元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

前練馬区議会議員小川けいこのホームページはこちら

お騒がせいたしました...(火事だったの)

2008年02月08日 13時02分33秒 | 小川けいこのプライベート日記
昨日の晩は、関係者の皆様大変お騒がせいたしました。そして、ありがとうございました。

 実は昨夜6時55分、私の住んでいるマンションで火災がありました。
 私の住む部屋とは反対側の棟だったのですが、火元でもある住人の方は、残念ながらお亡くなりになりました。新聞にも載ったのでここでも書かせせていただきますが、87歳の一人暮らしの女性の方でした。ご冥福をお祈り申し上げます。

 私が、火災を知ったのは午後7時半頃でしたが、会合に入っていて携帯をマナーモードにしていたため、母と議会事務局の方が再三に渡り、連絡を下さっていたのですが、気がつくのが遅く申し訳なかったです。
 慌てて自宅へと車を走らせたのですが、自宅手前から交通規制がかかっており、
何とかマンションの入口までたどり着いたものの、住人の人数確認作業のため、自宅には入れず、顔見知りの消防署員の方が、

 「だめなんですよ、もうちょっと待って下さい。」

 とおっしゃって申し訳なさそうにされましたが、職務遂行中なので最もだと思い、しばし外で待機。
 私が、申し訳なかったのは、仲間の消防団のみんなが出動してくれているのに、自分がみんなと働けなかったことです。
 しばらくして、部屋に入れたので慌てて消防団の制服に着替え、かなり遅れての出動です。懐中電灯を片手に活動を開始です。
 
 ちなみに、こういった火災の際、消防団員は、分団長をリーダーとして男性は銀色の防火服にヘルメットで消防署の方の指示で現場近くの作業等にあたります。女性は、作業服で、交通整理、被災者の方々のお世話等をします。

 話は戻り昨日は、かなりの台数の消防自動車と消防署員の方々、パトカーと警察の方々が出動され、消防署長もお越しいただいたそうで本当に今日の朝に至るまでお世話になりました。

 また、火事を知った私の知り合い方々は、議長を始め同僚の皆さん、区役所の方々、支援者の方々が、わざわざいらしていただいたり、心配の電話をいただいたりと、本当にありがとうございました。

 ~今回の火災で感じたこと~

・希薄になりつつ今日この頃ですが、近所付き合いはやはり大切
・町会・消防団・民生委員の方等、地域とのかかわり合いはもっと大切
・仕事とはいえ、警察・消防のプロとしての仕事に敬服
・個人情報ばかり先行しているが、一人ぐらし高齢者の方については、福祉関係者にもっと、立ち入り権限を与えるべき(昨日、民生委員の方とつくづく語り合いました)

 以上当たり前のことばかりなのですが、身近で起こると改めて身にしみます。
 そして、火元の方は大変ですが、その周辺の被災者の方々も同様の被害を被ります。昨日も、部屋が水びたしになったり、煙が充満したり、大切なペットが死んでしまったりとお気の毒なことがたくさん起こりました。

 さらに、今回の火事で亡くなられた方は、先ほど申し上げたように、一人ぐらし高齢者の方で、普段な全くと言ってよいほど、ご近所付き合いもなく、民生委員の方が訪ねられても、会うこともされなかったとのことで、周囲でも「どうしたものか」と頭を痛めていたのです。
 日本中どこでも、同じ問題を抱えていると思いますが.....プライバシーと行政責任との狭間の問題です。今後、今まで以上に取り組んでまいりたいと思います。