日々雑感

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テポドンでも大丈夫

2011年07月11日 | Weblog
テポドンでも大丈夫

関西電力株主総会で想定外(僕は想定外とは思わない。そこまで用心して原発の稼動を考えなくてはならないと思っているが)の質問が飛び出した。
「北朝鮮が原発にテポドンを発射したらどうなるか」
副社長は原子炉に着弾しても堅固な格納容器を持っています」と答弁した。
その答弁に対して下記のような書き込みがあった。

原子炉は堅牢な格納容器を持っている」「テポドンでも大丈夫」と答えたのは、関電の豊松秀己常務取締役・・・この程度の知識・認識で原発運営企業の役員か??電源と配管が吹っ飛んでどうやって冷却するの??燃料プールが崩壊したらどうなるの??安全なら関電本社は原発併設しろ!!!
僕はこの発言は国民感情を言い表していると思った。指摘とおりだ。

次に九電のメール問題に対して
「九電の中村明・上席執行役員談:どうこうしろと言った事実はございません」・・・即刻辞任すべきだろう。どんな根拠があってこんな発言をしたのか、事実があったということは嘘つき・国民をだまそうとした・・・それ以外に何があるのか。
という書き込みがあった。

両方とも国民を安心させようとしてついた、うそとごまかしだが、これが現在の電力会社の共通体質だと思う。隠蔽体質、ごまかし、うそ、彼らが今まで国民を欺いてきた常套手段である。これらを駆使して国民に原発は安全だと思わせた。ところがふたを開けてみるとそれは御伽噺で現実の安全とは程遠いものであったことが、今回の福島事故で証明された。それにもかかわらず、責任者が見え透いたうそをつく。余程程度が悪い話じゃないか。
こんな答弁誰が信用すると思うのか。
狼少年と同じでうそばかりついてるから、国民の想いとはどんどんずれていく。ということはますます信用がなくなる。すなわち自分で自分の首を絞めているのである。もうここらで目を覚ましたらどうだ。
ついでにいっておこう
北朝鮮という国の行動はわれわれの常識では測りきれないものがある。だから不気味なのだ。最悪は「ミサイルの飛来」も想定しておかなければと僕は思う。いったん事が起きれば、この御伽噺のような話題も現実味を帯びるだろう。
そこまで想定はしてなかったではすまないのである。直撃を受けたら日本は消滅しかねない。僕はこれを真剣に考えたことがある。
できるのかできないのかはしらないが、原発周辺に強力で高度な電波で覆い、直撃しようとするミサイルを2,300m着弾地点をずらすということで危機回避はできないものであろうか・そういう研究はされているのだろうか。秘密にされているのかどうか知らないが、対策はここまで考えておく必要があると思う。