畑岡奈紗は1打及ばず2戦連続の2位、河本結は8位 サグストロムが優勝
手に汗握る戦いでしたが勝利の女神はM・サグストロムに味方をしたようです。
これで2戦連続の2位となった畑岡奈紗選手ですが、先週、今週と勝つ機会は十分与えられたのに、それを生かせられなかったのは、技術的なことではなくツキ(運)に見放されたともいえるでしょう。
今月の二黒土星(奈紗ちゃん)は、イマイチ息切れをすることの多い運気と
なっていますから、仕方がないともいえるのですが、今年全体でみると「過去の努力が認められ大いに注目を浴びる年」と幸運の年ですから彼女を含める「黄金世代」は大きく羽ばたくチャンスの年になるでしょう。
ただし、昨年騒がれ過ぎて「努力をしなかった選手」にとっては、厳しい年になり下降線を描くので注意が必要でしょうね。
USLPGA初挑戦となった河本結選手は、予想通りのゴルフを展開しトップ10
に入りました。
思いっきりの良さが発揮できるのは「怖いもの知らずの初ラウンド」だった
からともいえますが、最後まで攻めの姿勢でのゴルフは、ある意味「新人離
れのプレー」だったともいえるでしょう。
ホールアウト後、C・シガンダ選手の遅延プレーのとばっちりで、罰金を課せ
られたそうですが、「高い授業料でした!」と笑い飛ばすところは、只者で
はないですね(笑)
それにしても新人の同伴競技者へのペナルティーは、多少酷かとも思います
がUSPGAは今年から罰則が厳しくなっていますから、仕方がないでしょう。
次戦はオーストラリアでの2戦が待っていますが、ここで上位に入ることが
出来たなら、かなりの試合に出場が可能になるでしょう。
現在世界ランキングは60位ですが、米国でのメジャー大会(3戦)で活躍を
したなら、東京五輪出場も夢ではありませんね。
畑岡奈紗が2打差2位でV争いへ 河本結は16位
<ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ 3日目◇25日◇ボカ・リオGC(フロリダ州)◇6701ヤード・パー72>
スタートホールでボギーを叩くも3番から3連続バーディを奪うなど、6バーディ1ボギーの「67」であがり首位のM・サグストロムにピッタリつけて13アンダーの2位でホールアウトをしました。
後半、16、18番ではバンカーにつかまり危ないシーンがあったものの、この日もアプローチとパターでピンチを乗り切ったのはさすがでした。
対する首位のM・サグストロム選手は、2日目、3日目と盤石のゴルフを展開しましたが、果たして初優勝を目指す4日目は従来のプレーが出来るかどうかでしょうね。時折左に引っ掛け気味のショットが出ていたので、距離が出る選手なだけに大きく外れるとケガのもと。
好調のパッテングにも影響が出るでしょう。
平常心が保てたなら畑岡選手が語っていたように、「20アンダー」が優勝の目安となるのでしょうが、アニカ・ソレンサムの後輩の飛ばし屋選手はどのようなプレーを展開するのでしょうか。
先週も超ベテランの朴仁妃でさえ最終日には本来のゴルフが出来ずに優勝を逃す結果となっていただけに、畑岡奈紗選手には大いにチャンスがあるでしょう。
フロリダの風が吹けばチャンスはますます高まります。
怖いのはやはり韓国の爆発娘キム・セヨン選手でしょうか。
「逆転の女王」とも呼ばれる彼女のバーディラッシュが続けば、だれも止めることはできないでしょうね。
心配をしていたC・シガンダは、「75」を叩き川本結選手と並ぶ16位タイに転落をしたので、心配は杞憂に終わったようですね。
畑岡奈紗選手が最後に狙うのはもちろん優勝のみ。そのためには最終組スタートで先行バーディを奪い、プレッシャーをかけて、先週の雪辱を果たして貰いたいですね。
期待の新人河本結選手は、17、18と連続バーディでホールアウトしトータル6アンダーの16位タイで最終日を迎えます。
本人も言うように「目標はトップテン」入りを目指したようですから、「69」で上がったらギリギリトップ10には届くでしょう。
物おじしない明るい性格が人気を集めているようですから、トップテンフィニッシュでもしたなら、今季の注目選手入りは間違いないでしょうね。
決勝ラウンドには日本人選手は横峯さくら選手を含め3名が進出をしましたが、河本結選手の参戦でUSLPGAの試合もかなり注目されるのではないでしょうか。
野村敏京選手は腰の具合が悪いのか今季参戦は遅れそうそうですが、黄金世代の二人に加え19歳の山口すず夏選手もいますから、今年の日本人選手は海外から朗報を伝えてくれるような気がします。
畑岡奈紗が「64」の猛チャージで3位タイに浮上
初日イーブンパーに終わっていた畑岡奈紗は、この日は8アンダーの猛チャージで10アンダーでホールアウトをしました。
初日は残り9Hで降雨中断もあり、貯金を吐き出してしまいイーブンパーとしてしまいましたが、2日目は一躍奮起をしてボギーなしの64でホールアウトを。
一気に3位タイまで駆け上がったのはさすがでした。
首位には、この日ベストスコア「62」(10アンダー)のM・サグストロム、2位にはC・シガンダ(-9)がつけましたが、畑岡にとって怖い存在となりそうなのは、優勝経験のあるC・シガンダか、ハマるとバーディラッシュで他の選手を寄せ付けない爆発力のあるキム・セヨン(-7)でしょうか。
とはいってもまだ2日目を終わったばかりですから、今季から新たに加わった今大会の初代チャンピオンは誰になるのかは全くわかりませんね。
ただ、畑岡奈紗にとって有利なのは、すでに先週の開幕戦「ダイヤモンド・リゾーツ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で優勝争いをしたことかもしれません。、残念ながら結果は7HにわたるPOで敗れはしましたが、今季の畑岡奈紗には絶妙なアプローチショットが武器として加わり、昨年までにあった大崩の要素は消えたように思われます。
たとえ今大会に優勝はできずとも、今季はかなりの好成績を残すことでしょう。
初日好スタートを切った新人の河本結は、ショートパットが決まらず苦戦を強いられ、スコアを73と落として-3の23位タイに沈みましたが、スタート前の練習グリーンでも悩んでいただけに、1オーバーで上がったのは上出来だったと思います。
新人ながら決勝ラウンド進出は、また一歩未知の世界に踏み込んだわけですから、ベストプレーを心掛けてベスト10入りを目指して欲しいですね。
3日目の決勝ラウンドでの活躍に期待をしたいと思います。
USLPGA 第二戦 ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ2日目(途中)
USLPGA第二戦で河本結はデビュー戦のゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ1日目
で2位タイ(-4)の好成績でホールアウトをしました。
彼女にとっては上出来(出来過ぎ?)のプレーぶりではなかったかと思います。
wowowの中継は途中までしか入らず、この時点ではトップタイに並んでいたのですが、
試合は日没順延.....。
朝のsports newsではトップにジェシカ・コルダが躍り出ていたものの、2位なら今大会での上位進出が期待できるでしょう。
2日目がスタートし日本時間1:08時点でのスコアボードは以下のように。
〈2日目が始まって〉
初日スタートダッシュができなかった畑岡奈紗が上がってきましたね。
河本選手はスタート前ですが、今日が正念場。
上位進出を目指して頑張って欲しいですね。
果たして好調を維持して優勝争いに加わってくるかどうかが見ものです。
本人は当然に今週も狙っているでしょうが、昨年は上位に顔を覗かせても
次戦ではよい結果が出ていないイメージがあるので、進歩の度合いを見せる
絶好の機会かもしれません。
ここでも上位に食い込むようであれば、今年の畑岡奈紗選手は大いに期待が
出来るでしょうね。
彼女自身も今年のUSツアーは、やみくもに出場をするのでなく、まずは東京五輪
にターゲットを絞る方針とも語っていましたから、体調を考慮しながら出場の試合
を決めるでしょう。
昨年の失敗は、大きな薬になったはずですから。
今大会は畑岡選手以外では、横峯さくら、上原彩子選手と新たに米国挑戦を決めた
河本結選手が出場します。
なかでも特に注目をしたいのは、黄金世代の河本選手です。
彼女にはまずは予選通過を願いたいですね。
プロ野球もサッカーも開幕前ですから、先週同様にTVのゴルフ中継に釘付けと
なりそうです。
(PO7ホールも残念ながら敗戦となった畑岡奈紗選手)
米国女子ツアー開幕戦「ダイヤモンド・リゾーツ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」は4日目を終えてギャビー・ロペス、インビー・パーク、畑岡奈紗が13アンダーで並びプレーオフに突入。
開幕戦での優勝の期待が高まるなかで、3日目で断トツのゴルフを展開していたI・パークが4日目で躓き三者でのP・Oになり優勝の行方はまったく分らなくなりました。実績と経験からすると、ベテランのI・パークが圧倒的に有利かと思われましたが、彼女は3H目で脱落。
3H目でのまさかの池ポチャには、彼女自身もショックだったのは間違いありません。
この日は5Hを戦うも決着が着かず、翌日に持ち越しとなりましたが....残念ながら、過去19勝のI・パークが破れこの日は3勝の畑岡が、経験5年目で一勝のG・ロペスに優勝をさらわれるとは、まさに「勝負事は時の運」で仕方がないです。
4日目を終えての畑岡奈紗は、インに入ってパターが決まらずI・パークと同様に苦労をしていましたが、今年の課題は見つかったようです。
それはGreen右にピンが切られた場合には、ことごとくショートをして、チャンスに繋げることが出来なかったショートアイアン。
攻め切れませんでしたね。
オフの期間に体幹を鍛え抜き、昨年まで課題とされたショートアプローチは、抜群の技術で寄せていたのですが、チャンスホールでの攻めと17番ロングのショートパットが決まっていたなら、単独首位で優勝をしていたでしょう。
ただ、今年の畑岡奈紗は、昨年からかなりレベルアップをしているようですから、今季は2~3勝は十分に行けるでしょう。
日本人としてのメジャー獲得二人目もあるかも知れないです。
畑岡奈紗は今大会の2位タイという成績で、ランクを一つ上げて世界ランク5位に浮上しました。
他のプレーヤーでは渋野日向子は変わらず11位、鈴木愛は一つ落として15位になりましたが、これからも東京2020を目指しての戦いは熾烈でしょうね。
ランク15位までに入るとあと一名が五輪出場権を獲得できますが、今季からUSLPGAに挑戦をする河本結には期待をしたいです。
どうやら第2戦目となる「ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ」に出場が決まったようですから、好成績でランクアップ(現在60位)をして貰いたいものです。
とはいえまずは予選通過を目指して頑張ってください。
2019_09_20 東海クラシック での河本結選手
渋野日向子選手は今年のUSLPGA挑戦は、ホンダ・タイランドLPGA2020からと聞いていますが、昨年の全英オープン女王が重荷とならなければ良いのですが。
とくに全英で勝った選手は、LPGAでの活躍が難しいようですから、まずは世界ランクを落とさないことが大切でしょう。
ただし、彼女の独特のスイングは、若さもありまだまだ進化をするでしょうから、今季は無理でも2021年からのLPGAでの2勝目は期待が出来ると思います。
いずれにせよUSLPGAツアーには、復活が期待される野村敏京と上原彩子、横峯さくら、山口すず夏そして畑岡奈紗、河本結の6名が参戦しますから、国内・海外の女子ゴルフが今年も楽しみであることは間違いないでしょう。
日本ハム・西川 年俸3分の1になってもメジャー熱望「夢なので」
今季が始まる前の遥輝のポスティング予告です。
すでに有原投手も今季終了後にはメジャー挑戦をするとのことですが、
いずれも今季5位のBクラスからAクラス入りでは、手土産にはならない
でしょうね。
本人たちもファンも納得が出来る成績は「パリーグ優勝」そして
「日本一」でなくては.......。
そうは言っても、今年の日ハムは東京2020の期間中は札幌ドームは
サッカー競技があり使用は無理のようですし、主力選手の近藤選手を
含め数人は稲葉監督の下で侍ジャパンとして戦うことになるでしょう。
そうなると怪我などで不測の事態が起きないという保証はないので、
侍ジャパンの東京五輪での活躍は期待をしますが、出来るなら近藤選手
以外は選ばないで欲しいです。
栗山監督は稲葉侍ジャパン監督までの繋ぎでしょうから、来季の日ハムは
稲葉体制で行くと思われるなか、日ハムの投打の主力選手ともいえる有原
投手と西川遥輝が抜けた穴を埋めれなければ、非常に厳しいスタートに
なるでしょうね。
プロ野球のパリーグ戦線は、戦力補強の面でも他チームは充実をしたもの
となっていますから、様々な状況を鑑みたなら日ハムが最下位という予測
も十分に成り立つでしょう。
昨年と同様に投手陣の弱さが何よりも気がかりなところです。
2020年1月1日の北海道は低気圧の影響で大荒れとなる予報でした。
しかし、私の住む札幌は予想に反して穏やかな元日に。
多くの人は神社仏閣に初詣でをされたようですが、私は晦日に済ませて
いたので、今日は静かな新春のご膳を頂きました。
昨年はたくさんの方に「髭のプーさん日記」を読んで頂きましたが、後半は
日ハムが5位という予想外の終幕を迎えてしまったこともあり、「気力」が
失せて本業に打ち込むこととなり、年の終わりまでBlogを書くこともなく
かなりの期間「髭のプーさん日記」を休ませていただきました。
それにしても昨年の北海道のプロスポーツは、一時的に盛り上がったものの
結果がついてこないという不運な一年でしたね。
一年を通して(正味半年)応援をしてきた日ハムがよもやのBクラス転落。
コンサドーレ札幌はAFCチャンピオンリーグ進出を狙うも10位に。
そのうえ初のルヴァン杯決勝に進むも、PK戦で優勝はならず。
期待の女子ゴルフは、小祝さくら選手がサマンサタバサで優勝をするも
一勝どまり......。
すべてにおいて期待を裏切られる結果になりました。
これでは書くこともなく、2020年に賭けるしかありません。
こうなったら日ハムもコンサも今年こそはと思いたいのですが、双方とも
補充は最低限にとどめたことから、後は「名監督」の手腕に期待をしたい
ですね。
とはいっても野球もサッカーも、女子ゴルフも今年は書きまくるので
応援の程よろしくお願いを致します。