コンサルタントバンク コンサルタント(プロ・希望者)+ 士業の異業種交流会

コンサルタントバンクは、コンサルタントや士業の先生方の異業種交流会で、無料で登録できる組織です。関連情報をお届けします。

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 3月4日 1 「心づかい」は、なぜ必要なのか

2024-03-05 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 3月4日 1 「心づかい」は、なぜ必要なのか


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 書斎のリフォーム業者が今週半ばから入る予定になっています。


 終活も兼ねて、少しずつ書籍整理をしてきましたが、捨てられない本がまだたくさん残っています。


 中には、ほとんど目を通していない本もありますが、残った人生で必要な本に限定して、決断を続ける必要があります。


 


 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。


 


■ 01 「心づかい」は、なぜ必要なのか


 


 職場でも、地域でも、人間は、一人では生きて行くことは困難です。近年、一人住まいをされている人が増加しているといわれますが、生きて行くためには、他の人と接することを余儀なくされます。


 ところが、以前と比較しますと、他の人と接する機会が減ってきているように思えます。その背景には、ICT技術の高度化に伴い、買い物も娯楽も、その他いろいろなことがスマートフォンやパソコンなど電子端末などを使うことにより目的を達成できるようになりました。


 電車に乗って移動する場合も、昔は、切符売り場の窓口で「どこそこまで」と行き先を告げて切符を買いました。買った切符を改札口の駅員さんに渡して、はさみを入れていただき、それから電車に乗りました。


 ところが現在では、Suicaなど電子カードがあれば、タッチするだけで改札を通ることができ、人と会話を介する必要が無くなってしまっています。


 ネット通販を利用すれば、買い物も人と直接的に接することなく、目的の物が届けられます。


 このように、人と直接接する機会が少なくなったこともあってか、コミュニケーションの苦手な人が多くなっています。その結果、相手に対する思いやりや気配りということの機会が減ってきています。


 それにより、対人関係能力の重要性が低下し、それを行使する機会も減少するために、その能力が低下してしまっているのです。


 その結果、人間関係がギスギスしてしまい、ちょっとしたことでトラブルが発生してしまいます。



 人間は、生まれながらにして社会の一員であるのですから、心づかいという能力を生来持っていると考えます。しかし、それを用いる機会が減少しているために、既述のように、その能力が低下してしまっているといえます。


 たとえば電車の優先席で我が物顔に座ってスマホに興じている人は、目の前に脚の悪い人がいようが、お腹の大きな妊婦さんが立っていようが、それが目に入ってはいるものの、「席を譲る」という意識がないので、席を立つことをしません。


「世の中では、自分一人では生きて行かれない」ということを認識すれば、相手に対する思いやりの心は自然と発生します。


 ちょっとした心づかいで、それができるようになるのです。慣れないうちは、多少の努力が必要になるかもしれませんが、「一日一善」の意識をまずは持ってみてはいかがでしょうか。そのうちに、自分がやっている「一善」は、「善」というより、「社会人として当然のこと」というように変化してくるでしょう。


 心づかいというのは、社会人として当然身に付けておかなければならないことなのです。


 


【ご挨拶】


 【心 de 経営】の、人間関係・コミュニケーションというコンセプトのシリーズは引きつづき、執筆を続けるつもりでいますが、いったん休載します。


 その代替は「徒然なるままに日暮パソコンに向かいて」シリーズを再開する予定でいます。


 吉田兼好の徒然草を、老いぼれコンサルタントの視点で見て参ります。 


 


■【今日は何の日】


  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930


  ■【今日は何の日】 3月5日 ■ スチュワーデスの日 ■ ミスコンの日 ■ 早春の高台寺と桜  一年365日、毎日が何かの日


 


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


 


「風が吹けば桶屋が儲かる」もともとは「箱屋」です 304

 3月4日は、沖縄の楽器である「三線の日」です。

 「三線(さんしん)」は、胴の部分に蛇皮を使っています。
 それに対して三味線は、猫の皮を使うのが良いと聞いていますが、犬など、他の動物の皮を用いることもあるようです。

「風が吹けば桶屋が儲かる」

 風で土ぼこりがあがる
 舞い上がった土ぼこりが目に入ってしまい、盲人が増えてしまう
 盲人は三味線を引く職業に就いていることが多いので三味線を買う
 三味線が売れると猫皮が必要になり、猫が殺される
 猫が減ればネズミが増えてしまう
 たくさんのネズミが桶をかじってしまう
 すると桶が売れて、桶屋が儲かる

 浮世草子に出てくる一節ですが、原作では桶屋ではなく箱屋でした。

【経営コンサルタントのつぶやき】



 三線ではなく、三味線ですが、私の母は、故初代成田雲竹先生の妹弟子一門に属し、名取りでした。
 初代雲竹先生の直筆の書も戴きました。
 津軽三味線の不出の名士として知られています。
 津軽三味線は、バチでたたいて奏でるといいます。
 それが、あの勇壮の演奏に繋がるのですね。
 一門は海外にも渡航し、母も随伴しました。
 三線の日に、フッと数年前に他界した母を思い出しました。


 


(ドアノブ)


 


■【老いぼれコンサルタントのブログ】


 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。



 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17




>> もっと見る



■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■【心で経営】 心づかいが人... | トップ | 【小説風 傘寿】 老いぼれ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」カテゴリの最新記事