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■【心 de 経営】『書話力』を高める ストーリー作り 7201 準備なくして〃話〃は成り立たない

2025-03-13 11:16:47 | 【専門業】 プロの表現力

  ■【心 de 経営】『書話力』を高める ストーリー作り  7201 準備なくして〃話〃は成り立たない 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-720 ストーリー作り
 〃話のネタ〃が決まったら、どの様な主旨で、何を目的とした文書作成なのかを明確にし、それを、どの様な流れで記述していくのかを決めます。
 この〃話の流れ〃を〃ストーリー作り〃といいます。

  ■7201 準備なくして〃話〃は成り立たない
 製造現場では、「段取り」ということの重要性が繰り返し叫ばれます。
 段取りとは、物事を行う際の順序や手順をあらかじめ再確認し、その手順に従って作業がスムーズに運ぶように準備することを指します。これは、製造現場だけではなく、日常生活におきましても、何かをスムーズにスムーズに進めるためには、事前の段取りが肝要です。
 段取りの良し悪しは、生産性に大きな影響を及ぼします。これから進める作業は、品質や納期、日常生活であれば仕上がり具合やスケジュールなどに影響します。企業の場合であれば、信頼度の向上や競争力強化にもつながります。
 製造業では、「段取り八分、仕事二分」といわれますが、物事がスムーズに運び、良い結果に結びつくかどうかは、段取りで80%が決まるとさえいわれているのです。

 有名な話ですので、ご存知の方も多いと思いますが、能弁家でも知られるイギリスの故チャーチル首相は、自分の演説の準備を大切にした人として知られています。彼は、演説が予定されますと、数力月も前から準備を始めたといわれています。
 しかも、演説の前には、家族を前にして、リハーサルを行ったそうです。その上、家族からの辛口のコメントを求めたといいます。あのような偉人であり、能弁家であっても、このような人間くさいことをしたのかと思いますと、何か感じるところがあります。
 それを考えますと、私のような凡人には、能弁なチャーチル首相以上に事前準備が必要なことであるわけです。別項にも記述していますが、たとえばパワーポイントを使う場合には、できる限りアニメーション機能を使います。それが、私のような話し下手の者に取っては大きな手助けになるからです。それを確認しながら、リハーサルを繰り返します。本番を「1」としたら準備が3くらいになるでしょうか。

 どんなに小さな家でありましても、メーカーが作る簡単な機器でありましても、設計図を書くことが一般的でしょう。書いたり、話したりするのも、これと通じるものがあり、そのためには、まえもって、話の〃設計図〃を用意すべきでしょう。
 私も何十冊もの本を書いてきていますので、その経験では、設計図ができていますと、原稿がスムーズに書けます。また、書いているうちに〃設計図〃の問題点が見つかったり、変更したりすることもありますが、その時に、全体を俯瞰的に見ることがあります。その時に、どこで、どの様な影響が出て来るのか、全体が見えますので、その予測も付きます。それにより全体の品質向上にも繋げられるのです。
 たとえば、何に重点をおくのか、全体の中で、その重点に関する事項は、どのくらいの比率で盛り込んだら全体のバランスが崩れないかなどがわかります。
 書いている途中で、順序を変更することにより、訴求効果を高めることができることを、〃設計図〃を俯瞰的に見ることによって発見することもあります。本を一冊書き上げるには、数か月かかるのが一般的で、その間には、思考が途切れて、全体の流れが掴みきれなくなることがあります。その時には、同じ内容を重複して、別項で書いてしまったりすることもあります。〃設計図〃を見ることにより、重複であることに気がつきます。
 時には、論点がずれたり、矛盾したりすることも起こりかねません。話の流れが、当初の計画とは異なる方向に流されていることもあります。これらの問題に気づきをあたえてくれるのが〃設計図〃なのです。書話では、設計図を書くことを「ストーリー作り」と私はいっています。
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月12日 ◇奈良二月堂お水取り ◇長崎・壱岐で小さなバス旅 

2025-03-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月12日 ◇奈良二月堂お水取り ◇長崎・壱岐で小さなバス旅   

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

3月12日

 所用があって基礎の方に行く機会がありました。

 ついでに、何十年かぶりの妻籠宿・馬籠宿に寄ってきました。

 以前と大きくは変わっていないのでしょうが、初めてのような気がしました。

 カシャリと撮った写真は、いつになったらアップロードできるやら・・・<笑い>

 

 移動途中の時間があるときに、福岡に行ったときの写真を見たりしました。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 
 長崎県・壱岐 小さなバス旅で船に乗る    

 

 壱岐島(いきのしま)は、九州北方の玄界灘にある南北17km・東西14kmの島である。九州と対馬の中間に位置する。

 周囲には21の属島(有人島4・無人島17)が存在し、まとめて壱岐諸島と呼ぶ。ただし、俗にこの属島をも含めて壱岐島と呼び、壱岐島を壱岐本島と呼ぶこともある。官公庁の定義では「壱岐島」と呼ぶ場合、周囲の属島は含めない。

 現在は長崎県壱岐市の1市体制で、長崎県では島内に壱岐振興局(旧・壱岐支庁、壱岐地方局)を置いている。また、全域が壱岐対馬国定公園に指定されている。 (出典:【Wikipedia】)

  平成25(2013)年6月に、西鉄旅行社のバスハイクで一人旅をしてきました。

 午前9時30分集合ですので、博多駅・福岡銀行前のバス停Eから、博多港第2ターミナルに向かいました。バスは、埠頭近くまで行くルートが、一時間に数本出ているし、埠頭近くまでならさらに本数が多くあります。地下鉄の駅からですと15分くらい歩くのでしょうか。

 あいにくの雨模様でしたが、郷の浦港まで約2時間半の船旅は大きく揺れることもなく、まずまずでした。

 壱岐島は、佐賀県の北にあるのですが、長崎県に属します。島民は、福岡との馴染みが深いそうです。

 

 壱岐島旅行 スナップ写真

  


■【今日のおすすめ】

 プロは、それがコンサルタント・士業であれ、経営者・管理職であり、経営やコンサルティングに関する知識・情報だけが豊かであっても充分とはいえません。
 話し上手な人というのは、情報通です。広い知識・情報の必要性を、経営コンサルタント歴半世紀の経験から痛感しています。お節介焼き精神から、お薦めしたい情報をお届けしています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】

 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》中小企業省力化投資補助事業(一般型)
 中小企業省力化投資補助事業(一般型)の第1回公募の申請様式が公開されました。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250221shoryokuka_kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  二月堂のお水取りの日に偶然奈良に 312

「お水取り」の「おたいまつ」は、写真でご覧になられた方も多いと思います。
 偶然にもお水取りの日に奈良を訪れました。
 雨が降る中、2時間ほど待ちましたが、おたいまつを見ることができました。
 何と幸運なことでしょう。
 しかし、二月堂は、東大寺にある古い建物ですので、火をたくさん使って大丈夫なのかとハラハラしました。 

 

 

 お水取り(おみずとり)は、東大寺二月堂で行われる、修二会という法会の中の行事のひとつです。3月12日深夜に、二月堂前に立つ閼加井屋(あかいや)に、お水を汲みに行くことからこの通称で呼ばれるようになりました。
 仏様の前で罪過を懺悔すること(悔過)であり、キリスト教の「懺悔」に似たところがあるのでしょうか。

 修二会は、3月1日から14日までおこなわれます。その間、心身を清めた僧(練行衆)が、二月堂の本尊・十一面観音の前で宝号を唱え、荒行(あらぎょう)によって懺悔し、あわせて天下安穏などを祈願してくれます。

 「お水取り」は、修二会の行中の一部に過ぎませんが、印象的ですので「修二会=お水取り」と誤解している人も多いのではないでしょうか。ちなみに「修二会」の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)法要」というそうです。

   カシャリ!一人旅 奈良 東大寺 二月堂 写真 旅 旅行 写真 ぶらり旅 (glomaconj.com)

   http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/nara/nara-toudaiji4.htm

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月13日 ◇書話力「美しい日本語」 ◇紙が薄くなったことによる功罪 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」 自社に即した経営コンサルタントに出遭うには

2025-03-13 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月13日 ◇書話力「美しい日本語」 ◇紙が薄くなったことによる功罪 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-20 自社に即した経営コンサルタントに出遭うには 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 最近『「老いぼれコンサルタントの日記」拝見していますが、先生の博識に改めて驚いています。これからも何が出てくるか楽しみです。』というようなコメントを時々いただけるようになりました。

 目を通してくださるだけでもありがたいのですが、その上、お褒めの言葉までいただけるなんて、たとえそれがリップサービスであっても、「老いぼれコンサルタントの日記」を書き続けてきて良かったと思っています。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 2 信頼できる経営コンサルタントの見分け方

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。

 ここ第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」というテーマでお話します。

 残念ながら、世の中には、悪徳コンサルタントといわれる人もいます。

 また、この人を信頼してよいのだろうかどうかの判定も難しいことです。

 そのような経営者・管理職の皆様に、少しでも参考となればと考えてお届けします。

 コンサルタント・士業の先生方は、それを裏返して、自分は経営関連の専門家として如何にあるべきかを考えていただきたいと思います。

 すなわち、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部2章 20 自社に即した経営コンサルタントに出遭うには

 

 経営コンサルタントを利用する目的も決まり、活用法を理解できても、自社に最適な系コンサルタントに出すのは、そう簡単に実現できるわけではありません。
 既述の通り、経営コンサルタントと言いましても、残念ながらピンからキリまで、いろいろな先生がいらっしゃいます。中には、コンサルタントといいながら、その実績もない先生もいますし、中には信頼できない「自称コンサルタント」という偽コンサルタントもいます。
 日本には、何万人にもコンサルタントがいる中で、どのように自社に最適な経営コンサルタントを探したらよいでしょうか、そのポイントを整理しました。

 一般の企業で「経営コンサルタントが自分の会社に入ってきた」というときに、役員や上級管理職、時には労働組合なども、ある種の不安感を抱くようです。
 「これから何が起こるのだろうか」「自分は外部の人にどのように評価をされるのだろうか。追い出されたり、降格になったりすることはないのだろうか」「仕事がやりづらくはならないだろうか」など否定的な感じを持ち、経営コンサルタントに対して警戒感を持つことがしばしばあります。
 筆者は、新しい顧問先で初めて挨拶をするときに「経営コンサルタントは、社長のためだけにあるのではなく、皆様の会社を皆様と一緒によくしていくためにいるのです。皆さんの会社や業界のことは、私より皆さんの方がよく知っています。一方で、私はいろいろな企業の、いろいろな問題にぶつかってきましたので、それを皆さんの会社で活用していただきながら、皆さんと一緒にやって行きます」と言うようにしています。
 経営コンサルタントは、経営者におもね、経営者の提灯持ちに成り下がってはいけないのです。企業全体が良くなるためには、時として経営者の考え方を否定することもあります。
 自分の考え方を押しつけるだけでは、経営者からだけではなく多くの管理職や社員からも反感を買いかねません。
 信頼できる経営コンサルタントは、まず、経営者がなぜ仕事を依頼してきたのか、目的と意図を充分に理解し、それをベースにしますがそれをそのまま鵜呑みにはしません。経営判断の基本となる経営理念や社是・社訓などとその背景を充分理解しようとします。
 どんなに業績の良い企業でも、必ず問題点や課題を抱えています。顕在的な問題・課題だけではなく潜在的なものも明確にし、企業として不足している部分をどのように補っていくかの方針を明確に立てます。
 短所だけで長所が全然ない企業もないでしょう。長所・強みをどちらの方向に、どのように伸ばして行ったら良いのかも明確にし、それを実現していく手伝いをしてくれるのです。
 

<次号に続く>

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【今日のおすすめ】

 多くのビジネスパーソンが、書く力・話す力の不足を実感しているようです。
 書く能力と話す能力とは異なります。
 しかし、両者に共通している何かがあるように思えるのです。
 両者に共通している能力、異なる能力、思い立つままに書き綴っています。
 これが「美しい日本語」に通じると考えます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 3月14日 ■ ホワイトデー■ 計画停電 【今日の写真】早春の京都 詩仙堂  一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。


   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 紙が薄くなったことによる功罪 313

 

 最近ティッシュの箱が小さくなったことに気づいていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。そのために輸送コストを削減することができているそうです。

 なぜ、コンパクトにすることができたのかはあまり話題になりませんが、紙を薄くしても強度にあまり影響しないことが理由のひとつです。薄くても強度を保てる技術の向上に追うところが大きいのでしょう。

 ところが、2枚一組が薄くなったこともあり、たとえば水をこぼしてしまったようなときに、緊急で拭おうとしますと、以前よりたくさんのティッシュを必要とするようになりました。鼻をかむなど、用途によっては複数組を要すようになってしまったのです。

 また、あまり気づいていないのがティッシュのサイズです。これが小さくなったのです。

 ティッシュのサイズは、かつてはJIS規格で決められていましたが、許容範囲が広く、メーカーにより差異がありました。また、サイズが大まかに2種、ボックス型とポケットティッシュとがありました。

 昨今では、旧JIS規格の下限サイズを基準にメーカー同士で歩調を合わせているようで、かつてのサイズより一回り小さくなっています。


 トイレットペーパーも、多くの市販品の厚さが薄くなっています。こちらは紙すきの技術に負うところが大きそうです。

 髪を薄くするだけではなく、伸張度が強化されているので引っ張る力に強くなりました。その特性を利用して、固く巻くことにより、1ロールにたくさんの紙を巻いても、最終商品としての直径は変わらないことから、最近は長尺巻のトイレットペーパーも出てきました。従来の1.5倍の長さを巻くことができるようになりました。

 中には4倍巻というトイレットペーパーもあります。交換の回数が少なくなりますので、とりわけ業務用としては、利用するメリットが大きいと言えます。

 トイレットペーパーと技術的にはロール状するという共通点のある製紙法の新聞用紙も紙を薄くすることができるようになりました。輸送コスト軽減だけではなく、軽量化、コンパクト化されますので、新聞配達をする人の負荷も減るというメリットがあります。

 一方で、高齢化しますと手指に脂が少なくなるために、新聞紙を確実にめくることが困難になってきました。指を舌で舐めてページをめくる人が増えてきているのではないでしょうか。<笑い>

 同じようなことが牛乳のカートン容器でもいえます。高齢者は握力、とりわけ指先の力が弱くなっていますので、落とさないように必要以上に力を入れて、牛乳容器をギュッと持ってしまいます。そのために容器が潰れ、中味が飛び出してしまうことがあります。

 経済化や効率化も良いのですが、高齢者のことも考慮に入れて欲しいと願っています。

【経営コンサルタントのひとり言】

 日本経営士協会事務所を訪れたときのことです。

 協会の役員のひとりが、来客とM&A関連の話で応対していました。

 中小企業のM&Aの多くは、後継者問題であるので、問題は深刻ですね。

 われわれコンサルタント・士業は、経営に直結するコンサルティング支援だけではなく、後継者育成を並行してやらなければならないということを再認識しました。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

  

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