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■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-4 全体最適を重視した漢方薬的治療法と体質強化

2020-09-04 10:09:18 | 【経営】 コンサルタントの選び方

■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-4 全体最適を重視した漢方薬的治療法と体質強化

 経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。

 何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。

 経営者・管理職向けですが、裏を返しますと、経営コンサルタントや士業の先生にも参考となると信じます。

本

■7-4 全体最適を重視した漢方薬的治療法と体質強化

 

 「信頼できる経営コンサルタント」については、経営コンサルタント志望者向けのサイトにも既述してあります。そちらも合わせてご覧ください。 
  経営コンサルタントへの道
    http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm


 企業経営者は、経営コンサルタントに依頼することにより短期間に結果を求めたがります。

 しかし、プロの経営コンサルタントは、功を焦って部分最適を図ることをしません。常に全体最適の中で、今何をすべきかを見守りながら、企業と一体になって全体最適を求めます。

 部分最適では、その部分では改善などプラス面が出ましても別の部分でマイナス面がでて、結局、プラス・-マイナス・ゼロであったり、ひどい場合には、返って悪い方向に行ってしまったりします。

 「木を見て森を見ず」という言葉があります。プロの経営コンサルタントは、「木も観て、森も観る」支援をしてくれます。

 一時的に応急処置的な対応をコンサルタントが採ることがありましても、それはあくまでも応急措置です。緊急手術をすることもありますが、手術をすることが最適な対処法かどうかは、ケース・バイ・ケースです。

 よいお医者さんは、患者さんの肉体的な負担をできるだけ抑えることを重視します。経営コンサルタントは、長期的な視点で、リスクのある治療よりは、漢方薬的な治療法とリハビリを重視し、次第に体質強化を図って行きます。

 その過程で、重要なことは「当たり前のことが当たり前にできる企業」になることです。

 依頼企業の「あたり前」がなんであるのかを、企業全体に浸透させ、全社員があたり前を繰り返す中で、その企業のノウハウを蓄積して行きます。

 そして、蓄積されたノウハウを使いながら、さらに一歩上の「あたり前」に挑戦して行くのです。

 プロの経営コンサルタントは、クライアント・顧問先にとって「現在のあたり前」がなんであるのかを気づかせることができます。そして、そのあたり前があたり前にできる仕組み作りやその進捗管理ができる支援をして行くのです。

 その結果として、企業はゴーイング・コンサーンたり得る健全な体質に変化し、体力を強化できます。

 急がば回れ

 プロコンサルタントは、緊急手術か、投薬治療か、漢方薬で体質改善する方法か、その適切な判断を経営者ができるように支援します。

 

■ バックナンバー

 このシリーズのバックナンバー(←クリック)をご覧いただけます。

 また、ウェブサイトでもご覧いただけます。

 

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■【きょうの人】 0904 ■ 藤子・F・不二雄 ドラえもんの生みの親 ■ 二宮 尊徳 経世家、農政家、思想家 ■ 田中 正造 日本最初の郊外に立ち向かった男

2020-09-04 08:46:00 | 【話材】 きょうの人09月

■【きょうの人】 0904 ■ 藤子・F・不二雄 ドラえもんの生みの親 ■ 二宮 尊徳 経世家、農政家、思想家 ■ 田中 正造 日本最初の郊外に立ち向かった男

 

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 田中 正造 日本最初の郊外に立ち向かった男

 

 たなか しょうぞう
 天保12年11月3日(1841年12月15日)- 1913年(大正2年)9月4日)

 幼名、兼三郎、下野国安蘇郡小中村(現・栃木県佐野市小中町)の出身です。

 日本の政治家で、日本初の公害事件と言われる足尾鉱毒事件を明治天皇に直訴した政治家として知られています。衆議院議員選挙に当選6回。

 足尾鉱毒事件は、19世紀後半の明治時代初期から栃木県と群馬県の渡良瀬川周辺で起きた、日本で初めてとなる公害事件です。

 銅山の開発により排煙、鉱毒ガス、鉱毒水などの有害物質が周辺環境に著しい影響をもたらし、1890年代より栃木の政治家であった田中正造が中心となり国に問題提起しましたが、加害者決定はされませんでした。

 足尾の精錬所は1980年代まで稼働し続け、2011年に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で渡良瀬川下流から基準値を超える鉛が検出されるなど、21世紀となった現在でも影響が残っています。

 学生時代に、鉱山跡に行ったことがありますが、周囲の木々は立ち枯れたまま残っていました。その不気味さは、人気もないことから今でも覚えています。

 

■ 藤子・F・不二雄 ドラえもんの生みの親

 

 ふじこ・エフ・ふじお
 1933年〈昭和8年〉12月1日 - 1996年〈平成8年〉9月23日

 ドラえもんで知られる漫画家であり、脚本家です。本名は、藤本 弘(ふじもと ひろし)、「F」とは「藤本(フジモト)」の頭文字を意味し、藤子・A・不二雄と区別していることはよく知られています。

 富山県高岡市定塚町出身で、富山県立高岡工芸高等学校電気科を卒業しています。

 隣接の氷見市出身の安孫子素雄(藤子不二雄?)と共に“藤子不二雄”としてコンビを組み、数多くの作品を発表してきました。

 児童漫画の新時代を築き、第一人者となり、代表作は『ドラえもん』の他に『パーマン』『キテレツ大百科』『エスパー魔美』『21エモン』などがあります。

 作品の著作権管理は、生前に活動拠点としていた藤子・F・不二雄プロが担当しています。

 愛用していた鉛筆は三菱ユニのB、ペン先はゼブラのかぶらペンとこだわりがあり、整理された画面構成を好み、不必要な線が入りすぎることを極端に嫌いました。


  ちなみに、藤子・不二雄?のプロフィールを以下に挿入しておきます。

 ふじこ・ふじお・エー
 1934年3月10日 -

 日本の漫画家で、本名は、安孫子 素雄(あびこ もとお)です。大垣女子短期大学客員教授をしています(2020年5月22日現在)。

 座右の銘は「明日にのばせることを今日するな」で、血液型はA型です。

 藤本弘(藤子・F・不二雄)とともに、藤子不二雄としてコンビを組み、作品を発表してきたことはよく知られています。コンビ解消後は、本名で紹介されることも多いようで、筆名の「?」は「安孫子」の頭文字であることは、想像がつきます。

 曹洞宗49代目住職の息子として、富山県氷見郡氷見町(現:氷見市)の光禅寺という古刹に生まれました。

 大人になってもベジタリアン(卵と乳製品は食べる卵乳菜食)ですが、思想上の理由ではなく、子供の頃に精進料理ばかり食べていたため、習慣上の問題として肉や魚を体が受け付けなくなっていることが原因だといいます。

 1944年に父を亡くして高岡市に転居し、転入先の高岡市立定塚国民学校(現・高岡市立定塚小学校)で藤本弘と知り合いました。

 小学校時代から漫画家を志し、高校在学中に毎日小学生新聞でデビューしました。

『オバケのQ太郎』、『忍者ハットリくん』、『魔太郎がくる!!』などのヒット作にめぐまれています。

 2人の合作によるヒット作は『オバケのQ太郎』が最後であり、これ以降は藤子不二雄名ではあっても、そのほとんどはどちらかの単独作品です。

 


■ 二宮 尊徳 経世家、農政家、思想家

 

 にのみや たかのり
 天明7年7月23日(1787年9月4日)-安政3年10月20日(1856年11月17日)

 江戸時代後期の経世家、農政家、思想家です。自筆文書では、金治郎(きんじろう)と署名している例が多いのですが、一般には「金次郎」と表記されることが多いです。

 諱の「尊徳」は正確には「たかのり」と読みますが、「そんとく」という読みで定着しています。

 経世済民を目指して報徳思想を唱え、報徳仕法と呼ばれる農村復興政策を指導しました。

  四字熟語 経世済民
  http://www.glomaconj.com/joho/keieijoho.htm#17

相模国足柄上郡栢山村(現在の小田原市)に、百姓二宮利右衛門の長男として生まれました。

 尊徳は、まず生まれた堀之内村の中島弥三右衛門の娘・きの(キノ)を妻としますが、離縁、20歳も若い、貞淑温良ななみ(波子)と結婚しました。

 文化5年(1808年)、母の実家川久保家が貧窮するとこれを資金援助し、翌年には二宮総本家伊右衛門跡の再興を宣言し、基金を立ち上げるなど、成果を出しています。

 小田原藩で1,200石取の家老をしている服部十郎兵衛が、金治郎に服部家の家政の建て直しを依頼し、千両もの負債を償却し、頭角を現しました。

 文政4年(1821年)には、小田原藩主大久保家の分家であります宇津家の旗本知行所が荒廃していて、再興救済を藩主より命じられました。農民の抵抗で苦労しましたが、再建しました。

 晩年近く、天保4年(1833年)には、天保の大飢饉が関東を襲いましたが、金次郎の力を充分に発揮しました。


 二宮金次郎といえば、戦前には、どの学校にも銅像が建っていると言えるほど、一般的でした。背中に芝を背負い、本を読む姿は、子供達へのお手本でした。今日では、歩きスマホが非難を浴びていますが、当時は、むしろ誉められる行為だったのですね。
 

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。

 

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■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 2008 ニューノーマルを考える(2) 見えてきた7つのメガトレンド「アフター・コロナ」

2020-09-04 07:42:46 | 【経営】 経営コンサルタントの本棚

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 2008 ニューノーマルを考える(2) 見えてきた7つのメガトレンド「アフター・コロナ」

 

 

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

 

  ニューノーマルを考える(2)

 

■      今日のおすすめ

   『見えてきた7つのメガトレンド「アフター・コロナ」
      30人の論客が予測する新常態(ニューノーマル)』
        (日経クロステック編 発行:日経BP)

■ パンデミックの歴史を振り返る(はじめに)


 世界の歴史の政治・経済・社会に大きな影響を与えた感染症のパンデミック(世界的流行)について振り返ってみましょう。歴史上パンデミックに至った感染症を病原菌別にみてみると、①新型コロナウィルス(COVID-19)②コロナウィルス(SARS、MARS)③ペスト菌(ペスト・黒死病)④天然痘ウィルス⑤麻疹(はしか)ウィルス⑥チフス菌⑦らい菌(ハンセン氏病)⑧インフルエンザウィルス(スペイン風邪、アジア風、新型インフルエンザ)⑨コレラ菌⑩その他(結核菌、ポリオウィルス、エボラウィルス、フラビウィルス=日本脳炎、マラリア原虫、等々)があります。


 これらの病原菌に基づく感染症はその時代の政治・経済・社会に大きな影響を与えてきましたが、COVID-19以外の感染症の中で最も大きな影響を及ぼした感染症はペストと言われています。


 ペストのパンデミックは、

第一次;AD541-750。その後の東ローマ帝国と神聖ローマ帝国の盛衰の分岐点になったと言われる。

第二次;AD1331-1855。AD1331最初の感染地中国では1億人が死亡し当時の中国の人口半減の要因と言われている。AD1347にイタリアに上陸したペストは、1348年にはヨーロッパ大陸北部まで流行し14世紀末までにはヨーロッパの人口の3分の1乃至は4分の1の約2500万人が死亡したと言われる。19世紀の半ばにかけてはイギリス、北アフリカ、東ヨーロッパ、ロシア、オスマン帝国などで感染が広がる。

第三次;AD1855-1994。AD1855中国で発生が始まったペストは、第二次世界大戦にかけて、香港、アメリカ、メキシコ、インド、東南アジア、南アジア、満州、ロシア、日本(1902-1905)などに広がり、1911年には中国(清)が中心となり国際ペスト会議(英・独・仏・蘭・墺・米・メキシコが参加)が開かれるなど世界的な感染拡大を見る。その後もベトナム戦争(1960)、インド(1994)で大流行する。

 以上3つの大きな波がありました。

 この3つの波の中で、政治・経済・社会の大きな変化をもたらしたのは、第二次の波です。第二次の波は、当時の産業の中心であった農業の担い手である農民の死亡者を多く出し、農民の地位が上がると同時に封建領主の地位の低下を招き封建制度が崩壊します。もう一つの権力であった教皇をトップとする教会もペストには全くの無力でした。聖職者自身がペストに罹る等権威が失墜したのです。こうして2つの権力である教会・領主の権力失墜が新たな社会をもたらしたと言われています。新たな社会とはルネッサンスと資本主義、更には宗教改革でした。

 ルネッサンスは、勿論ペスト以外の要因もありますが、中世の教会の支配と決別し人間を解放・再生する運動として生まれ、封建領主に変わる富裕商人がバックボーンとなり発展したと言われています。

 資本主義については、封建社会では領主の所有する土地で農作物を作り皆で分けて生活をしていましたが、ペストによる労働力不足から体制を維持できなくなり、土地の所有者から土地を借りた意欲ある農業事業者が生産性を高め発展する社会へと移行し、そのことが資本主義に繋がる一つの要因となったと言われています。

 宗教改革については、中世を支配したローマ教会の権威がペストで失墜し、もう一度原点に返ってキリスト教の信仰を確認してみようとしたウィクリフ、フス、ルター,ツヴィングリ、カルヴァンの一連の流れの宗教改革に繋がったと言われています。

 パンデミックが政治・経済・社会に大きな影響を与えて来た歴史を見てきましたが、死者数は少ないものの、感染者の地域の広がりという点では類を見ないCOVID-19のアフターはどうなるのでしょう。まだまだ終息していない時点で、先の見通しは難しいですが次項で紹介本の「見えてきた7つのメガトレンド」をご紹介しましょう。

 

 

■ アフター・コロナの『見えてきた「7つのメガトレンド」』


【「7つのメガトレンド」とは】

 紹介本が示す「7つのメガトレンド」は次の通りです。①分散型都市(都市への人口集中の課題が浮き彫りに/分散型のコミュニティーの取り組みが世界中で起こる)②ヒューマントレサビリティ―(中国的な「監視社会」型ではなく、「公益性と個人情報法保護」の双方を充足出来る新たな価値を生むシステムが出現する)③ニュー・リアリティー(オンラインは最早バーチャルではない/ WEB会議、無人コールセンタ、在宅での監査業務、オンライン診療などリアルの価値の再定義が進む)④職住融合(オフィスは執務の場からコミュニケーションの場へ/住宅は「DK」⇒「L〈living〉DK」⇒「W〈working〉LDK」へ)⑤コンタクトレス・テック(様々な非接触を実現するテクノロジーの出現・発展)⑥デジタル・レンディング(一定のAIデータに基づくデジタル融資の進展/日本・世界でのデジタル通貨の進展)⑦フルーガル・イノベーション(速さと非対面が求められる安価で高機能の製品・システムの開発が進む/その例として、安価でスピーディーに生産できる簡易型人工呼吸器、物流や小売りなどにICTの取込み、ライブ配信による商品販売など)の7つです。


 この7つのトレンドで私が最も注目するトレンド「コンタクトレッス・テック」について次に記します。その他のトレンドについても注目すべき点があります。是非紹介本をお読み下さい。


【最も注目したいトレンド「コンタクトレッス・テック」】

 パンデミックの歴史で見ましたペストは、1984年の北里柴三郎によるウィルス菌の発見、抗血清による治療法が発見まで、14世紀初めの第二次パンデミックの始まりから1960年のベトナム戦争のパンデミックまでの6世紀の間に、2~3年置き或いは数十年置きに世界各地でパンデミックが発生しています。COVID-19も、たとえワクチンが発見・接種されても、COVID-19ウィルスの変異や新たな感染症ウィルスの発生等を考えると感染症対応は恒久的に必要と思われます。

 その意味においては、アフター・コロナのトレンドは一時的ではなく恒久的なものと考えるべきと思われます。「コンタクトレッス・テック」も現時点で出現しているものに止まらず、今後一層の進展・発展が計られると思われます。ここでは紹介本で示されている数十の事例の中から特徴的なものを見てみましょう。そこから将来の発展形を予想して頂ければと思います。

 ビフォー・コロナ、ウイズ・コロナにおいて既に出現している、「ドローンの活用/アバターロボットの活用/自動荷運び車の活用」や「公共空間におけるエレベーターやディスプレイのタッチレスパネル」などは今後もさらに活用の場が広がるでしょう。

 5Gの進展と並行して「ビデオ会議/建機などの遠隔操作/オンライン診療」等の機能の充実や利用機会の拡大が進むでしょう。

 殺菌効果があり身体に安全な深紫外(DUV)LED照明が数年後実用化の見通しとされます。深紫外(DUV)LED照明は航空機などの公共交通機関への応用も期待されます。

 この様に今までとは異なる社会価値(ノン・リアル、タッチレス、タッチレス殺菌)の再認識・発見とそれに伴う様々な技術のステップアップが期待されます。

 P・F・ドラッカーの『企業家精神の知的基盤というべきイノベーションのノウハウは、変化にかかわるノウハウである』(イノベーションと企業家精神)にある「変化にかかわるノウハウに基づくイノベーション」のチャンスではないでしょうか。

 

 

■ アフター・コロナを前向きにとらえよう(むすび)


 パンデミックの歴史で見ましたように、厳しいペストの第二次パンデミックの後に新しい時代が展開しました。アフター・コロナの先は未だ予測できませんが、間違いなく新たな時代が開けるのではないでしょうか。そんな希望をもって、目の前のリスクに迅速に対応しつつ、時代の変化に俊敏に対応する経営革新の道を歩もうではありませんか。

 

 

 

【酒井 闊 先生 プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm

  http://sakai-gm.jp/

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

 

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 経営コンサルタントを目指す人の60%が見るというサイトです。経営コンサルタント歴40年余の経験から、経営コンサルタントのプロにも役に立つ情報を提供しています。

 

 

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