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■【あたりまえ経営のすすめ】2部 管理編3-50 PDCAの「D:実行(Do)」 自己管理の重要性

2023-05-16 13:54:48 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<管理編>

■【あたりまえ経営のすすめ】2部 管理編3-50 PDCAの「D:実行(Do)」 自己管理の重要性

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 管理職も、“真”のプロ管理職にならなければなりません。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 エセプロの多くは、「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを軽視しています。

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人もいるほどです。

 では、「あたり前」とは、なんでしょうか?

 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないですね。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 1970年代から、半世紀近くの経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■ 2部 【管理編】 プロの管理職のあり方

 本シリーズは、経営士・コンサルタントなどの経営専門業・士業の先生方を対象として、第1部の【経営編】をお送りしてきました。しかし、その内容は、視点を変えれば経営者・管理職のためのお話でもあります。ビジネス界においては、フレキシブルな視点の持ち方をできる人が高く評価されるのです。

 筆者は、経営コンサルタントという仕事柄、しばしば管理職研修も実施してきました。その時に、必ずといって問うことは、「管理とは何でしょうか?」ということです。

 管理職の皆さんは、よく勉強していて、私より立派な回答が返ってきます。

 「では、それをどの様に実務に活かしていらっしゃいますか」と問いますと、期待するような回答が返ってきません。

 難しいことを勉強しすぎているのではないでしょうか。知識と実務が乖離していますと、せっかくの知識が知恵として活かせません。

 管理職として、「あたりまえ」なことが、実務で行われているのかどうか、謙虚に自分自身を見ることも大切なのではないでしょうか。

 管理職は、「管理とは何か」「温かい管理」を正しく理解しなければ、部下からも、上司からも、社会からも正しく評価されません。

  温かい管理とは  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/8b7833c2ebc019660a3813e9dedbf92f

 ここでは、管理職なら誰もが知っているようなことを整理してみました。

 知識としてはご存知のことでしょうが、それを実務に活かすにはどうしたらよいのかを考えてくださる契機となると幸いです。

 

■ 第2部3章 【管理編】 プロの管理職のための”新たな”PDCAと活用法 

 これまで第2章として、ホンモノのリーダーシップについてお話して参りました。

 そのリーダーシップと不可分にあるのがPDCAです。

 「いまさら、PDCAについて学ぼうとする人間なんていないよ」
 「もう、PDCAは古い!」

 このような声を聞くような時代になりました。それほど、PDCAが言い古されてきているのです。しかし、本当にPDCAが実行されているのでしょうか。そして、PDCAの効果が出ているのでしょうか。

 多くの方が、知識として知っていても、実行に移せていない人が多いのが「PDCA」です。

 一方で、「PDCAを常に意識しています」、という人もいます。ところが、本当にPDCAにより効果を上げられているのでしょうか?大半の方が、「効果を上げている”つもり”」であって、実際には、PDCAが適正に実行されていないがために、機会損失を起こしているのです。

 正しいPDCAとは何か?
 正しいPDCAの使い方とは?

 謙虚に、再度、PDCAに取り組んでみては如何でしょうか。あなたのPDCAとは違ったPDCAがあるかもしれません。

■ 3-50 PDCAの「D:実行(Do)」 自己管理の重要性

 温かい管理の「P:計画(Plan)」についてみてきました。それに基づいて、どの様に「D:実行(Do)」を進めてゆくのかについて見て行きましょう。

 PDCAの「D:実行(Do)」は、上位概念のPDCAのDにあたるPDCAの中の「D:実行(Do)」であることは、「伸縮PDCA」の項でご紹介しています。
 「D:実行(Do)」は、「共通目標・共通認識」を意識して立案されました月度計画書に基づいて、「共通行動」を起こすことです。
 営業パーソンの場合には、他の社員と異なる点が「自由裁量」による、管理職のいない場での活動が中心です。すなわち、自己管理が重視されるわけです。
 それだけに、「P:計画(Plan)」は重要で、管理職や関係者との事前打ち合わせや準備が重要なのです。その「P:計画(Plan)」に基づいて、行動をするのですが、顧客を相手にしたり、交通事情など、外的要因も絡んで来て予定通りはかどらなかったりして、微調整が必要です。
 別項でご紹介していますように、「PDCA+s/a」の考え方を取り入れて、「D:実行(Do)」の途中で微調整を計ることになるのです。

 多くのビジネス・パーソンの仕事は非定型な業務ですが、マクロ的に見ますと定型的な行動様式になっていることが多いです。それを定型化して、「行動基準」という形でルール化しますと、「D:実行(Do)」の効率が上がります。とりわけ、経験の浅い人には効果的です。
 ある会社の例ですが、
  ◇ 始業15分前には着席し、顧客からの電話対応ができるようにする
  ◇ 緊急性の高いメールの対応をする
  ◇ 訪問予定先を、共通の「行動予定表」に記入する
  ◇ 訪問予定先別に、必要な準備ができているかどうかを確認する
  ◇ 小物を含め、必要な持ち物が揃っているかどうかを確認する
  ◇ 9時15分には、訪問先に向かって出発する
というようになっています。
 一見しますと新入社員向けの教科書のようですが、特別なことがない限り、ダラダラと社内で作業をしている営業パーソンは、この企業では皆無になりました。ちなみに、この企業では「あたり前のことが、あたり前にできる」ということを基本行動規範の中で謳っています。

【 注 】 PDCA詳細情報

「ロジカル・シンキングがよくわかる本」(今井信行著 秀和システム刊 1,760円)の第3章5節で詳しく説明しています。

ご購入は書店または下記よりamazonで

https://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E5%85%A5%E9%96%80%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%8C%E3%82%88%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%9C%AC-%E4%BB%8A%E4%BA%95%E4%BF%A1%E8%A1%8C/dp/4798068896/ref=sr_1_4?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E4%BB%8A%E4%BA%95%E4%BF%A1%E8%A1%8C&qid=1679879669&s=books&sr=1-4

 

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【ロジカル・シンキングがよく身につく】 6-7-206 第二章 ロジカル・シンキングの思考手法 論理思考に必須の思考手法 階層思考・過程思考・枠組み思考 リスキリング・ミニ講座

2023-05-16 08:26:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<思考法編>

  【ロジカル・シンキングがよく身につく】 6-7-206 第二章 ロジカル・シンキングの思考手法 論理思考に必須の思考手法 階層思考・過程思考・枠組み思考 リスキリング・ミニ講座


「筋の通った人生を送るためのリスキリング」


 この度、日本人の多くが不得意としている論理思考力体得のための書籍「ロジカル・シンキングがよくわかる本」を、新規書籍に匹敵するくらい大幅改訂をして上梓することになりました。


 ロジカル・シンキングを身に付けて、筋の通った思考をし、説得力ある表現力を身に付け、一歩上の人生を歩んでいただくことを祈念して、本書のご紹介をして参ります。


 



 


■7-2 第二章 ロジカル・シンキングの思考手法



 「ロジカル・シンキング」というと難しく感じるかもしれませんが、ビジネスパーソンの皆さんは、すでに何らかのかたちでロジカル・シンキングを使っているはずです。それを更に深めて行くには、自己流では限界があります。



■7-206 第二章 ロジカル・シンキングの思考手法 論理思考に必須の思考手法 階層思考・過程思考・枠組み思考


  第2章 ロジカル・シンキングの思考手法
  2-1 思考手法 発散・収束思考
  2-2 思考手法 演繹・帰納思考
  2-3 思考手法 因果関係
  2-4 思考手法 仮説思考法
  2-5 思考手法 原理・原則主義と選択肢思考(オプション思考)
  2-6 思考手法 階層思考•過程思考•枠組み思考



 第二章は、ロジカルシンキングの3つの基本の❷「論理手法」として「ロジカル・シンキングの思考手法」というタイトルで、ロジカル・シンキングをどの様なアプローチで行うかという方法をお話しています。


 第二章6節では、「思考手法 原理・原則主義と選択肢思考(オプション思考)」と題して、種好手法についてお話します。
 ここで紹介する思考方法は、論理思考に不可欠なものです。第3章で説明するロジカル・シンキング・ツールと連携して使います。前節の「選択肢思考」が横方向の思考であるのに対し、階層思考と過程思考は縦方向の思考手法です。枠組み思考は、先人の知恵を論理思考に活かせる思考方法です。


 最初にご紹介するのは、「階層(ヒエラルキー)思考」です。「階層」というのは、企業の組織形態を連想しますとわかりやすいでしょう。多くの企業で、会長・社長をトップとして、その下に取締役がいて、部長や課長などの管理職や、その下の監督層の業務を担う人がいます。大半は、社員といわれる人達です。
 企業の組織体系は、一般的にはピラミッド型をしています。階層思考というのも同様で、大きな外転を細分化してゆく思考方法です。「思考を掘り下げる」という言い方をしばしばします。
 2番目に紹介するのは「過程(プロセス/フロー)思考」です。時間の経過のように、流れに乗っ取り変化をしていくように、思考を時間やものの移動、業務フローのように流れていくやり方と同様に、それに合わせて思考をしていく方法です。
 3番目は「枠組み(フレームワーク)思考」です。思考をするときに、何から思考を始めたらよいのか漠然としてしまいます。それをある形を前提に思考してゆきますと、思考を展開しやすくなります。例えば、SWOT分析表は、代表的なフレームです。


 本節では、思考をしやすくすることを目的として、どの様な思考方法があるのかをご紹介しています。詳しくは、本書をご参照くださると幸いです。


■自己変革体験をベースにしたロジカル・シンキング書

 ビジネスに役立つ論理的思考法「ロジカル・シンキング」が図解でよくわかる入門書です。2006年に本書初版を出版してから3回の大きな改訂を含む改訂を繰り返してきたロングセラー・ビジネス書の紹介です。


 これまでは、本書出版の経緯と、類似他書外床が異なるかについてお話してきました。
 ここからは「論理思考の必要性が高まっている」についてお話してまいります。


■ 本書執筆の契機

 筆者は、必ずしも論理思考力を駆使して、商社マン10年、経営コンサルタント約半世紀を過ごしてきたわけではありません。むしろ、論理思考の必要性を痛感してきました。

 そのために、業務を通して必死に論理思考力を身に付ける努力をしました。努力をしたといいますよりは、努力をせざるを得なかったのです。
 その過程で、ロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングが、論理思考を業務に活かせることを発見しただけではなく、ロジカル・シンキングそのものが論理思考力を身に付けるための強化ツールであることも発見しました。

■ 他書とどこが異なるか

 論理思考に関する書籍はコーナーがひとつできるほど、いろいろな書籍が出ています。ロジカル・シンキングは、その中でも比重が非常に高く、従って既刊書の数も他の分類よりも多くなっています。


  はじめに


   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/692dfe619907f019f9a684c1add0698f

 本書は、大きく、次の5つの点で他書と異なっているといえます。

 ①論理思考を不得意としている者が執筆している


   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a2aa5c16f1b08723ddf21c8a752259fe



 ②講演・執筆実績から内容が進化し続けている


   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/acb4602f301f23a95cbbe7e6ded381d0


 ③筆者自身の思考力養成体験から執筆している


   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/5050541b16a5cae084f732d87fc44b5e


 ④ハウツー本+トレーニングブックという性格を持っている


   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/dc36796bde9414e31b8fc27090b6fb57


 ロジカル・シンキングだけではなくコミュニケーション力も重視


   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/e6d3d4bb4f9f347885f339deef1111bc


■ 本書の内容

 本書の目次は、下記のようになっています。
  第1章 ロジカル・シンキングの基本と本質
  第2章 ロジカル・シンキングの思考手法
  第3章 ロジカル・シンキングで活用する便利なツール
  第4章 ちょっと高度なツールでロジカル・シンキングに挑戦
  第5章 ロジカル・シンキングによるニーズ把握
  第6章 ロジカル・コミュニケーションで理解を得る

 本書第1章から2章までは、論理思考力を高めるために、ロジカル・シンキングに不可欠な基本的知識を応用力として活かすには、なにが基本で、どの様な思考手法を「体得」したら良いのかという観点を重視しました。

 第3章では、ロジカル・シンキングを行う場合に必要なツールについて、どのようなツールがあり、それをどのように使ったらより効果を上げられるのか、利用面からの分類と特質を詳説しています。

 第4章以降は、ロジカル・シンキングを実務にどの様に活かすか、とりわけコミュニケーションを効果的に進めるには、ロジカル・シンキングを通した論理思考をいかに活かすかという視点で改訂しました。

 本書は、単なる読み物として、あるいは参考書としてのロジカル・シンキングではなく、実務に使いながら、論理思考力を高められるように、「思考しながら体得する」をキーワードにして追補し、改訂しました。


■ 詳細情報・ご注文


 書店でご注文して下さると幸いです。


 アマゾンでも購入できますので、こちらからのご注文でも結構です。


  図解入門ビジネス 最新ロジカル・シンキングがよくわかる本 | 今井信行 |本 | 通販 | Amazon


 

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