日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

原発国家女性懐柔策

2012年01月22日 | Weblog

原発国家女性懐柔策

朝日新聞に原発国家女性懐柔策という記事が載った。気になった部分を1,2,取り上げて、それにたいする自分の意見を書いてみたい。

1,ある原子力委員を務めた委員の発言
「女性は理論的に話しても分からないし。純情そのもので 子供を守ろうというようなことだけだから。かえって怖い」
おたずねしたい。
原子力の安全を説いても女性は情緒的な反応しかしない。
とあなたはいいたいのかもしれないが、今回の事故を見て、理論が間違っていたことは証明されたわけだ。つまり究極において、コントロールがきかない原子力はどのような理論を使っても、安全の保証は得られないものであることが証明さた。だとすれば君のいう科学的理論は間違っていたわけだ。
間違った原子力理論を科学的という名の下に押しつけていいものか。
僕はここに原子力を安全だとした科学者の未熟さと思い上がりを見る。

現段階では完全にコントロールできない危険な原子力を利用するに当たっては、情緒的に反応したところで何ら間違っていない。女性を説得する科学理論の安全性が間違っているのだから。女性の情緒的反応の方が結果的に正しかったのである。本能的危機感知直感力の情緒が正しかったのだ。

2,女性初の原子力委員になった。k女史。はじめは原発に懐疑的だったが勉強を重ねるうちに
「資源のない日本には自己完結型の原子力エネルギーが必要だと考えが変わった。」という。
そこで僕は質問する。
原発反対から勉強して賛成に回り、そしていまはどうなんですか。今も原発賛成ですか。それとも考えは変わったのですか。
考えが変わったのなら、あなたは勉強をして賛成に回った勉強自体が原子力のすべてをカヴァーしていなかったことになりますね。結果からいえばマスコミであなたが主張していたことは皆間違っていたのです。
今も原子力利用に賛成だというなら、国民の安全をどのように確保するのか教えていただきたい。国民の安全は原子力利用よりも何倍も大切だから。