ったきっかけです。

 フルトヴェングラーの演奏は実に素晴らしく、今なお人気がありますが、音質は現代のものに比べると劣るし、しかも、モノラル録音しかありません。それにもかかわらず続々と新盤が出ていて、音源は同じでも、加工を施してさらに原音に近づけたと言うものが幾つも出回っているくらいです。同時代に人気を二分したトスカニーニについては、その後、静かで対照的です。

 フルトヴェングラーの新たなCDはその都度チェックするとして、演奏傾向が似ていて、録音のマシなものを探す試みはいかがでしょうか。この指揮者のテンポの動きや極端な強弱は独特と言われますが、同時代に居た穏健なベームの演奏でも、どこか似た雰囲気を感じますから、若干新しい録音で、似た感じの指揮者はいないものでしょうか。

 実は、フルトヴェングラーの薫陶を受けた指揮者が居ます。例えば、フランツ・コンヴィチュニーとヨーゼフ・カイルベルトです。前者はライプチヒ・ゲヴァントハウスのヴィオラ奏者としてその指揮に接しているそうですし、後者はフルトヴェングラーの推薦でバンベルク交響楽団の前身のドイツフィルハーモニーの指揮者に就任していて、フルトヴェングラー作曲の交響曲の指揮もしていますから、個人的な交流も多かった筈ですし、音楽的にも共感できたのでしょう。

 コンヴィチュニーの演奏はオーソドックスですが、ベームと比較すれば、フルトヴェングラーにより近い感じがします。カイルベルトの方は時折、強い個性が見えることがあり、幸い録音も悪くないので、ミニフルトヴェングラーとして聞くのにさらに適しているように思います。カイルベルトの演奏については、ベートーヴェンの幾つかの交響曲のCDを聴いたに過ぎませんけれど、運命の演奏などは、フルトヴェングラーのイメージに近いのではないかと思います。

 フルトヴェングラーがお好きでも昔の録音には満足できない方々、コンヴィチュニーやカイルベルト、特に後者をお試しになって見たらいかかでしょうか。


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