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■【心 de 経営】 経営四字熟語014 ■ 韓信匍匐 仲間内の恥は将来のため 014

2020-09-18 14:38:20 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

■【心 de 経営】 経営四字熟語014 ■ 韓信匍匐 仲間内の恥は将来のため 014

 

本

■ 示唆の多い経営四字熟語

 四字熟語には、いろいろな示唆がありますので、経営やコンサルティングを学ぶという視点で連載をします。

 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくだけではなく、幅広い内容を持っています。
 読み方を変えますと、別なものが見えてきます。それを経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営やコンサルティングに直結する示唆の多いことに気がつきました。 単に、四字熟語の意味を知るだけではなく、経営士・コンサルタントの視点から感じ取ったことをご紹介します。

 

■ 韓信匍匐(かんしんほふく) 仲間内の恥は将来のため 014


 史記に、漢の名将として名高い韓信の話が掲載されています。若い頃に街中で無頼漢に絡まれ、股の下をくぐったことがあります。

 侮辱に良く耐えた韓信は、後に漢の劉邦に仕え、数々の戦いに勝利して、劉邦を助けた人です。このように大出世をした韓信の故事にちなんで韓信匍匐(かんしんほふく)という言葉が生まれました。

 このことから、韓信匍匐というのは「大きな目的を持つ人は、ひとときの恥を忍んで耐える」という教えです。「一時の恥を惜しむことは一生の恥である」と子供の頃に教えられました。

 ちなみに「匍匐膝行(ほふくしっこう)」という言葉があります。

 韓信匍匐とは全然意味が異なりますが、むかし中国では、「貴人の前で、腹ばうようにして膝で進退する(広辞苑)」という動作があります。それが、後に日本にも入ってきました。戦争用語に「匍匐前進」という言葉がありますが、同じ「匍匐」という言葉から来ていることは想像できます。

 特定非営利活動法人・日本経営士協会に「知修塾」という研修会があります。そこでは、知識の修得と共に、経営士・コンサルタントに不可欠な表現力養成をあわせて行っています。

 経験の浅い経営士・コンサルタントが、自分の研究をプレゼンテーション・ソフトを使って発表します。内容だけではなく講師としての話方やストーリー作りなどの善し悪しを出席者がコメントしあいます。

 仲間内の恥は、経営士・コンサルタントとしての飛躍の肥料となるユニークな研修です。

 

 

■ バックナンバー

 これまでの経営四字熟語のバックナンバーをブログで見られるようにしました。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi-kyokai/c/519a7840abf5dcf643227ecff6b01cef

 

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■【きょうの人】 0918 芹沢 鴨  新撰組初代筆頭局長

2020-09-18 08:46:00 | 【話材】 きょうの人09月

■【きょうの人】 0918 芹沢 鴨  新撰組初代筆頭局長

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 芹沢 鴨  新撰組初代筆頭局長


 せりざわ かも、芹澤 鴨
 天保3年(1832年)? - 文久3年9月16日(1863年10月28日)もしくは9月18日(10月30日)

 幕末の水戸藩浪士で壬生浪士、すなわち新選組の初代筆頭局長です。

 前名は、下村嗣次(継次、嗣司、嗣治とも)といわれています。諱は、光幹で、本姓は桓武平氏繁盛流大掾氏とされていますが、実際は出自、出生年に諸説があり、確定されていません。

 江戸で結成された浪士組に新見錦・平山五郎・野口健司・平間重助等を伴い参加し、六番組小頭に任命されました。

 芹沢らは、八木邸を屯所として(後に前川家と南部家にも寄宿)、この前後より「壬生浪士」と称され始めました。

 その際、内部抗争が起き、暗殺され、仲間も離脱しますと、壬生浪士は、芹沢派と近藤派が牛耳ることになりました。

 内部抗争が激化し、大坂町奉行所与力・内山彦次郎がこれを問題にして近藤を怒らせ、のちに新選組により暗殺されました。

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。

 

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■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-6 情報の切り売りコンサルティング

2020-09-18 05:46:00 | 【経営】 コンサルタントの選び方

■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】7-6 情報の切り売りコンサルティング

 経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。

 何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。

 経営者・管理職向けですが、裏を返しますと、経営コンサルタントや士業の先生にも参考となると信じます。

本

■7-6 情報の切り売りコンサルティング

 

 「信頼できる経営コンサルタント」については、経営コンサルタント志望者向けのサイトにも既述してあります。そちらも合わせてご覧ください。 
  経営コンサルタントへの道
     http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm


 経営者と自分との、知識や情報の差を利用して、それらを切り売りしているだけのコンサルタントも中にはいます。

 コンサルタント業が職業として形となり始めた20世紀初頭には、このような知識・情報格差を利用してコンサルティングができた時代もあります。

 しかし、今日のように情報が氾濫している時代には、知識・情報格差だけでは、企業がコンサルティングを受ける価値が薄いのです。

 プロ経営コンサルタントは、自分自身の専門分野を明確に持っていて、その専門性の高さは高邁です。

 それだけではなく、周辺の知識・情報や経験の豊富さ、底辺の裾野の広さは、「能ある鷹は爪を隠す」ごとく、それらをひけらかすことをしません。

 自分は何でも知っている、いろいろな企業で実績を上げている、というようなことを公言したり、既述のように大企業名を並べるようにして固有名詞を不用意に口にしたりするコンサルタントには注意をしましょう。

 

■ バックナンバー

 このシリーズのバックナンバー(←クリック)をご覧いただけます。

 また、ウェブサイトでもご覧いただけます。

 

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