■【きょうの人】 0830 国木田 独歩 小説家、詩人 武蔵野は子供の頃の原風景
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■ 国木田 独歩 小説家、詩人 武蔵野は子供の頃の原風景
くにきだ どっぽ
1871年8月30日(明治4年7月15日) - 1908年(明治41年)6月23日)
日本の小説家、詩人、ジャーナリスト、編集者で、千葉県銚子に生まれ、広島県や山口県で幼少期を過ごしました。
幼名を亀吉、後に哲夫と改名し、筆名は独歩の他、孤島生、鏡面生、鉄斧生、九天生、田舎漢、独歩吟客、独歩生などがあります。
田山花袋、柳田國男らと知り合い「独歩吟」を発表しました。詩や小説を書いている中で、次第に小説に専心するようになります。
「武蔵野」「牛肉と馬鈴薯」といった浪漫的な作品の後、「春の鳥」「竹の木戸」などで自然主義文学の先駆とされる作家です。
現在も発刊されています雑誌『婦人画報』の創刊者であり、編集者としての手腕も評価されています。
夏目漱石は、その短編「巡査」を絶賛した他、芥川龍之介も国木田独歩の作品を高く評価していました。
私は、東京の郊外で育ちましたが、独歩の代表作「武蔵野」には、そのころの風景が、この小説の中で描かれているのを実感します。
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