日々雑感

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再開条件の検討が始まった

2011年07月09日 | Weblog
再開条件の検討が始まった

のど元過ぎれば熱さ忘れる。それはないでしょう。今回の福島事故に関しては自民公明両党は許認可の責任があるはずです。それを踏まえて発言しているのか。もしそうだったら、責任を負うためにも与党以上の前向き提案があってしかるべきだ。だのに現実は政局に持ち込み、総理の首を取ることばかりに専念して被災者は置き去りにされているように思えてならない。目下の急務は被災者救済だ。そのための法案を通して復興に向けて動き出すことだ。

原発再開についてはごたごたがあったが、官房長官と原子力両大臣を加えて安全基準の見直し(僕は元々基準なんてないと思っていたから、見直しじゃなくて策定だと思っている) を早急にして再開条件を整えるのは賛成だ。
保安院、安全委員会は実に頼りないと思わないでもないが、これに頼る他はない現状だ。次は想定外と言うことは絶対に許されない事を強く要望しておく。

それにつけても思うのは、電力会社の体質だ。九電の今回のやり方は国民をバカにしている。こういう感覚でいるから、事故を起こすのだ。手前らだけの利益にきゅうきゅうとして、どこに今回の大事故に対する反省や責任感があるのかと言いたい。
九電は自ら墓穴を掘った。隠蔽体質を証明して見せた。嘘とごまかしである。
社長が責任を取って辞めるという。やめるのは自由だけど、それで国民に対して責任を取ったなどとは毛頭思えない。九電のみならず電力会社は全てこの体質を
もっていると思うのが、至当だろう。
最初に提案したように体質を変えるには解体そして新体制しかない。改善などと言っている内は一向に改まらないだろう。そのことを九電は今回のメール事件で露呈した。俺はもう騙されないぞ。