★きみがくれた未来★
出演:ザック・エフロン、アマンダ・クルー、キム・ベイシンガー(2010米)
キム・ベイシンガーが出演となっていたが、チャーリーと弟サムの母親役でチョイ役でした。
この映画は、固い絆で結ばれた弟を亡くし、苦悩する青年チャーリー(ザック・エフロン)が弟の
ゴーストと出会い、自らの人生を見つめ直す姿が描かれています。
サム役にはチャーリー・ターハン、ヨットレースのライバルだった高校時代の同級生テス役には
アマンダ・クルーと私が知らない俳優ばかりでしたが、何故か最近の映画はゴースト物や霊的
現象物、タイムスリップものが多いようです。
それでも最後まで飛ばすことなく見れたので、ラブ・ファンタジー物語としては及第点の60点
が妥当でしょうか。
★ヒア・アフター(Hereafter)★
監督:クリント・イーストウッド/出演:セシル・ドゥ・フランス、 ジェイ・モーア、マット・デイモン(2010米)
東北大震災後に公開予定のはずでしたが、津波の惨事もあり生々しいスマトラ沖地震を題材にした
この映画は落ち着くまで見ないと決めていて、ようやく観てみました。
最初の津波シーンを見て途中で止めた映画でしたが、内容は霊死体験をしたフランスのジャーナリスト
(セシル・ドゥ・フランス)とイギリスで交通事故で双子の兄を亡くした弟マーカスの兄と会いたい想い。
そしてかって霊能者として活躍をしていたジョージ(マット・デイモン)が導かれるように、ロンドンで出会い
そして・・・という、なかなか構成がしっかりとした秀作でした。
さすが監督として名作を作って来たクリント・イーストウッドと言えます。私の好みのマット・デイモンが
出ていたということもあり点数は87点としました。
★アイ・アム・ナンバー4★
主演のアレックス・ペティファー・・やっぱりこの俳優さんも知らないんです(汗)
SF映画としてはX-MENがまだ面白いかもです。
潜在的な特殊能力を持ち、その能力にも自らの使命にも気づかぬまま、何者かに命を狙われ
逃亡者として生きる孤独な9人。
アメリカの田舎町でジョン・スミスという名で暮らす青年のパワーが覚醒した時、彼は見えざる
敵から逃げるのをやめ、戦う決意をするという話。(@ぴあ映画から)
残念ながら評価は53点。3点は配した女優がなかなか可愛いいからです。
閣僚失言は平等ならず 海外報道
日本の新聞報道に関しての海外マスメディアの反応について語っているが
前回の鉢呂前経済相辞任については、各新聞社の報道が6社6様で違った
ニュアンスであったことは大きな問題点。
しかし、最近のTV・新聞に関しては何が真実かも見えてこないことから
ネットではマスコミならぬ「マスゴミ」と言われているように、スキャンダルにも
ならないような出来事を無理に作り上げる傾向が多く見られる。
昔からみれば、「ブン屋」と言われた記者魂を持つ人間はもはや稀少価値かも知れないが
果たしてこれは日本だけかといえば、そうではなく近隣の独裁国家では、まさに
「もの言えば唇寒し」という現状が続いているよう。
それにしても最近の新聞は「売らんがための方針」なのか、ゴシップを売り物とする
週刊誌同様に余りにもひどいものだ。
新聞ではないが、天下のNHKとも言われた我国営放送は、民主党代表選で大チョンボを
やらかしたことも記憶に新しいが、各新聞社は有能な人材がいなくなったせいではないだろうに
ここ数年は「大臣狩り」に血眼なようで、日本の国益をマスコミという権力で損なっているとしか
思えない節も多くあるようだ。
過去に小泉元首相が、国会での答弁で「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」と人をくった
発言をしたことがあったが、いまそのような発言を現職大臣がオフレコでも言えば、即辞任という雰囲気では。
これからは、「失言控え」がますます進み、政府が国民に声を発しない何とも危険な状態がやってくる
ような気が・・・いや、もうすでにやって来ているのかも知れない。
最近は連敗がどこまで続くかが自虐的な楽しみとなった日ハムの不振。
一体何が原因といえば、それは「フロントの脇の甘さと阿呆な言動」に尽きるでしょう。
日ハムはヒルマン監督時代に優勝があってもなくても、監督の帰米願望の強さを理解し、
「シーズン途中での監督続行はなし」という発表をした事がありましたが、
何と嘘か真かファイターズとホークスの天王山を前にして、来季は梨田監督は無しとの
情報が乱れ飛び、来期は栗山かそれとも・・等など
おまけには新庄監督(笑)などの話まで出てくる始末。
呆れ果た次第ですが、この話がどうであれ時期を同じくして「中田は不動の4番発言」が
梨田監督の口から洩れたのはマスコミ報道で誰もが知るところです。
この発言を境目として中田が打てばポップフライという結果が続き、ズルズルと連敗癖が
ついて行くわけですが、ここにきての6連敗は致命的です。
若い中田には余りにも荷が重すぎます。
私はヒルマン後の監督選定で何故「近鉄ファミリー」なのかが理解できなかった一人ですが
まだペナントの先も見えない真っただ中に、時期の監督云々はチームの勢いを削ぐ以外に
何もないでしょう。
ダルビッシュも優勝という喜びを経てアメリカに旅立つ予定であったはずですが、
その思いも果たして果たせるのかどうか?
ペナント2位で日本シリーズ出場の芽は十分にあっても、今年のファイターズは春先から
昨年の4位という悔しさを胸に今まで頑張って来たはずです。
6~7連敗があれば、10連敗もある勝負の世界で今後ファイターズはどのように立て直して
行くかが楽しみといえば楽しみです。
それにしても来季はダルがそして賢介がいなくなれば、誰が監督になってもAクラス維持は
難しいでしょう。
ただし、ヒルマンが日ハムに戻ってくれば・・・という期待もあるのですが、無理でしょうね。
8月20日公開された中・米合作映画「シャンハイ」は渡辺謙と菊池凛子が出演し結構話題をふりまいたに関わらず、100点満点なら65点。
内容は真珠湾攻撃前夜の日米中入り乱れてのスパイ映画と言えるのでしょうが中・米映画ということもあり、
南京虐殺を肯定し上海租界でも日本兵がむやみやたらと銃を乱射し虐殺をするなど、史実とは違うピント外れの映画にがっかりでした。
主演のジョン・キューザックはまぁまぁでしたが、もう一人の主役コーン・リーはイマイチ。
結婚をしたせいなのかは分かりませんが、以前の輝きはどんどん薄れている感は否めず。
渡辺謙は今回も敵役でしたが、バットマンビギンズ(2005年)のケン・ワタナベとどうしてもダブってしまい、脚本を読んで引き受けた(・・;)
というコメントも・・・ウ~ンとうなるしか・・・・。
菊池凛子のシーンは、ラスト近くでようやく存在感を発揮するも、あらすじが良くわからずやっぱり見終わったら「よくワカラン」という映画でした。
まぁコーンリーの夫役チョウ・ヨンファが頑張ったので5点プラスの65点となった次第です。
渡辺謙さんの評価は全くできない映画でした(´;ω;`)
★今年は注目の映画が少なく、「これは絶対にオススメ作品」というのがないのでちょっと寂しいのですが、
その中でも佳作と思われる作品を紹介しておきます。
映画『ラビット・ホール』 - シネマトゥデイ
多分11月に公開されるんじゃないかと思いますが、ニコール・キッドマン主演のヒューマンドラマです。
交通事故で我が子を失った母親と、その事故で命を奪ったティーンエイジャーの少年との物語。
「オーストラリア」以降映画出演のなかった彼女としての作品ですが、けっこうジ~ンと来る映画です。
2007年のマーゴット・ウェディングでは、良い味を出しながらも日本未公開映画となり。
(マァマァいい映画だったんですけど)
オーストラリアで見事に復活をした二コールとしては、渾身の作品かも。
見る機会(DVD)があると思いますから是非オススメの映画です('∀`)