■【専門業】経営コンサルタント独立起業 5つの要諦2-2 複々線思考と行動
仕事柄、経営士・コンサルタントへの独立起業の相談をしばしば受けます。
最近は、検索サイトで「経営コンサルタント」をキーワードとして検索して、「経営士・コンサルタントへの道」のページから相談に来られる方が多くなりました。
経営士・コンサルタントとして、いきなり独立するのではなく、手順を踏んでから独立起業されることをお薦めしています。
その手順を「5つの要諦」としてまとめてみました。
■2 必要な知識・能力を身につける
経営士・コンサルタントとして、必要な知識や能力はどのようにして習得すべきなのでしょうか。
地道に身につける方法もありますし、あるとっておきの方法もあります。
そのとっておきの方法とはなんでしょうか?
2-2 複々線思考と行動
専門分野は、広く、深いほど結構ですが、独立起業後、始めから「先生」として偉ぶるのではなく「お手伝い」をさせてくださいというような姿勢からスタートしてもよいのではないでしょうか。
そのように考えますと、一般の人より詳しければ、お手伝いをしながら勉強することでなんとかなります。
独立起業後は、自分が専門としている分野に強い経営士・コンサルタントから直接手ほどきを受けながら、自分の仕事を進めれば良いでしょう。
私は「ながら方式」ということをお薦めしています。
「ながら方式」というのは、何かをしながら別なことを並行して行うことであり、われわれの年代の人には、ラジオの深夜放送を機器ながら受験勉強をするという経験をお持ちでしょう。
現代の若者であれば、音楽を聴きながら携帯電話を使うなどということを当たり前のようにしているでしょう。
これとは、少々異なりますが、平素、自分の仕事を続けながら、それと並行して通勤時間を利用したり、週末に資格取得の準備をしたりするという方法もながら方式です。
サラリーマンを続けながら、週末コンサルタントをしている人もいます。
経営士・コンサルタントというのは、複数のクライアントの業務を並行して行います。
すなわち、できる経営士・コンサルタントほど複々線思考ができ、複々線行動ができるのです。
複々線思考・行動ができない人は、それなりの方法論を採らないと経営士・コンサルタントとして成功するのは難しいとも言えます。
では、経営士・コンサルタントに特化した勉強法というのは具体的にはどのような方法があるのでしょうか?
具体的な方法論は、市販されている自己啓発の本などを参考にされると良いでしょう。
本をベースに自分で努力をするとか、通信教育を利用するとか、専門学校に通うなどの方法が紹介されていると思います。
【 注 】
経営コンサルタントを目指す人の60%が閲覧するといいます「経営コンサルタントへの道」というページも併せてご参照くださると幸いです。
■ 経営コンサルタント独立起業5つの要諦 サイトからも閲覧できます。
1. | 自分自身を見つめ直す |
2. | 必要な知識・能力を身につける |
3. | 事業ドメインの明確化と差異化 |
4. | 独立起業の必要資金の準備と予算 |
5. | 事業計画書で自分の考えをまとめる |