髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 横尾の犠打でスカッと逆転勝ち

2017-09-30 23:25:40 | 北海道日本ハムファイターズ

9月30日【Game138/56-82-0】
北海道日本ハムファイターズ 4-3 埼玉西武ライオンズ
【勝】有原(9勝13敗0S)【S】増井 (6勝1敗25S)【負】シュリッター(1勝5敗0S)
【本】大田 14号ソロ(5回・多和田)
   観客数:33,954人
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試合のスタート早々から波乱の幕開けとなった西武との23回戦。
ここまでの対戦成績は6勝16敗と大きく負け越しています。
なぜ今季はここまで西武を苦手としてきたのかは理由が分かりませんが、この日
先発の多和田には直近の2試合でも1得点と(うち完封負け1回)得意とはして
いません。
そんな多和田が1回裏先頭打者の西川に投げた一球が、左足アキレス腱を直撃し
て、西川はコーチに肩を支えられ退場というショッキングな出だしとなります。
怪我(打撲)の結果は分かってはいませんが、3割目前での退場は試合結果は
さておいても大変に気がかりです。

一方先発の有原航平は、1回、2回を無難に得点を与えずに切り抜けますが,3回
には金子侑にヒット、盗塁を許し源田にはライト前に運ばれて失点という、ドタ
バタ劇が始まります。
0ー1と先制をされ、1塁に源田を置き今度は牽制悪投球で、2死3塁という自ら
のミスでピンチを招くのですが、次打者浅村の打った三遊間のゴロを石井が間一髪
でアウトとして最少失点で切り抜けますが、石井の守備が無ければ、ズルズルと
失点を重ねたのではないでしょうか。

4回はヒットで出た森の盗塁死にも助けられて無失点でマウンドを降りると、4回
裏には大谷の四球を足掛かりとして、久々に中田翔にヒットが生れ(多分3試合ぶり)
ます。同点または逆転のチャンスでレアードが打ったショートへの打球を、源田が
悪送球をして1-1の同点とするのですが、新人ショートの好送球と悪送球の結果
がこの試合の分かれ目となった気がしますね。

そして5回裏には好調をキープしている大田泰示選手が、楽天戦の12号、13号に
続き左中間スタンドに豪快な14号ホームランを運びます。
ドンピシャのタイミングで打った打球は、打った瞬間にスタンドに飛び込むと分る
一打でした。

100安打達成までは迷いがあって、外角低めのボールに翻弄をされていましたが、自
信がつくとこうも変わるものかと.....やはりバッテングは水ものなのでしょうか。
来季の大田は自信が裏付けされることで、今季以上の活躍をするような気がします。

〈5回裏逆転の一打となる大田の14号HR〉




先発の有原は失点のチャンスを、何とか粘りの投球で切り抜けるかと思いきや
6回、7回と失点をして、7回表終了時には2-3と逆転をされてしまいます。
やはり今年はここまで8勝13敗と大きく負け越している有原ですが、スタミナ
には自信があることが取り柄ですから、1点差の試合は切り込み隊長の西川と
途中交代で近藤に代わった大谷がいなくてもまだまだ分かりません。
きっとそう思って投げていたでしょう。
8回表は、西武打線をしっかり三者凡退に打ち取ると、行ったり来たりの試合
の流れは日ハムに傾きました。



8回裏、粘投の有原を見捨てないと言わんばかりに、1死後近藤が替わった相手
投手のシュレッターから四球を選ぶと、今日久々のヒットを放っていた中田翔が
レフトへ2本目のヒットを放ちます。
そして5番レアードはランナー1,2塁から 150キロの内角低めのツーシームを
レフトへ同点タイムリーヒットで有原の負けを帳消しとして、逆転のチャンスは
まだまだ続くのですが、ここで西武には痛~いエラーが。
レアードの打った打球を金子侑がファンブルをしている間に、1塁走者中田翔は
3塁に達し1死1,3塁と.........。
3回には自らのヒットと源田のヒットで先制のホームを踏んだ、金子のエラーは
日ハムのラッキー男おにぎり君の勝ち越し犠打を呼んでしまいました。
まさにこの試合はエラーで始まり、エラーで終わった試合になってしまいました。

〈久々に2安打をした中田翔選手〉


〈決勝点の犠打を放ったラッキーボ-イのおにぎり君〉


ラストは守護神増井がビシッと決めて25セーブ目を達成しました。





日本女子オープンゴルフ選手権2日目は

2017-09-30 07:56:27 | 女子プロゴルファー

またしても日没サスペンデッドとなった日本女子オープンの2日目ですが、
やはり予想通り申ジェ選手が上がって来ましたね。
一方、一時首位に立った畑岡奈紗選手は、前週に勝っているだけに好調をキープ
していますから、決勝ラウンドは面白くなりそうです。

また暫定3位タイには、アマチュアの高校2年生小倉 彩愛選手が急浮上をして
来ました。
ホールインワンを含む67のスコアは、グリーンが難しい我孫子では驚きでした。
昨年もアマチュアだった畑岡選手が優勝を飾りましたが、まさか2年連続でのアマ
優勝などという事が起きるのでしょうか。
ただし、今年の予選突破は1オーバーから2オーバー(暫定)という、ハイレベル
の争いになっていますから、決勝ラウンドでの大逆転は十分に考えられます。

〈アウトスタートの最終組の藤田光里選手は8ホール持ち越した…〉


〈2日目ファッションが素敵な藤田光里選手です〉


さて我らが応援をする藤田光里選手は、10番終了時では一打戻してイーブン
に付けています。
3日目早朝からの残り8ホールでもスコアを伸ばし(維持するだけでもOK)
難関の16H~18Hを無事に切り抜けて欲しいです。
ただアウトは他の選手がスコアを落とす7番、8番ホールを、無事に切り抜け
ボギーなしのー1でまわっていますから、調子は良いように思います。
3日目は長丁場の闘いになりますが、なんとか頑張って欲しいです。

また菊地絵理香選手は、スコアを2ストローク落としー2の暫定28位につけて
いますが、彼女も予選突破は大丈夫でしょう。


日ハム ドラ1堀を見殺しの19残塁は笑うしかありません

2017-09-30 06:47:14 | 北海道日本ハムファイターズ

9月29日【Game137/55-82-0】
北海道日本ハムファイターズ 0-3 東北楽天ゴールデンイーグルス
【勝】青山(1勝1敗0S)【S】松井裕(3勝2敗33S)【負】堀(0勝1敗0S)
【本】アマダー 23号ソロ(2回・堀)、茂木 17号2ラン(8回・井口)
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〈プロ初先発の堀瑞樹投手〉


日ハムドラ1投手が満を持して登板をしましたが、味方の拙攻で初勝利はおあずけ
となりました。
5回を投げて打者19人にヒット6本(うち失点はアマダーの本塁打のみ)で1失点
は十分に合格点を付けられる投球内容でしょうね。
それにしても前日の試合を褒め過ぎると、手抜きをした訳ではないでしょうが、攻
撃面では5回を終わって5安打6四死球と、塁を賑わしながらも得点が入らず、終
わってみればプロ野球タイ記録の19残塁零封とは、観客の期待とは裏腹
の拙攻、凡試合には言葉がありません。

この日の観客数も前日よりは増えて24,098人が、札幌ドームに来場したようですが
新人投手の登板目当てというよりも、大谷選手のラスト試合見たさで集まったので
はないでしょうか。
その大谷はこの日はマルチヒットを放つ活躍を見せますが、全力疾走とは言えない
走塁には「?」マークが...。観客サービスとはいえ、万全の状態ではない日ハムの
起用法に何故か割り切れないものを感じました。

ハム栗山監督、日本記録タイ19残塁での完封負け!

さて愚痴をこぼすのも残り6試合となりましたが、気になるのは西川選手の打率は
どうなるか、レアード選手のホームランが何本出るのかという、レベルの低い話題
しか、今の日ハムにはありません。
それに加えて松本剛選手の規定打席到達がなるかどうかも気になりますが、連日で
5打席をクリアしていますから、残り試合でなんとか到達の可能性が出てきました。

各紙のスポーツ欄には、大野奨太選手の中日移籍が取り沙汰されていますが、この
ような話題は日ハムの全試合終了後に記事にすべきだと思います。
セリーグでは、DeNAと巨人が熾烈な3位争いをしていますが、中日には話題と
すべきことがないので大野の移籍話が出てきたのでしょうね。
日ハムの捕手陣では、ここにきて清水優心の起用が増えていますから、大野のFA
宣言はあるだろうと誰もが思っていましたが、果たして大野自体は中日で納得する
かどうかは微妙ではないでしょうか?


日本女子オープンゴルフ選手権が始まりました

2017-09-29 06:37:42 | 女子プロゴルファー

初日(9月28日)は豪雨のためにスタートの時間が遅れて、午後スタートの選手
の多くは日没のためサスペンデッドとなり、2日目早朝から残りホールをこなす
展開となりました。
暫定の首位には、午前にまわったキム・ ヘリム選手がコースレコードタイの65
ストローク(-7)でまわりましたが、今年の全米女子オープンで2位フィニッ
シュを決めた若干18歳のチェ・ヘジンは68でまわり、LPGA賞金ランク9位の
チョン・インジなど有力選手が目白押しですから、優勝候補は韓国勢に絞られる
かも知れませんね。

暫定首位に立ったキム・へリム選手




今年は未勝利ながら実力は抜群のチョン・ヘンジ選手



さて応援をしている道内出身の藤田光里選手と菊地絵理香選手は、藤田選手は
73ストロークの+1で上がったようです。
首位からは8打差と水をあけられていますが、初日で64Tは予選突破には難し
い位置ではないので頑張って欲しいですね。
大会が開催されている「我孫子ゴルフ倶楽部(千葉県)」のコース状況は天候
は晴れ、風速は2m前後だそうですから、まさにゴルフ日和の一日となりそう
です。
但し、天気が晴れなら、グリーン上は非常に難しくなると思うので、パットの
上手な選手が有利かも知れません。
勿論、ショートウェッジが正確であることは必須となりますが、その点では申
ジエ選手やキム・ハヌル選手も優勝争いに加わって来るでしょうね。
昨日の藤田光里ファンによる現地情報によると、ドライバーはいつもより距離が
出ていて、ミスショットも少ないとのことでした。惜しいパットがかなりあり、
3アンダーくらいは狙えたようだとも伝わっていました。
鈴木愛選手までとは言いませんが、まずは予選突破を目指して頑張って下さい。









一方菊地絵理香選手は68(-4)で暫定7位Tと健闘をしています。
好位置につけていますから、ショートアイアンがキレたなら、上位進出の可能
性は限りなくあるでしょう。
この大会はいつも良いプレーをしていますから、並居る強豪を倒して初のメジ
ャータイトルを獲得をして欲しいですね。



道産子頑張れ!

残り3日間、応援をしたいと思います。


日ハム 復帰の近藤健介は2安打! 遥輝は松井からサヨナラ打ぁ~

2017-09-28 21:48:20 | 北海道日本ハムファイターズ

9月28日【Game136/55-81-0】
北海道日本ハムファイターズ 4-3 東北楽天ゴールデンイーグルス



【勝】増井(6勝1敗24S)【負】松井裕(3勝2敗32S)
【本】松本 5号ソロ(1回・岸)、大田 13号ソロ(2回・岸)

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先発の加藤貴之投手は、粘投で7回126球を投じ9安打を打たれるも2失点
の好投(巧投?)でマウンドを8回から鍵谷に繋ぎます。
相手投手はここ数試合勝ち星がない岸投手でしたから、加藤は良く投げたと
思いますよ。


ただ残念なのは、前半ボールが高めに浮くシーンが多く、それを楽天打線に狙
われたのが惜しかったですね。
しかし、2失点目の藤田に打たれたタイムリーは、まったくのボール球でした
から、仕方がないとも言えますね。
打たれた藤田とは、昨年から4打数4安打とまったく相性が悪いようですから
来季の対戦ではしっかりと借りを返して欲しいですね。

日ハム打線はこの日も好調でした。
初回には2番松本剛が岸から、札幌ドームでは自身初の5号ホームランを放つ
と大田泰示が3回には昨日のオリックス戦の決勝ホームランに続き、バックス
クリーン左に連夜の13号を豪快に打ちます。
彼のパワーは日本人離れの資質を備えていますから、今オフの合宿から来季の
沖縄キャンプに向けては、弱点とみられる外角低めの見極めをすることですね。
随分と外角スライダーには、バットが空を切るシーンが見られました。

他の打者が好調であればあるほど、4番の中田のムラの多いバッテングが目立ち
ます。身体を絞ればパワーが無くなると、自己暗示をかけているのかどうかは
分かりませんが、もしも他のチームに移ったなら、チームの監督は4番は任せ
ないでしょう。
多分、5番か6番を打たせ「ホームランはいらないから、アベレージヒッター」
になりなさいというかも知れません。
むしろその方が4番の重圧から解放されて、ホームラン量産の確率も高まるの
ではないでしょうか?
来季は日ハムに残るかどうかは分かりませんが、チャンスで打点を稼ぐ本来の
姿に戻らないと、このまま潰れてしまうような気がします。
そのためには環境を変えて、一から出直す方が良いのかも知れませんね。

試合は8回表、鍵谷が楽天の先頭打者ウィーラーに、レフトフェンス直撃の2
塁打を打たれ、島内の犠打で1死3塁とされると、嶋のスクイズで2-3と勝
ち越されますが、昨日の9回2死で同点のホームランを放った横尾が、この日
も8回裏に技ありの同点打を放ち3-3とします。



おにぎり横尾の連夜の同点打には正直驚きました。
札幌ドームの観客は17,868人と少なめでしたが、これで盛り上がらないはずは
ありません。
平日開催ですでに5位が決まっているとはいえ、球場に押掛けた観衆の多くは、
大谷見たさでチケットを購入したのでしょうが、前夜に左太腿裏がつったという
大谷は出場は見送られました。
その代わりに、6月の怪我から久々に復帰をした近藤健介が指名打者で出場と
なり、さっそく活躍をします。
8回裏の横尾の同点打は、近藤の右中間を破るツーベースが呼び込んだものです
から、逆転に向けての下地が出来た一打でした。
手術明け間もなく復帰というのも驚きでしたが、札幌ドームに戻っての2安打は
来季の首位打者候補のナンバーワンでしょうね。
野球は生き物とも言われますが、流れをしっかりと掴んだ方が勝利を得られる
ものです。
ラッキーボーイ横尾の同点打で勢いが付いた日ハムに対して、楽天は9回裏に
守護神の松井裕樹をマウンドに送りますが、その出鼻を挫いたのは先頭打者の
清水優心でした。
松井が投げた外角高めのストレート見事にとらえた打球は、右中間を破り外野
フェンスに達します。
無死2塁のチャンスで即座に栗山監督は動き、渡邉諒を代走に送ると、石井が
しっかりと走者を3塁にバントで送り、サヨナラの舞台は整いました。

ここで登場をするのが3割打者を目指す西川ですから、たとえヒットで無くても
サヨナラの確率はかなり高かったでしょう。
もしもこの日2安打の西川にヒットが生まれたなら、限りなく3割打者に近づく
ことになるのですが..............。
今の日ハムで最もチャンスに強い西川遥輝は、サヨナラのチャンスでしっかりと
仕事をしました。


前進守備の二遊間に放った一打は、この日3安打を放ち加藤を苦しめた、藤田の
グラブをはじき興奮のサヨナラ勝ちにチームを導きました。
サヨナラ打を放った西川はご覧のように水責めの祝福を受けますが、下位に沈ん
だチームがその鬱憤を晴らす瞬間だったかも知れません。
これで西川は打率を.298として3割も見えてきました。
来季は西川遥輝と近藤健介の熾烈な首位打者争いが見たいですね。



気が早いかも知れませんが、これで来季のスタメンはほぼ固まったのではないで
しょうか。
1番.西川(中)、2番.松本&岡(右)、3番.近藤(指)、4番.大田(左)
5番.レアード(三)、6番.横尾(二)、7番.清宮(一)、8番.清水(捕)
9番.石井(遊)のYoungFightersです。

7番.清宮はあくまでも仮想ですが、中田が残留した場合には、5番で使うべき
かと思います。
他のチームはベテランが数多くなってきていますから、このチーム構成が上手く
行けば来季は優勝も夢ではなく、来季以降は日ハムの黄金時代が来るような気が
するのですが。

〈おまけです〉



日ハム 延長戦で勝ちましたが、大谷選手の怪我再発が気になります

2017-09-27 22:11:57 | 北海道日本ハムファイターズ



9月27日【Game135/54-81-0】
オリックス・バファローズ 2-3 北海道日本ハムファイターズ
【勝】増井(5勝1敗24S)【S】鍵谷(2勝3敗1S)【負】比嘉(0勝1敗0S)
【本】(日)横尾 6号ソロ(9回・平野)、大田 12号ソロ(11回・比嘉)
   (オ)ロメロ 26号ソロ(6回・斎藤佑樹)
=================================


久々の先発登板となった斎藤佑樹(佑ちゃん)は、進退をかける重要な登板と
なりました。
ファームの試合では、なかなか結果がでない登板が続いていましたが、失点は
味方のエラーが多いなかでの、大量失点の試合が続いていたので、本番での2
失点は上出来ではなかったかと思います。
もしも今日打たれていたなら、来季の残留も微妙だと内心ヒヤヒヤで見ていた
のですが最初の失点は、本人のバント処理でのエラー絡みですから仕方がなく、
2点目はホームランですから、低めで打たせて取る投球はベンチとしては合格点
を付けたのではないでしょうか。
今季2勝目は逃しましたが、斎藤佑樹選手自身は「出来ることはやりきった」と
いう満足感は得られたと思います。

試合は9回表に2死から、横尾選手の起死回生の同点ホーマーが飛び出し、延長
戦になだれ込み、太田泰示選手の決勝ホームランで決着がつきましたが、3番
大谷選手のアクシデントと中田選手の不発が無ければ、延長戦になる前に勝って
いた試合だったのでは................。

〈いま最も期待が出来るのは~おにぎり砲~横尾選手です〉


いつもはレフトスタンドへのHRですが、この日は相手守護神平野からのライト
スタンドへの特急便でした。
この同点弾がなければ、10時までの放送枠を使っていた地元TV局もきっと困った
と思います。
私の予想も「横尾は打つよ!」と宣言後の一打だっただけに、言った本人も驚き
の同点打でした。来季が楽しみになって来ました(笑)

〈連夜の決勝打を放った大田泰示選手〉


いやはや....延長11回表での大田泰示選手のホームランは予想外でしたね。
前夜に続いての決勝打は、大田選手の存在感を十分に知らしめてくれました。
中田、レアードが「行ったぁ~」と思う打球が失速をして、モヤモヤ気分の一日
でしたが、意味ある一発は今年度100安打目となる記念すべき一発でした。
巨人時代は8年間で100安打ですから、日ハムに来て花が開いた本人も嬉しい
一夜だったでしょうね。
来季も怪我さえなければ、上に定着をして活躍をしてくれるでしょう。


気になるのは大谷選手の途中交代です。
痛めていた左太腿裏の変調とのことですから、もしかしたら来季のメジャー挑戦
には、黄色信号が点滅をするかも知れません。
振り返ればチームはBクラスは必死というチーム状況のなかで、無理をして二刀流
の許可を出し、メジャー球団へのアピールをしたのであれば、球団への非難の誹り
は免れないでしょう。

前回、このブログで書きましたが、大谷選手は手足の怪我をしやすい名前であり、
一歩間違えたなら選手生命にも関わる可能性もあるので、再度精密検査を受けて
オフには完治をさせることが大切でしょうね。
あくまでも素人考えですが、肉離れの癖がある選手は、メジャーに行っても十分に
活躍は出来ないと思うのですが。
今季の怪我があった所為もありますが、二刀流の難しさを感じます。


日ハム 宮西10年連続50試合登板を勝利で飾る

2017-09-27 08:23:35 | 北海道日本ハムファイターズ

9月26日【Game134/53-81-0】
オリックス・バファローズ 2-6 北海道日本ハムファイターズ
【勝】公文(3勝0敗0S)【負】ヘルメン(2勝1敗3S)
【本】T-岡田 29号2ラン(6回・石川直)





先発の石川直投手、石井一選手、勝ち越し打を放った大田選手と8回裏にオリ
打線を10年連続50試合登板を果たした宮西投手と話題満載の試合でした。


先発の石川直投手は5回終了時でオリ打線を無失点に抑え、プロ初勝利目前と
迫りましたが、残念なことに6回無死で代打小島にライト前に運ばれ、次打者
T岡田に低めカーブをバックスクリーンへ特大の同点打を打たれ、初勝利の夢は
潰えてしまいました。
失投とは言えない一投だっただけに、打った岡田を褒めるべきかも知れません。
残念至極の一球でしたが、まだ石川投手は高卒3年目のルーキーに等しい投手
ですから、もしも残り試合でチャンスが巡って来たなら、次戦は初勝利の可能性
は間違いなくあるでしょう。
好投をしながらも、とても勿体ない6回裏の悪夢でした。


残り10試合となった大谷翔平選手は、どうやら今季で日ハムを退団しMBL挑戦
が決ったようですが、この日も5回、9回とヒットを放ち、最後まで手抜きを
しないバッテングで有終の美を飾りそうです。
3回には石井、西川がヒットで出塁し、それを松本剛がバントで送った後には
大谷がしっかりと犠打を放ち先制点をもぎ取ります。



タラレバないですが、ここでヒットが出ていたなら、大量得点の可能性もあり
先発投手の石川も楽に投げることが出来たでしょう。
1死2,3塁での得点が1点のみは、大谷にとっても打ち損ねでしたから、これ
も勿体ない3回の攻撃でした。

同点に追いつかれた後の7回表には、相手投手は6回に3人目のヘルメンに繋ぎ
ますが、この投球前の摩訶不思議なポーズは......ユニークですね。


〈写真はこの試合のものではありません〉

ただこの投手はコントロールには難があるようなので、来季はオリに残っている
かどうかは分かりませんが、打ちにくい中継ぎ投手だと思います。
先頭打者の大谷、中田と倒れますが、レアードは四球で出塁をし6番横尾はレフト
3階席に特大の大ファールを放ちます。
一体どれくらい飛んだのか気になるところですが、彼のパワーは大谷に勝るとも
劣らないものがありますね。
その横尾が外角低めのスライダーを、ライトに運び2死1,3塁でこの日決勝打を
放つ大田が登場するのですが、三遊間に放った一打は決して快打とは言えない一打
でした。
ショートの宗選手がベテランであったなら、タイムリーにはならなかったかも知れ
ません。足で稼いだタイムリーヒットだったと思います。
何はともあれヒットはヒットですから、打った大田選手を褒めたいと思います。

この日のヒーローは10年連続で50試合登板を果たし、8回を無失点に抑えた宮西
投手でしたが、彼の偉業は暫く塗り替えられることは無いでしょう。
10年連続というのが凄いことです。


ある種鉄腕ともいえる宮西投手ですが、今年は余り調子が良いとは言えないなか、
頑張っていますね。
これからも日ハム投手陣の大黒柱として頑張ってくれるでしょう。

試合ごには、宮西投手がヒーローインタビューを受けましたが、この試合では隠
れたヒーローがもう一人いました。
中島卓が怪我で鎌ヶ谷に行ったあと、先日新人として100試合出場を決めた石井一
選手です。
一時は疲れが原因なのか打撃不振に陥り、鎌ヶ谷行を経験した石井選手でしたが
返ってきてスタメン出場をするたびに、エラーも少なく打撃ではしっかりと9番
の役目を果たしています。



この日は、3回には2点目となるレフト前へのタイムリーを放つと終わってみれば
5打数4安打の大活躍でした。
ますます中島卓選手が帰って来ても、居場所がなくなりそうな新人の活躍ですが
来季のショートの定位置争いは熾烈でしょうね。
日ハムの内外野とも若手が伸びてきているだけに、1塁、2塁、遊撃争いは大変な
ことになるでしょう。
このような活発な打線に、来季はドラフトでの有望新人も加入するわけですから、
たとえ大谷翔平と中田翔が抜けても、大きな戦力ダウンにはならないと思うのですが。


日ハム 井口選手の引退試合は思わぬ形でサヨナラ負けに

2017-09-24 16:34:46 | 北海道日本ハムファイターズ

9月24日【Game133/52-81-0】
千葉ロッテマリーンズ 4X-3 北海道日本ハムファイターズ
【勝】田中靖(1勝0敗1S)【負】白村(1勝3敗1S)
【本】加藤 5号ソロ(3回・高梨)井口 2号2ラン(9回・増井)
===================================
〈今日のスタメン〉


この日はロッテ井口資仁選手の引退試合となり、千葉ロッテ先発の涌井投手は
今シーズンの5勝11敗という成績からは、考えられない好投を繰り広げます。
5回に中田にセンター前に運ばれるまではノーヒットノーラン。

いやはや絶頂期の涌井投手を彷彿させるピッチングには、正直驚きました。
中田に打たれるまでは、8三振と日ハム打線は手も足も出ない状態でしたから
もしか!の期待もあったのは確かです。
ところが6回先頭打者の清水にレフト前ヒットを打たれると、アクシデントが
彼を襲います。

それまでの飛ばし過ぎが原因なのか、井口の引退試合ということで、超満員と
なったZOZOマリンスタジアムの熱い雰囲気の所為かは分かりませんが、涌井
投手は手足が痙攣起こし、止む無く投手は松永に交代となります。
結局5回表の終了時では9奪三振は、かっての絶頂期を彷彿させるピッチング
で、この回の途中降板は本当に口惜しかったと思います。


手も足も出なかった涌井が降板をして、その後を引き継いだ松永がきっちりと
ゼロ封に抑えます。
日ハム高梨も6回裏のロッテの攻撃を3者凡退に打ち取り、試合は佳境に突入
をして、7回表には代わった南投手を攻め立て、中田、レアードのタイムリー
であっさりと逆転をし勝利の女神を呼び込みます。
また8回表には、西川のセンターへのタイムリー3塁打で追加点を奪い、3-1
とリードをして、高梨の勝利投手とレアードの決勝打は確実と思われたのですが。

〈一塁に石井を置きセンターへタイムリー3塁打を放つ西川選手〉


その後に起きたことは、日ハムファンには悪夢!
ロッテフアンには奇跡の9回が待っていたとは.........。

その悪夢を招きいれたのは、日ハムのクローザー増井投手であり、奇跡の一打を
放ったのは、この日の主役だった井口選手でした。
9回裏、ライト前で出塁をした代打の清田を1塁に置き、井口が打った打球は
バックスクリーンに吸い込まれました。
球場全体に巻き起こる歓声でボルテージは最高潮に達し、日ハムベンチは「唖然」
とするのみです。
まさに自らの引退試合で9回裏に同点2ランを放つとは、「千両役者」です。
果たして過去にこのような試合はあったのでしょうか?
私の記憶には、このような引退試合は無かったと思うのですが、これが最下位争
いのチーム同士でなければ、仕組まれた八百長と言われても仕方がないでしょうね。

ロッテの勢いはそのまま延長戦となっても衰えず、延長12回には白村がサヨナラ
打を打たれて3-4Xと負けますが、この日ZOZOマリンスタジアムに押し掛けた
ロッテファンは足取りも軽く帰路についたことでしょう。

7回109球と好投をした高梨投手は、試合後に井口選手のサイン入りバットを頂い
たそうです。
「井口選手の引退試合に投げさせてもらい、とても光栄です」と語った高梨投手
は7勝目を目前にしてのチームのサヨナラ負けは、口悔しい思いはあるでしょうが、
長い野球人生にはいろいろな出来事があるものです。
来季のチーム構成は大きく変わる可能性もありますが、ローテの一角として来季は
10勝を果たして欲しいと思います。



<7回 109球 打者27 安打5〈本塁打1〉 三振2 四球2 失点・自責1>


日ハム 大谷の8号決勝ホームランで逆転勝ち

2017-09-24 00:17:01 | 北海道日本ハムファイターズ

9月23日【Game132/52-80-0】
千葉ロッテマリーンズ 3-4 北海道日本ハムファイターズ
【勝】有原 (8勝13敗0S)【S】増井(4勝1敗24S)【負】有吉 (2勝5敗1S)
【本】大谷 8号ソロ(8回・有吉) 角中 8号2ラン(3回・有原)

(スタメン)


ロッテは先発の関谷が好投を繰り広げるも、3-0とリードをしながら、ヨレヨレ
の有原から追加点を奪えずに逆転負けを喫しました。
それも敗因は、絶不調の中田翔の3安打猛打賞と8回の大谷翔平の8号ホーマー
での敗戦ですから、今年のロッテを語るには象徴的な試合だったと思います。



日ハム先発の有原は初回からストレートに力が無く、コントロールもままなら
ない不安の中、序盤で3失点という苦しい立ち上がりでした。
今年の有原は一挙に崩れる悪い癖があり、この日も負け試合かという不甲斐な
さを暗示する出来の悪さは、到底日ハムのエースには程遠いものを感じました。
感情を出さないタイプですが、マウンド上での落ち着きのなさと、何か投げやり
とも思える投球には、来季は果たして活躍が出来るのだろうかという不安を覚え
たのは私だけではないでしょう。

もしもこの日の対戦相手が、最下位に低迷をしているロッテ以外のチームなら、
早々に降板を強いられ敗戦投手になっていたでしょう。
昨年までの有原にはガムシャラに投げる強さがあったのですが、今年の彼には
「打たれる事への不安と自信の無さ」がありありとマウンド上で見られます。
もしも3回の2失点後、無死1,2塁で大学のチームメートだった中村の併殺
打が無ければ、多分大量失点をして降板をしていたと思います。
ロッテにすると、この試合を決めるかどうかの重要な3回の攻防でした。

野球の流れとは怖いもので、チャンスをみすみす逃すと必ずピンチに見舞われ
るようになっています。
ロッテは4回、5回を3者凡退が続き、有原に立ち直りのチャンスを与えると
試合の流れはすっかり変わり、日ハム打線は元気を取り戻し6回の攻撃につな
がります。
この回はすっかりレギュラーとしての自信を深めている石井(一)が先頭打者
でライトにツーベースを放つと、今季成長著しい松本が1死後レフトへの反撃
の狼煙となるタイムリーツーベースを打ち1-3としました。



1死2塁で3番大谷は遊飛に倒れますが、ここで2回にボテボテの3ゴロを内
野安打として気分も良好だった(多分)中田翔が、チャンスで技ありのライト
前にタイムリーを打つのですから野球は何が起こるか分かりません。
ここまで好投を続け勝利投手の権利を得ていた関谷投手には、まさかの2失点に
なって動揺をしたのか、続くレアードの打席では痛いワイルドピッチで走者2塁
とし自滅への道を進んでしまいます。
踏ん張りどころでレアードが打った遊ゴロを、今度はショート大嶺(翔)がまさ
かの一塁悪送球で3-3の同点に日ハムは追いつき、序盤不調だった有原の負け
は消えてしまいました。
ショート大嶺は前回の対戦でも、痛いところでのエラーをしていた記憶があるの
ですが、守備の要となるセンターラインが弱いと思わぬ落とし穴が待っていると
いう良い例かも知れません。

ショートストップに名手がいるチームは、過去の例からいっても強くなります。
古くは阪神の牛若丸と言われた吉田、華麗な守備で長嶋と三遊間を守った巨人の
広岡、やはり強かりし西鉄の豊田、広島の第一期黄金期の高橋慶彦、同じく広島
の野村謙二郎、西武の石毛と松井稼頭央、ヤクルトのブンブン丸こと池山隆寛と
宮本慎也そして日ハムの金子誠など、強いチームには名ショートがいました。
現在では、ソフトバンクには今宮がいて巨人には坂本、阪神は鳥谷などの名手が
いますが、楽天に入団をした源田とやはり新人の石井一成は将来性は非常に高い
のではないでしょうか。

また脇道にそれましたが
結果は8回に放った大谷翔平の8号ホームランで、日ハムの逆転勝ちとなったこの
試合は、久々の中田翔の3安打という「おまけ」付き試合になりました。
内容から言うと両チームとも収穫のない消化試合とも言えますが、大谷翔平選手を
目当てに球場に足を運んだファンには、満足が得られたかも知れません。


日ハム 大谷の登板は期待外れの結果でした

2017-09-21 22:50:12 | 北海道日本ハムファイターズ

9月21日【Game131/51-80-0】
北海道日本ハムファイターズ 6-4 福岡ソフトバンクホークス
【勝】大谷 (2勝2敗0S)【S】増井(4勝1敗23S)【負】武田 (5勝3敗0S)
【本】(日)横尾 5号2ラン(3回・武田)
   (ソ)上林 13号ソロ(4回・大谷)、江川 1号ソロ(9回・増井)
    観客数:30,363人
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横尾選手のホームランが止まりません(笑)
この日も第二打席で5号ホームランを打ちましたが、今日のホームランも打った
瞬間にボールはレフトスタンドにきれいな放物線を放ち吸い込まれました。
なぜか彼のホームランは、気分が良くなるホームランで他の打者とは違った感覚
に陥るのはなぜでしょう。
やはり思い切りの良さがそう思わせるのでしょうか。
正直言って9月に入ってからの彼のホームラン量産は驚きです。
このまま順調に育ったなら、将来は4番打者を任されるかも知れないです。

〈先発で2勝目をあげた大谷投手〉


ようやく2勝目を上げた大谷投手ですが、バックネットには多くの米MLB17
球団からのスカウト陣27人視察に訪れる中での登板になりました。
登板後の本人は「きょうに関してはいいところがありませんでした。反省を
次につなげていけるよう調整していきます」とコメントをしたそうですが、
私から見ても右足首の怪我をかばっての左足太腿肉離れの影響なのか、昨年と
比べても投球フォームに安定がなく、コントロールがままならない状態だった
ように思います。

ここに来て心配なのは、かってTBSのサンデーモーニングで張本勲氏が語った
「野球生命駄目かもよ!」の発言です。
間もなくペナント争いの闘いも終了し、プロ野球はオフに入りますが、ポスティ
ングシステム
を活用しての移籍後に手術に踏み切った場合には、結果の良し悪し
に関わらず獲得球団が責任を持つことになります。
それだけのリスクを背負い、また大谷選手の二刀流を容認するチームは、どこに
なるのかがとても気になりますね。

私は前にもこのブログで書いたと思いますが、手術なしで見切り発車をした球団
の姿勢は容認が出来ません。
諸事情はあるのは理解は出来ても、爆弾を抱えながら打席に立たせマウンドにも
立たせたからこそ、本人にとって不本意な投球が続いているのでは?
投手としても打者としても、昨年とは比較にならない出来の悪さですから、観客
動員を目的として大谷投手を利用すべく起用をしたなら、球団の姿勢は間違いで
あると糾弾をされても仕方がないでしょう。

ちなみに大谷翔平選手は、姓名判断では「姓名の中心をなす人格が19画」です。
19画を持つ姓名は「天才的才能を有し一芸には秀でる」人も多いのですが、成功
の期間は短く手足の怪我で失敗を招く暗示があります。
かって巨人に在籍をし、MBLに移り大成功をしたゴジラこと松井秀喜氏も地格に
19画を持っていました。
結果はご存知のように、ヤンキースでは大活躍をしますが、2006年には守備での
右手首骨折をし2008年には、かっての古傷だった左膝痛が再発するなど怪我に泣
かされ続きのメジャー生活でした。
同時期マリナーズで大活躍をしていた「イチロー(鈴木一朗)選手」は大きな怪
我にも見舞われず今も現役生活を続けています。

その差はいったい何かと言えば、私から言うと「名前の良し悪し」だと思います。
そのような事からも、大谷翔平選手は確かに「今世紀の天才」と言えますが、最も
憂慮しなければならないのは、手足の怪我と頭の怪我であると書いておきます。


日ハム 勝利への執念が見られない試合でした(怒)

2017-09-21 01:12:09 | 北海道日本ハムファイターズ

第24回戦 7勝17敗0分|観客数:20,078人(入場料¥1.000)
9月20日【Game130/50-80-0】
北海道日本ハムファイターズ 1-4 福岡ソフトバンクホークス
【勝】バンデンハーク(13勝7敗0S)【S】森(2勝2敗1S)
【負】上沢(4勝8敗0S)
【本】(ソ)塚田 2号ソロ(7回・上沢)、今宮 14号ソロ(8回・白村)
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5回まで好投の上沢投手でしたが引っ張りすぎて、6回は無死から四球を与え
中村晃に1,2塁間をゴロで破られこの日初の失点で同点に追いつかれます。
1-1の同点で7回は投手交代かと思っていましたが、好調の上沢に勝利を
付けたかったのでしょうか、栗山監督は続投を命じました。



既にSBは優勝を決め日ハムは5位がほぼ決まっている状況ですから、勝っても
負けても大勢に変化がないので、上沢続投となったのでしょうか。
しかし続投は裏目に出て、すでに投球数は100に近づいていた上沢は、ホーム
ランでトップを走るデスパイネの代打塚田選手に手痛い一発を打たれます。
試合への執念があればここは投手交代だったでしょう。

しかしハムベンチは、上沢投手の5勝目を夢に描き個人成績を重視したのです。
二試合連続で負けが付き今季8敗目を喫した彼にとり、学ぶべきものがあった
なら良いのですが。
高橋バッテリーコーチは、塚田選手が代打に送られた時点で、バッテーリーに
アドバイスを送るべきでしたね。
清水捕手がまだ若いだけに。


今季バンデンハーク投手から2本のHRを放っているレアード選手には、外野
スタンドへのホームランを期待していたのですが、2安打を打つもホームラン
は次の試合までお預けとなりました。
ホームラン王争いをしている、デスパイネと柳田がいるSBとの対戦は明日で
終わりですから、相手投手は満塁という場面以外は、まともに勝負をしない
でしょうね。


そのような厳しい打席の中、この日唯一のタイムリーを放ち、2打数2安打と
結果を出しているレアード選手は、まだまだ諦めてはいないと思います。
2年連続でのホームランタイトル獲得は、永遠に残る記録であり勲章です。
日ハムでの2年連続のホームラン王は、かっての東映時代のスラッガー大杉勝男
さん(故人)(1970~71シーズン)とウィルソン選手(1997~1998)しか
いません。
是非レアード選手には球団タイ記録を達成して欲しいと思います。


ファームで前から注目をしていた高濱祐仁(ゆうと)選手が、3打席目にプロ
初安打を放ちました。浅間大基選手とは横浜高校ではチームメートでプロ3年
目の期待の星です。横浜高校時代は浅間選手とAT砲と言われ、高校通算では32
本の本塁打を打っています。



内野手でポジションはサード、ショートなので、かなり厳しいポジションとなり
ますが、将来はレアードの後釜のサードを狙える逸材かも知れません。
写真のバッテングフォームでは、バットのしなりが良く分ります。
センター前のポテンヒット気味でしたが、何よりも彼にとってプロ初安打は嬉しい
一打だったでしょう。
クラスメートの浅間選手も祝福のメールをしたのでしょうね。
ちなみに兄の髙濱卓也は千葉ロッテマリーンズの内野手です。
中学時代から「中田翔」のファンを自負して、日ハム入団後は中田翔の弟子入りを
熱望したという逸話があります。
かっての中田の良い面を吸収して、来季は一軍で活躍をして欲しい一人ですね。


「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」アン・シネは藤田さいき、木戸愛と同組で

2017-09-20 17:02:15 | 女子プロゴルファー

LPGAで闘ってきた横峯さくらは主催者推薦枠で、藤田光里、西山ゆかりと同組
のようですね。
今季は左手の怪我で思うようなプレーが出来ず、パッとした成績が残せていない
藤田光里ちゃんですが、果たして予選通過は可能なのでしょうか?

前にもこのブログで書きましたが、手足の怪我はプロゴルファーにとっては致命
傷になる場合もあるので、じっくりと治して試合に向かえば良いと思うのですが
現在賞金ランクは85位と低迷をしているので、そうもいかないのでしょうね。
2017年はトップ10フニッシュもないので、シード権を守るのはかなり厳しい
かも知れないですね。

〈2017_09_07   コニカミノルタ初日〉


韓国勢ではキム・ハヌル選手とイ・ボミちゃんは、この大会には不参加のよう
ですが、セクシークイーンのアン・シネ選手は参加をするようです。
彼女の人気はまったく衰えることなく、コース上では男性フアンを引き連れて
のラウンドが続いているようですが、見るからにスタイルが良く細身でグラマ
ラスな彼女の体型には男性ファンは一度は拝見をしたいと思っても当然でしょう。
身長は藤田光里ちゃんと同じで165㎝体重は53㎏だそうですが、誰もが注目を
する胸はFカップはあるのでは..........。
まぁ、彼女のようなボイン、キュツ、ボインの女子プロゴルファーは、日本人
には見当たらないので人気を集めるのは当然かもしれません。









彼女には今季だけではなく来季も是非日本でプレーをして欲しいですね。
今年の北海道ツアーでは実物を見れませんでしたが、来年も日本でプレーを
するなら、ぜひ足を運びたいと思っています。
ハイ!


日ハム 楽天美馬に完封負け~しかし嬉しい話題もありました

2017-09-20 02:43:05 | 北海道日本ハムファイターズ

9月19日【Game129/50-79-0】
東北楽天ゴールデンイーグルス 6-0 北海道日本ハムファイターズ
【勝】美馬 (10勝6敗0S)【上原】 (1勝5敗0S)
【本】アマダー 20号ソロ(2回・上原)、ウィーラー 28号ソロ(5回・村田)
=================================
美馬の好投で西川遥輝と大田泰示の2本のヒットでは、勝てる訳がありません。
完封負けというよりも完敗の試合でした。
それにしても楽天の2年目オコエ瑠偉(16年楽天D①)は良く打ちますね~
外れドラ1で獲得をした選手ですが、攻走守に秀でた良い選手です。

一方、日ハム投手の上原も16年のドラ1ですが、この日は8被安打自責点3と
散々な結果になりましたが、今日の失敗を糧として、一軍定着を狙って欲しい
ですね。8月20日の勝利試合から間が空き過ぎたのでしょうか?
慣れないkoboパークということもあり、不完全燃焼に終わりましたが、せめて
一週間間隔で投げさせて欲しいですね。



また日ハム打線ではマルチヒットを放った大田は、昨日までは外スラを打てず
三振の山を築いていましたが、2回には外角低めのフォークをレフト前に、6
回にはど真ん中のストレートをライトへ打ってマルチとしましたが、外角の
低め対策(選球)を今オフにしないと、クリーンナップを打つのは難しいかも
知れません。

バッターボックスで力みが無く、バットがスムーズに出るようになれば、身体
能力は抜群なので相手投手もおじけづく打者になると思います。
巨人時代にはスタメン出場も少なく、打てなければファーム送りとなっていて、
一軍での試合数も少なかったので、後半疲れが出たのでしょうが、来期には今
の経験が活きて来るでしょう。




〈ピンチを無失点で切り抜けた玉井投手〉



4回裏1死2,3塁で上原の救援でマウンドに立った玉井大翔投手でしたが、
登板早々にセカンド太田の失策で満塁のピンチを迎えてしまいます。
これまでの流れは最悪とも言え、すでに0-4とリードをされていましたが、
1死満塁で迎えた4番アマダーを三振に打ち取り、5番銀次は2ゴロに打ち取っ
てリリーファの役目を果たしました。
9月13日も上沢をリリーフして好投を演じた玉井投手でしたが、ここ数試合は
新人離れしたマウンド度胸で役目を果たしていますから、来季も中継ぎでの活
躍が大いに期待が出来るでしょう。

北海道の佐呂間町出身と言っても、道外の人はピンとこないかも知れませんが、
道東のサロマ湖の畔にあるこの町は、帆立貝と牡蠣の養殖で成り立っている町
です。
隣町の北見市常呂町には、カーリング女子で平昌冬季オリンピック出場を決めた
LOCO SOLAREが本拠地としている「アドヴィックス常呂カーリングホール」が
あります。
そのような北海道道東の寒村(佐呂間の方には失礼!)から、プロ野球選手と
して活躍をしている玉井投手には、郷土のためにも活躍をして欲しいですね。

〈石井一成選手がルーキーとして100試合出場を達成


石井一成選手はルーキーとしては、久々のシーズン100試合の出場をしました。
ファイターズとしては史上7人目。内野手としては、1978年・古屋英夫選手、
1979年・高代延博選手、1992年・片岡篤史選手に次ぐ、4人目の快挙です。

古屋、高代、片岡の3選手はともにかってのファイターズを支えた選手です
から、石井選手もこれらの先輩に負けない活躍を来年以降もしてくれるでしょう。
気になるのは石井選手が100試合出場のきっかけを作った、中島卓也選手です
が、このまま黙ってレギュラーを譲るつもりはないでしょうね。
堅実な守備では中島選手が抜け出ていますが、問題は打撃力です。
今のパワーでは、打力の差で石井選手に軍配は上がるでしょうから、オフシーズン
には打力アップのために身体を鍛えてレギュラー獲りに邁進して欲しいですね。


セリーグは広島カープが優勝~広島在住の皆様・カープファンの皆様おめでとう!

2017-09-19 03:02:27 | 北海道日本ハムファイターズ

広島カープさんが優勝を決めました。
2年連続優勝おめでとうございます!


<連覇を果たしナインから胴上げされる緒方監督>


昨年の日本一を逃した悔しさもあり、今年の広島カープは選手が一丸となり
優勝目指して突き進みました。
主力打者の鈴木誠也選手が右足首の骨折というアクシデントがあり、後半戦
では主力打者のエルドレッドの大スランプがあったなかでの優勝は33年ぶり
の日本一奪還に向けて可能性を十分に秘めたリーグ制覇です。
終わってみれば(優勝時点で)2位阪神には11ゲーム差を付けての優勝は、
ダントツの逃げっぷりでしたから、CSでまさかの取りこぼしがなければ、順
当に行けば広島VSソフトバンクとの日本シリーズになるでしょう。
※ただし、CSは2位、3位のチームは手ぐすね引いて待ち構えるので、過去に
ロッテが下剋上優勝を果たした例もあることから、何が起きても不思議では
ないので油断は禁物ともいえます。


私の予想では、昨年の口惜しさをバネとして、パリーグ球団に立ち向かう広島に
分があるように思いますが、一発勝負だけにソフトバンク投手陣対広島打線の
闘いになるでしょう。
ソフトバンク投手陣では、バンデンハーク、千賀 滉大、東浜巨の10勝投手対
丸佳浩と松山竜平両外野手、大ベテランの新井貴浩選手の広島打線との対決と
なるでしょうね。

いずれにしても今年のCSには、日ハムは登場をしないので、セパ両チームを
平等に応援したいと思っています。

〈今日の日ハム〉9月18日【Game128/50-78-0】


北海道日本ハムファイターズ 7-1 オリックス・バファローズ
【勝】吉田(1勝2敗0S)【負】山﨑福(2勝5敗0S)
【本】(日)レアード 32号ソロ(6回・比嘉)、西川 9号2ラン(7回・金田)
===========================================
やっぱりこの日の試合での活躍と言えば、吉田侑樹投手があげられるのでしょうか?
先日初勝利を挙げた上原投手とは同期入団で、先を越された口惜しさからの登板に
なりましたが、結果は7回を投げ切っての1失点は、来季に向けての期待が高まり
ますね。スピードボールをビシビシと投げ込むタイプではないのに、ストレートに
オリックス打線はつまっていましたが、どうやら解説の建山氏によると、その要因
は投球フォームにあるとのこと。
素人には分からない部分ですね。

これで吉田投手(東海大仰星高-東海大-北海道日本ハム(ドラフト7位・16~)は
今季初勝利となりましたが、オフには走り込みをしてコントロールが定まるように
なれば、先発ローテ候補の一角に入って来そうです。



今季は失策の多さと打線の不調、そして先発投手陣の総崩れから、早々にAクラス
からの転落となりましたが、ここに来て上原投手に続き先発候補が初勝利を挙げた
ことは大いに意味があります。

さて打っては久しぶりにレアード選手の32号HRが飛び出し、ホームラン王争いも
トップを走るデスパイネに2本差と迫りました。
3番手につけている柳田選手も31本ですから、残り試合での3者の争いは熾烈な
ものになるでしょう。
是非ともレアード選手には、2年連続のHRKINGになって欲しいですね。
ソフトバンクは残り11試合、日ハムは15試合ですからレアードの逆転は十分
に可能です。

3割を目指す戦いの渦中には西川遥輝選手(.295)がいます。
この日の西川選手は3打数1安打(ホームラン)で打率を上げましたが、調子は
上向きなのでペナント終了時には帳尻を合わせて来るでしょう。
また盗塁王は間違いないと思います。

〈自身新の9号2ランを放った西川選手〉


〈この日のヒーローは初勝利を挙げた吉田投手と初回満塁で2塁打を放った横尾
内野手でした〉


ここ数試合での横尾選手の活躍には目を見張るものがあります。
あくまでも一時的なもので終わることなく、来季の中心打者として育って欲しい
と誰もが思っているでしょう。
慶應大学出身の打者としては、近年では高橋由伸巨人監督以外に活躍をした選手
は見られませんが、オールドファンには懐かしい佐々木信也氏や別當薫氏、山下
大輔氏などそうそうたる選手がいますから、その仲間入りを是非とも果たして欲
しいものです。



LPGA女子ゴルフ~エビアン選手権が終わりましたね

2017-09-18 10:25:42 | ゴルフ

藍、涙のホールアウト…自分に「お疲れさま」

TVを見ていて宮里藍選手のホールアウト後は、もらい泣きをしてしまった私。
手の甲で両眼をぬぐう私の姿を、声もかけずに見て見ぬふりをする妻の思いやり
に感謝!!
そのような藍ちゃん最後のエビアン選手権は終わりました。
ウルウルの始まりは、最終ホールの2打目を待つ、藍ちゃんのアップが写された
時、きっと藍ちゃんの頭には過去の数々のシーンが走馬灯のように思い浮かんだ
のでしょうか。
両眼はわずかながら赤くうっすらと涙がたまり、さあこれが最後のショットだと
過去の思いを振り切って、残り200ヤード超のグリーンめがけてウッドを振り
抜きました。

初日こそこの18番Hでは3オン2パットのボギーとしましたが、3日目、最終日
と最終ホールはパーであがるところは、さすがとしか言いようがありません。
結果は目標としていた優勝には届きませんでしたが、彼女の実力であればまだまだ
活躍が出来る年齢なのに、何よりも先に「勿体ない!」と感じたのは私だけでは
ないでしょう。

出来れば引退宣言はせずに休養宣言をして欲しかったのですが、引退をしても復帰
が可能なのはプロの世界ですから、いずれ復帰をして海外の選手のように長くプレ
ーをして欲しいと思いますが........。
またゴルフのクラブは、日進月歩で飛ぶクラブが今後も増えて来るでしょう。
それだけハンディもなくなるでしょうから、飛ばない選手にも勝つ可能性は増えて
来るでしょう。
藍ちゃんの引退は結婚が目的なのか、体力の限界からの休養が必要だと感じたのか
は分かりませんが、完全引退はせずにときおり元気なプレーを見せて欲しいですね。


3に目2位でスタートした上原彩子選手は、残念な結果に終わってしまいました。
前半でのチャンスでのパットが入っていたなら、最後まで優勝争いを繰り広げた
のではないでしょうか。
4番でボギーを叩きますが、我慢のゴルフは10番まで続き、11番ではバーデイと
して8アンダーに戻した時点で、もしやの結果を想像したのですが、13番ロング
でのボギーが響いたようです。

やはりメジャーのプレッシャーは凄いんですね。

また続く14番ショートのダボは、観ていて何が起きたのか全く分かりませんでした。

キャリーでグリーンオバーとは.........。

信じられない光景を目にして、これで終わった!


きっと本人も張り詰めて来た緊張感がほどけて、4オン1パットのWボギーとなった
のは仕方が有りません。
それにしても結果はともかく、LPGAでの優勝は無くメジャーでの最終組も初だった
のですから、メジャー大会での10位はよく健闘をしたと褒めてあげたいですね。

野村選手は全く結果が出なかったのですが、この大会では有力選手が軒並み予選落ち
をしていますから、オセアニア・アジアシリーズで今季2勝目を期待することにします。