■【きょうの人】 0527 道了(妙覚道了)室町時代前期の曹洞宗・修験道の僧
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■ 道了(妙覚道了) 室町時代前期の曹洞宗・修験道の僧
みょうかくどうりょう
生没不詳
室町時代前期の曹洞宗・修験道の僧で、妙覚は字です。出生地などについては不詳です。道了大権現・道了薩埵・道了大薩埵・道了尊などとも称されます。
1394年(応永元年)曹洞宗の僧了庵慧明が、最乗寺を開創しますと、慧明の弟子でありました道了は、その怪力により寺の創建に助力しました。
師の没後は寺門守護と衆生救済を誓って神通力により小天狗となって空高く消えていったと伝えられ、相州南足柄・曹洞宗最乗寺の守護神として明覚宝殿に祀られています。
道了大菩埵と尊崇され、最乗寺境内に、小天狗の狐に乗った像も祀られています。
関東屈指の霊場の一つとして、庶民の間でも信仰を集めて講が結成されたり、また、江戸の両国などで出開帳が行われたりしました。
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