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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する05 「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか?

2024-02-13 12:01:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する05 「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか? 191C9
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

5 「ぼろを着てても心は錦」で良いのでしょうか?

 日本の歌に「ぼろは着てても心は錦・・・」というくだりがあります。「清貧」ということを謳っているのですが、それをはき違えている人も多いようです。

 いかに着ている物は貧しくとも、清らかな心を持ち、一所懸命に生きている姿を謳っているのです。

 高価なものでなくても、清潔に洗われているものを著ていて、凜として、自信を持って自分の道を歩む姿は美しくさえあると思います。


 ところが、もし、経営コンサルタントが、刑事コロンボのように、よれよれのコートを着ていたとしたら、そのようなコンサルタントを積極的に迎え入れようという経営者は少ないのではないでしょうか。

「自分の生活が充分にできないような収入の少ないコンサルタントが、企業のコンサルティングをすることができるのだろうか?」と訝る人が大半でしょう。


「第一印象」というのは、重要です。

 第一印象を良くも悪くもすることのひとつが、姿勢です。背筋がピンと伸びて、サササッと歩く姿は、見ていて気持ちが良いです。背中を丸めて、猫背の人と比べると前者の方を好む人が圧倒的に多いのではないでしょうか。

 歩く姿と共に、座っている姿勢も他人からしばしば見られる状況です。

 イスに浅く腰をかけ、脚を組んでいる姿は、「無防備」に見えるだけではなく、だらしなく見えます。時には、「不遜」にさえ見えることがあります。

 机やPCに向かって仕事をするときには、背もたれに背を預けることなく、背筋を伸ばして仕事をするようにしています。

 椅子に座ってから仕事に入るときに、腕の両肘を身体に当てて前方に延ばし、掌を上に向けて、肘と同じ高さにします。この姿勢は、医者が登場するTVドラマなどで、手術に入る直前に医師がこの姿勢を取るシーンをよく見かけると思います。

 これは、「これから仕事に取りかかるぞ」という気持ちを高めることに繋がる、ある種の精神統一効果があることが解っています。この動作をすることにより、自ずと背筋が伸び、姿勢が正されます。

 椅子から立つときも、歩幅を心持ち拡げて、腹筋を使いながら、背筋を伸ばして、すっくと立つと、他から見て、とても健康的に見えます。これができるためには腹筋と背筋が弱いとできませんので、そのための筋トレも必要です。

 歩き出す前に、両足を揃えてから歩き出すと魅力的な姿勢で歩くことができます。膝頭と足を踏み出す方向を一致させると歩容が綺麗です。あまり小股になりすぎず、背筋を伸ばして歩くと、他の人から見て、気持ちよいほど凜として見えます。

 なにも意識しないでいますと、無防備に見えたり、だらしなく見えたりしますので、人の視線を意識することが、姿勢を良くし、健康につながり、評価も高くなります。この善循環を続けたいものです。

 

  (ドアノブ)

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月12日 4 社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない

2024-02-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月12日 4 社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 クリティカル・シンキングe-Learning講座の教材作りも佳境に入りました。

 期限が近くなってきたこともあり、全体を俯瞰的に見直したところ、迷いが出てきてしまいました。

 クリティカル・シンキングとロジカル・シンキングは緊密な関係があります。

 依頼主の既存のロジカル・シンキング講座は入門編のコンテンツのため、それと比較してクリティカル・シンキングへの連続性が弱いのではないかというのが、内容が固まるにつれ、懸念以上にクローズアップされてきたのです。

 受講者にすれば、この会社のロジカル・シンキング講座を受講した後、私のクリティカル・シンキングを受講すると、一挙にハードルが上がってしまうという感覚を持つのではないかという懸念なのです。

 クリティカル・シンキングのレベルを、既存ロジカル・シンキング講座のレベルまで落とすことも視野に入れ、依頼主と相談する予定です。

 このような迷いが、このような段階で出たことはかつてないだけに、自分の迷いが正しいのか、クリティカル・シンキングでチェックする必要がありますね。<笑い>

 

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。

 

■ 04 社会人としての原点を無視して【心 で 経営】はできない

 

 経営者・管理職のように、「人の上に立つ人」、また、経営士・コンサルタントや士業の先生方のように「人にアドバイスをする立場の人」が、社会人としての基本ができていないようでは、自分の仕事を全うすることは難しいでしょう。

 自分では、社会人として一人前であっても、自分自身を鏡に映してみますと、人にはうるさく言っていることが、自分自身で実行していないことに気がつくことがあります。


 新入社員研修のときに、最初に学ぶことのひとつが「あいさつ・挨拶」です。挨拶は、人と顔を合わせたときに軽く会釈をすることから、謝罪をするときに90度頭を下げるまでのいろいろな段階があることを、復習させられます。

「社会人なのに、挨拶をすることから学ぶのか?」と憤慨する人も多いでしょう。

 その様な気持ちで、たとえ、「頭を下げる」という、形だけを作っても、心がこもっていなければ、相手にこちらの気持ちは通じません。それどころか、心がこもっていなければ、「頭を下げているだけ」ということを相手に気取られてしまい、逆効果に繋がってしまう可能性もあります。


 話は変わりますが、「挨拶」という漢字を手書きすることができますか?

 私は、こじつけをすることで、思い出すことができます。

「挨拶」という漢字を、「偏」と「つくり」に分解し、さらに作りを上下に分解します

「挨」は音読みで「あい」ですが、訓読みはありません。そのつくりの上半分の「ム」と、下半分の「矢(ヤ)」とから「ムりやり」、すなわち上が「ム」で、下が「矢」と、無理矢理にこじつけます。

「拶」も訓読みはなく、音読みで「さつ」です。つくりの「くくく」をらりがなの「く」が3つ「くみ」とみなし、「夕」を「た」と読みます。

 ふたつの漢字の偏の「てへん」を「て」と読み、「手(てへん)と手(てへん)を取る」とみなします。

 これを併せて「無理矢理組み体操で手と手を取る」と覚え、字を書くときにそれを思い出すと漢字が書けるようになります。


 私は、30歳代前半で、経営コンサルタントとして独立起業しました。東京の西部に住んでいましたが、クライアントは、都内が中心でしたので、毎日多くの時間をかけて通うための時間がもったいなく、都内に引っ越しました。

 引っ越した先は、知らない人ばかりですが、近所の人に会いますと、挨拶をするようにしました。ところが、挨拶を返してくれる人はほとんどいませんでした。関西の人が「東京の人は冷たい」という気持ちがよく解りました。

 そこで、私は、やや大きめの声で挨拶を続けて来ました。また、「最近引っ越してきました。よろしくお願いします。」という気持ちを込めて挨拶をするようにしました。

 その効果があったのかどうかは解りませんが、昨今では、近隣同士の場合でも、ほとんどの人が挨拶を交わすようになりました。

「挨拶は心を込めて」という祖母の言葉を胸に秘め、社会人になったときにも、それを励行するようにしてきました。

 たとえば上司に対して挨拶をするときに、心の中で「いつもご指導してくださりありがとうございます」と心の中で唱えるようにしました。おそらく自ずと顔が穏やかになっているのだろうと思います。

 もし反対に「いつも人のあらばかりを探す上司め」という気持ちで、笑顔を作って、形だけ丁寧に挨拶をしても、相手には真心が通じず、「あいつは腹の中を読めない男」と上司に見られたかもしれません。

 挨拶というのは、社会人としての基本です。形だけではなく、心を込めて挨拶をすることにより、人生を豊かにしたいと考えています。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 2月13日 ■ 苗字制定記念日 昔の脱格差社会の変化

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

リンカーン誕生日と故安倍元首相 212

 

 リンカーンと故安倍元首相とは全然関係ないように見えます。

 アメリカ訪問で、トランプ元大統領との蜜月会談を終え、得意になって凱旋しました。

 その安倍さんですが、ローマ字で書きますと「Abe」となります。

 一方、リンカーンのファーストネームをご存知ですか。

 Abraham Lincoln すなわち「Abraham」を日本語表記しますと「アブラハム」です。

 ファーストネームから、彼の愛称は「エイブ」でした。

 エイブは「Abe」とスペリングされます。

 安倍さんも「 Prime Minister Abe」となりますので、リンカーンの愛称と同じスペリングになり、得意満面でしたね。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/5aebcfd90e8d22c502e5f016ea499757

 戦後最長政権でしたが、非業の最期を遂げられました。

 

【経営コンサルタントの独り言】

 

 もう、十数年前になります。

 渋沢論語のCDを毎日かけて通勤していた女性社長がいます。

 40年近くも会社経営を続けています。

 渋沢栄一から得たものがあるのでしょうね。

 

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー
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