【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月19日 御師 江戸時代のプロデューサー
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
7月19日(金)
NTT東・西日本が、「104番」の電話番号案内サービスとタウンページ発行を終了する方針で進んでいると報道されました。近年は、インターネットの普及で利用率が下がっていることは想像できます。
案内サービスは、1890年に始まったと言いますから、歴史は長いです。百年後の、1990年からは有料化され、現在は固定電話からかけると、1件66円がかかります。
大きな影響は少ないと考えられますが、時代の流れを感じますね。
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「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・
■御師 江戸時代のプロデューサー
御師(おし、おんし)とは、特定の社寺に所属して、その社寺へ参詣者、信者の為に祈祷、案内をし、参拝・宿泊などの世話をする神職のことです。
本来は「御祈祷師」を略したもので、平安時代のころから神社に所属する社僧を指しました。
それまでは「おし」と読んでいましたが、特に、江戸時代に伊勢神宮関係の御師は「おんし」と読みました。お伊勢参りのガイドブックを作ったり、旅行の企画を提示したりして、現在の旅行代理店的な業務もしていたようです。
江戸時代というのは、「入鉄砲に出女」といって警戒され、旅行が自由にできない時代でした。神仏参りなどは許されていたようです。
当時の江戸庶民は、宵越しの銭は持たない生活をしていましたので、旅行資金を潤沢に持っていたわけではありません。お伊勢参りの希望者を募り、毎日、積み立てをして、選ばれた人から順にお伊勢参りをできるようなアドバイスもしていたようです。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
■【今日は何の日】 7月20日 ■ アポロ11号月面着陸 ■ 恐山大祭
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
■「土用」は、年に何回あるかご存知ですか? 719
「土用(どよう)」というとウナギを連想する人が多いと思います。
ところが、ウナギと関係のない「土用」があるのですね。
それも土用は、一年の内に何度かあります。
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土用とは、五行に由来する暦の雑節の一つです。土用というのは、「ウナギを食べる習慣のある日」と思い込んでいる人が多いですね。
土用というのは、年に4回巡ってきます。立春・立夏・立秋・立冬という「四立」の直前にくる18日間の期間です。しかし、起算日により日数が変動することがあります。
変動する理由は、「土用の入り」の定義が、平気法と定気法で異なるためです。それぞれ節気と同様に、平気法では冬至からの経過日で、定気法では太陽黄経で定められていますので、誤差が出てきてしまうのです。
その間を、昔の暦で、干支(ひのえ)で数えていましたが、土用の期間中にくる丑の日を「土用丑の日」と呼びました。
夏の土用は、立秋直前の期間を指し、その期間の丑の日に鰻を食べるのが慣習として定着しています。
あるうなぎ屋が、夏にウナギが売れないことから平賀源内に相談したところ、土用の丑の日にウナギを大々的に売り出せば良いとアドバイスをし、この慣習を創り出したと言われています。
ちなみには、各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶと記述をしましたが、最後の日は「節分」です。すなわち、節分も年に4回あるのです。
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近年、「土用」と「土曜」の発音の区別ができない人が多いですね。
土用 _ _ /
ど よ う
土曜 _ / \
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天気予報士が、ときどき「熱い雲」と言っています。
予報士だけではなく、アナウンサーですら「厚い」と「熱い」の発音を正しく区別できない人が多いですね。
アナウンサーは、言葉のプロですので、標準語で話して欲しいです。
偉そうなことを申し上げて失礼しました。 m(_ _)m
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■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
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竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。
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1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
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2. 思いは叶うか
3.アメリカ初体験
毎週金曜日正午頃発信
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
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