日本、W杯へ一筋の光…乾&香川のゴールで4得点。大会前最終戦でパラグアイに勝利
先発が変ればここまで試合内容もかわるのか(^_^;) そう思いながらTVを見ていました。
パラグアイとスイスではFIFAランキングも6位と32位ですから、力ではスイスが上ですが日本のFIFAランクは61位なので、取り敢えずは上位チームを破りコロムビアとの初戦に臨むことになりました。
GK川島、DF吉田、槙野、長友、MF本田、MF宇佐美、FW大迫らを外したチームは、スイス戦よりもはるかに動きが良く、岡崎をはじめとして乾貴士(ベティス)、柴崎岳(ヘタフェ)はさすがにスペインリーグ(Leaguer)での実績を試合上で見せてくれましたが、とくにスイス戦で途中出場だった香川真司(ドルトムント)もボールに触れる回数も増えて、チャンスメーカーとして2アシスト1ゴールの活躍は、3敗の憶測を呼んでいたロシアWorld Cupに、一縷の望みを与えてくれたのではないかと思います。
また長友に代わって左SBに入った酒井高徳は、左MFの乾とのボールの受け渡しもスムーズで、トップ下に入った香川と共にチャンスを数多く作ったのが目につきましたが、これがコロンビアやポーランドとなるとそう簡単にはいかないでしょう。
CBの上田、昌子も大きなミスはなく、吉田・槙野よりは良いのではという印象も受けました。
槙野と吉田はこれまでの試合でミスからの失点に絡んでいただけに、鹿島コンビの二人の方が意志の疎通もスムーズだったのでしょうが、いざ本戦となるとDFのスタメン選びは難しいでしょうね。
右SBは遠藤航が前半は入っていましたが、左MF武藤とはいま一つうまく行ったとは言えないでしょう。武藤よりはやはり原口の方がチャンスを多く作れるのかと思いますが、武藤にはスピードという取りえがあるので対戦相手によって変わるのでしょうね。
11日のスーパーサッカーで勝っての名GKだった川口能活選手が「W杯初戦・コロンビア戦で勝ち点1以上を取るためのスタメン」を提案していましたが、川口選手は4-3-2-1。GKは中村航輔(23)、DFは左から長友佑都(31)、槙野智章(31)、吉田麻也(29)、酒井宏樹(28)、MFはボランチに大島僚太(25)、山口蛍(27)、柴崎岳(26)、2列目に乾貴士(30)、香川真司(29)、FWは大迫勇也(28)と語っていましたが、DF4人と大島僚太以外はしっかりと結果を出しています。
チームキャプテンの長谷部、本田は消えていますが、今のチーム事情では控えのベンチ組でピッチに立ったイレブンの応援もやむを得ないでしょうね。
6月19日に迫ったコロンビアとの初戦に勝利をするのは至難の業でしょうが、せめてドローに持ち込んで欲しいところです。
終了間際の香川のゴールは彼の自信となれば良いですね。