<LPGA KEBハナバンク選手権 最終日◇14日◇スカイ72GC・韓国(6,316ヤード・パー72)>
チョン・インジが2年ぶりとなる米ツアー3勝目!畑岡奈紗は8位タイ
【LPGA KEBハナバンク選手権 最終結果】
優勝:チョン・インジ(-16)
2位:チャーリー・ハル(-13)
3位T:パク・ソンヒョン(-12)
3位T:アリヤ・ジュタヌガーン(-12)
3位T:ミンジー・リー(-12)
3位T:ダニエル・カン(-12)
8位T:畑岡奈紗(-10)他
期待をしていた畑岡奈紗選手でしたが、3日目にスコアを伸ばせず「73」を叩き
トータル5アンダーと順位も落として優勝の芽は無くなっていましたが、最終日は
アウトは3バーデイ1ボギーの「34」でまわり、インに入ってからはボギーなしの
3アンダー「33」の好スコアでホールアウトをしましたが、パットミスがなければ
18番ホールを含めてあと3打は縮めることが出来たと思います。
返す返すも他の選手がスコアを伸ばした「3日目の1オーバー」という結果が残念!
初日は7アンダーの単独首位に立ち2日目と3日目はともに1オーバーとスコアを
落とす展開は、一時の好調時から見ても好不調の波が大きいのかと思いますが、彼女
の今後の課題は、2~3日目のプレーではないでしょうか。
とはいえまだ若干19歳の彼女ですから、今後の伸びしろは十分にあるので、怪我に
注意をして戦っていったなら、来季以降もトップ選手として大活躍をするでしょうね。
優勝をしたチョン・インジ選手は、かって2つのメジャーを勝っていましたが、ここ
2年間は優勝から遠ざかっていたんのですが、ようやく嬉しい3勝目でした。
私も米国LPGAの選手のなかでは、ミンジー・リー選手とともに応援をしていたので
今回の優勝はとても嬉しく思いました。
これを契機に立ち直り、来季は一皮むけたプレーをしてくれるでしょう。
日本人選手では上原彩子選手が初日は大きく出遅れていましたが、我慢のゴルフを
展開し最終日には「68」の4アンダーで回り37位Tに浮上をして戦いを終えました。
すでに来季の出場権も得ていますから、あとに続く日本人選手のお姉さん役として
面倒を見てくれるのではないかと期待をしています。
畑岡奈紗選手に続く期待の若手選手は数多く国内にはいるので、黄金世代の選手は
チャレンジをして欲しいと思います。