「ゲゲゲの女房」は、もちろん国営放送の朝ドラの題名。
さほど期待をしていなかったドラマだが、かの水木しげる先生の奥様(武良布枝さん)が書いたということで、最近ではフジテレビの小倉さんの番組はカットして見てしまっている。
私自身もいわばテレビがまだ行き渡っていないこの時代は、ワンパク盛りであり、漫画雑誌にドッポリとはまり込んでいたものです。振り返れば当時は、漫画月刊誌のほかに確かに貸し本ブームがあり、知らない作家の本を夢中で読んだ記憶もあります。
「ゴルゴ13」や「無用の介」でのちに有名になった、「さいとうたかお」や「白土三平」などまだ陽の目を見ていない作家の漫画本を読んでいたような・・(今では記憶の片隅に残っているだけ)
私が漫画誌に熱中したのは、すでに亡くなった兄が友人から借りてきた「冒険王」(砂漠の魔王やイガグリくん-柔道漫画)という月刊誌が最初で、たぶん当時は5~6歳頃ではなかったろうか。
何で覚えている?という声が聞こえそうだが、それだけ当時はテレビもなく楽しみは漫画本に夢を馳せる時代だった。
初めて親から買ってもらった漫画誌が「少年画報」の正月号というかすかな思い出があるが、それはまさに宝物を手に入れた気分だったことを鮮明に覚えている。
ちなみに前年の父からのクリスマスのプレゼントが、何を血迷ったか「謎の百万両(作者は子母沢寛)」という小説。
当時4歳の子供に、いかにふり仮名がふってあったとしても小説本とは・・・。
のちに分かったことだが、父がたんに読みたかったから、買っただけのことらしい。
話は戻ってその正月号にはかの有名な「赤胴鈴の助」や「まぼろし探偵」が載っていたはず。
その後、「少年」(鉄腕アトム 鉄人28号)少年クラブなど数誌の漫画誌にくびまで漬かるわけだが、私が中学生となると月刊誌も下火となり少年サンデーと少年マガジンの時代を迎えて、マセテいた私は「伊賀の影丸」や「おそ松くん」を卒業して「平凡パンチ」に夢中。
さて朝ドラの「ゲゲゲの女房」では水木家にも運が向いてきたようですが、まさにドラマにあるように「サンデーとマガジン」も熾烈な売り上げ競争があったよう。
現在進行中のドラマでは、「水木先生」もアシスタントを抱えるようになったが、気になるのはこの人たちは一体だれ?
調べてみると・・・なんとなんと今では超有名な作家さんになっているでは・・。
大阪から上京してきた倉田圭のモデルは池上遼一であり、茂が散歩中に偶然会い、風景画を目にして、アシスタントにする小峰章のモデルはつげ義春とのこと。
また気になるのは、深沢社長の秘書加納郁子(桜田聖子)なる美人。
どうやらいずれは深沢夫人となるはずだが、桜田聖子なる女優さんはやっぱり気になる。
なんだかんだと書いてるうちに、主人公の話は書かずに終わったが、本当はゲゲゲの女房役の松下奈緒について書きたかったのに・・・。残念!!
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