~初勝利目指して吠える大谷~
~勝って涙目の栗さんと試合後の大谷翔平投手~
日本ハム7―3中日(1日=交流戦)――大谷翔平(岩手・花巻東高)は
プロ2度目の先発マウンドで、5回4安打3失点。プロ初勝利を挙げた。
制球はばらついたものの、最速156キロの真っすぐを軸に押した。
勝利投手の権利を得てマウンドを下り、「緊張することなく1回のマウンド
に立てましたが、リズムが良くなく、今日は攻撃に助けられました」
と振り返った。 読売新聞 2013.06.16
初回と5回は3者凡退に打ち取ったものの、捕手鶴岡が2年ぶりの逆転HRを
放った後の3回表に中日の大島にノーアウトで2塁打を打たれたのは頂けない(;´Д`)
この回は元気の無い中日の打線に助けられ1点で収まったが、4回表の先頭打者
和田への四球はやはり尚更頂けない。
結局前の回のアブちゃんが打った3ランが決め手となったが、ストレートが浮き
合わせるだけでヒットになる投球は、下半身の鍛え方がまだまだということか?
それに気になったのが変化球。
良いカーブやスライダーを持っているだけに、もう少し磨きをかけないと・・・。
次は前回雨で流れた広島との代替え戦が登板濃厚だが、せめて7回は投げて貰わないと。
ベンチの監督はそう思っているだろう。
そうは言っても高卒ルーキーとしての初勝利(日ハム)はあのダルビッシュ有よりも早く(6月1日)今年度5勝以上なら、やはりダルビッシュを追い越すことになる。
まさにルーキーとして投打に活躍をしている大谷だが、試合をつくりならブルペンでの投げ込み不足を解消しない限り、かっての名監督といわれた野村克也氏の言うように二刀流は無理かもしれない。
この試合の大谷を助けた功労者は、ピンチで何度もマウンドに駆け寄って励まし続けた大引選手を挙げたい。
まぁプロ1勝の呪縛をなんとか切り抜けた大谷投手には、素直に「おめでとう」の言葉を送る。