■【きょうの人】 0912 普明国師(春屋妙葩) 室町時代の禅僧、臨済宗相国寺の第二世
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■ 普明国師(春屋妙葩) 室町時代の禅僧、臨済宗相国寺の第二世
ふめいこくし しゅんおく みょう
応長元年12月22日(1312年1月31日)-元中5年/嘉慶2年8月12日(1388年9月12日)
室町時代の臨済宗の禅僧で、室町幕府の帰依を得て臨済宗相国寺の第二世となりました。事実上の開山国師です。
五山文化の発展に寄与した。ほかに天龍寺や臨川寺の住職をしています。
春屋は道号、別号に芥室、不軽子など。諡号は知覚普明国師です。
母方の叔父である夢窓疎石のもとで受戒すると天龍寺の住職となりました。室町幕府に対して、五山第一の南禅寺の楼門(山門)新築を提言しました。
幕府は楼門建設の援助をしましたが、南禅寺と紛争状態であった園城寺がこれに強く抗議をしました。
比叡山の門徒もこれに加わり楼門撤去や妙葩の配流を求め、紛争は政治問題にまで発展してしまいました。
妙葩は頼之と対立して天龍寺住職を辞して阿波国光勝院、さらに丹後国雲門寺に隠棲することになりました。
1379年(康暦元年/天授5年)の康暦の政変で頼之が失脚した後に入京し、南禅寺住職として復帰しました。
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