午前2:00からのWOWOWのライブ放送は、午前2:00で終了し、午後スタート
の畑岡選手のプレーはカットでした。
上原彩子選手(2アンダー29T)のプレーぶりは見ることは出来ても、畑岡選手の放送は
ありませんでした。
よってホールインワンも見れず、午後組のなかでは首位と一打差の6位Tという好プレー
をしたのにも関わらず....消化不良となるWOWOWの放送でした。
契約者が少なく、バスケ、テニス、ボクシングと魅力のない放送(特にドラマと映画は)が
多いWOWOWですから、愚痴を言っても仕方がないのですが、もう少しまともな放送を
して欲しいものです。
まぁ、宮里藍ちゃんが引退をして、宮里美香選手も横峯さくら選手もLPGAからは離れて
しまい、今季は野村選手も腰痛で休むという事態ですから、WOWOWとしては、畑岡奈紗
選手と上原彩子選手の活躍を期待するしかないのでしょうね。
まだ初日での一打差6位Tですから、スコアはあてには出来ないものの、午後スタートで66
のスコアは立派です。
2日目は午前のスタートですから、天候が崩れなければスコアを伸ばすチャンスは大いにあり
初優勝も狙えるかもしれません。
今日の2日目が非常に楽しみです。
【2018】中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 1日目
<中京テレビ・ブリヂストンレディース 初日〉
ツアールーキーの小祝さくら選手が7バーディ、ノーボギーの「65」でプレーして、
トータル7アンダーとしてプロ初の単独首位発進をしました。
今季プーさんイチオシの小祝選手は、今季ヤマハレディースでは4日間5位タイ、
ワールドレディース・サロンパスカップでは2日目終了時には3位タイと健闘するも
3日目77、最終日には78と叩いて口惜しい41位タイに終わりましたが、先週の
ほけんの窓口レディースでは、最終日に追い上げて18位タイと波は激しいものの
順調に賞金をゲットしています。
サロンパスカップでは大崩れをしましたが、小祝選手の長所はフェアウェイキープ率
とパーオン率の高さではないかと思っていますが、彼女が語るように「勿体ない」と
いうプレーが減ったなら、新垣選手に続いてのツアールーキーの初優勝があるかも
知れません。
また今日は一緒にまわったパートナが、柏原明日架選手と有村智恵選手でしたから、
リズムよくプレーが出来たのかも知れませんね。
この大会は3日間大会ですから、明日は笠りつ子選手とささきしょうこ選手との最
終組になると思いますが、優勝を意識せずに無理をしなければ、おのずと良い成績で
ホールアウトが出来るでしょう。
道産子選手では菊地絵理香選手が優勝の一歩手前で涙を飲み、尊敬をしているという
高校(飛鳥未来高校)の先輩の藤田光里選手は、手術明けということもあり今季は苦戦
を強いられていますが、かっては2016年の「ニッポンハムレディス」でアマとして初日、
2日目を首位を守るなどの経験もあるので、パットで大きなミスがなければ、朗報が届く
かも知れませんね。
勝負は2日目の明日ですから、平常心でプレーに臨んで欲しいです。
【ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 2日目の順位】
1位:イ・ジョンウン6(-5)
2位:鈴木愛(-3)
3位T:小祝さくら(-2)
3位T:比嘉真美子(-2)
3位T:藤田さいき(-2)
6位:ユン・チェヨン(-1)
トップには2017韓国賞金女王のイ ジョンウン6が躍り出て、2位には国内賞金女王
の鈴木愛が付けるという展開になりました。
2日目を終わった時点で、トップとは2打差の好位置につけている鈴木選手ですが、
今大会には並々ならぬ競争心を持って臨んでいるようです。
そのことは彼女がホールアウト後に残したコメントからも良く分ります。
この日3アンダーの69であがったにもかかわらず表情は厳しく、トップに立った
イジョンウン6選手をさして、次のような言葉を残したそうです。
「日本ツアー初参戦ですぐに勝たれるようなツアーではダメだと思います。実力以上
のものを発揮してでも止めないと。
対抗する選手がもっといないと。
練習量が少ないのかな。
これだけの数の選手が出場していて勝たれるようではダメ」
これは日本人選手のトップに立つ彼女の意気込みであり、日本の女子ゴルフ界を代表
しての思いでしょう。
2日目トップに立ったイ・ジョンウン6(-5)
イボミ選手はあえなく予選落ちに
期待の新星小祝さくら選手は首位と3打差の3位Tに。
このような思いのなか3日目を終えての結果は、首位のイ・ジョンウン6選手はパープレー
で周り鈴木愛選手は2オバーで2位タイに。
1位:イ・ジョンウン6(-5)
2位T:申ジエ(-1)
2位T:鈴木愛(-1)
4位:比嘉真美子(-0)
5位T:藤本麻子(+1)
5位T:ユン・チェヨン(+1)
やっぱり強い韓国女王ですが、2位タイの鈴木愛選手には最終日の巻き返しを期待を
したいと思います。
不気味なのは2位タイに浮上をしてきた申ジエ選手ですが、4位につけている比嘉
真美子選手も一気に爆発をしたなら、5打差を逆転する可能性はあるでしょう。
試合を面白くするには、トップを走るイ・ジョンウン6選手が、スコアを落とすしか
他の選手にはチャンスは訪れないでしょうが、申選手が先輩としてイ選手にプレッシャー
をかければ、面白い展開も期待が出来るのでは.....。
道産子の小祝選手は、3日目を終えて黄金世代同期の畑岡奈紗選手と並び3オーバー
の9位タイでのスタートになりますが、この日の77は勿体なかったですね。
いよいよ女子プロゴルフツアーのメジャー初戦が、茨城ゴルフ倶楽部 西コースで
始まりました。
大会には前週のメディヒール選手権で米ツアー自己最高の7位になった畑岡奈紗が
故郷での優勝を狙い帰国をするとともに、韓国からは韓国女子賞金王のイ ジョンウン
や先週サイバーエージェントレディスでツアー初優勝を挙げた新垣比菜などの有力
選手が参加をしています。
〈新垣比菜選手は尊敬する宮里藍ちゃんに優勝報告を〉
〈2017韓国賞金女王のイ ジョンウン6(6は6人目のイジョンウン)〉
〈日本の2017賞金女王鈴木愛は愛&藍でプロアマ競技で同伴〉
大会の見どころは16,17年と日本女子オープンを連覇している畑岡奈紗が、最年少で
メジャー3勝目をあげるのか、それとも先週サイバーエージェントレディスで優勝の
チャンスがありながら、3Tに終わってしまった昨年の賞金女王鈴木愛が、過去の
日本女子プロゴルフコミカミノルタ杯2勝に続き3勝目をあげるかが注目の的です。
〈今年ようやく上昇気味のイ ボミ選手はにこやかにラウンド〉
やっぱりファッションセンスは抜群ですね。
久々の優勝シーンを見たいのですが、もう少し時間がかかるかも知れないですね。
また今季好調なシン ジェイ選手をはじめとする韓国勢も優勝候補にあげられますが、
個人的には道産子選手で先々週プレーオフで敗れた菊地絵理香と先週は惜しくも予選
落ちをした小祝さくらにも頑張って欲しいですね。
リディア・コーが涙の復活優勝 畑岡奈紗は7位で初のトップ10
◇米国女子◇LPGAメディヒール選手権 最終日(29日)◇
12アンダーでミンジー・リーとのプレーオフに突入したリデア・コは、1ホール目の
18番でイーグルを奪いあっさりと2年ぶりの優勝を果たしました。
彼女にとっては2016年7月の「マラソンクラシック」以来となる復活優勝ですが、
これでツアー通算は15勝目となり、今後も大いに注目の的となるでしょう。
私自身はキュートなミンジーを応援していたのですが、さすがと言える天才少女復活劇
には脱帽でした。
またこの大会では珍現象が起こりましたね。
2日目を終わった時点でのベスト10には、ツアー常連の韓国勢がひとりも入らず、最終
日を終わってみても、韓国選手は18Tにリュウ ソヨン、イ ミヒャン、ジェニー シンの
3選手が入るのみという珍しい結果となりました。
まぁ、優勝をしたリデア コもミンジー リーも韓国系選手には違いありませんが、過去に
余り記憶がない出来事なので、横道にそれて書き加えました。
畑岡奈紗は初のトップ10も「ギアチェンジ必要」 終盤のミスに悔い
首位と7打差の10位で出た畑岡奈紗は5バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、通算
7アンダーの7位タイでホールアウトをしましたが、彼女にとってはとても優勝を狙えた
位置につけていただけに勿体ない大会だったと言えます。
とくに3日目はアウトでバーディを重ね、首位に一打差と迫りながらインで崩れての
イーブンパーは「タラレバ」を抜きにしても返す返す反省をすべきだと...。
まだ19歳とはいっても、LPGAに挑戦をして2年目となるだけに、コース攻略法を組み
立てて大人のゴルフをしたなら、最終日も一時は首位に一打差と迫っただけに、攻める
時と安全策を取るべき所は抑えてプレーをしたなら、優勝のチャンスもあったのではと
思います。
若さと言えばそれまでですが、リデア コもブルック ヘンダーソンもその他の有名選手も
十代での優勝を飾っています。
LPGAでの優勝は早過ぎることでマイナスには決してならないので、チャンスがあれば
確実にものにする勇気と冷静さが必要かと、ここ数試合を見て思いました。
〈国内女子ゴルフ〉 サイバーエージェントレディス 2日目
【サイバーエージェントレディス 2日目の順位】
1位:新垣比菜(-11)
2位:永井花奈(-8)
3位T:柏原明日架(-7)
3位T:鈴木 愛 (-7)
5位:比嘉真美子(-6)
6位:森田 遥 (-5)
.........................
13位T:イ・ボミ(-4)
26位T:菊地絵理香(∓0)
50位T:藤田光里(+4)
...........ようやく期待の新人新垣陽菜が首位を守り最終日に.............
そういうところでしょうか。
アマチュア時代から勝みなみ選手や小祝さくら選手(今回は予選落ち)とともに
”黄金世代”といわれていた新垣選手ですが、後続の選手には今季絶好調の永井選手
とともに3位タイには、4打差で昨年の賞金女王の鈴木愛選手などが続いています。
かっては新垣選手とともに、柏原明日架選手や森田遙選手をアマ時代にこのブログ
で書いた記憶がありますが、時代の波の移り変わりは早く隔世の感は免れませんね。
ただアマ時代に最終日、最終組は「大東建託・いい部屋ネットレディス」で経験を
していますから、初優勝を狙うにはまたとないチャンスと言えます。
海の向こうでは同期の畑岡奈紗選手も「メディヒール選手権」で首位と5打差の7位
タイと頑張っていますから、彼女にエールを送るためにも初優勝のニュースを届けて
欲しいですね。
藤田光里選手はウェイティングで今大会に出場!
二日目をイーブンパーであがり、76・72の+4でギリギリカットを逃れて今季初の
予選通過を果たしました。
今年1月に2016年から痛めていた左ひじの手術をして、術後初めてボールを打った
のは2月2日という事ですから、予選通過にいたるまでの心の葛藤は、本人以外には
判らないでしょうね。
どうして今年まで手術をすることが出来なかったのか?
誰もが思うことですが、その事情に関しては「藤田光里のMindTravel」(ALBA.net)
をお読みいただけたら....
この日は3バーディ3ボギーとようやくバーディも出るようになりました。
術後の大会はすべて予選落ちという苦汁をなめていましたが、ようやくと明るい兆し
が見えて来た藤田光里選手ですが、左ひじをしっかりとケアして出場可能な大会での
上位進出を目指して欲しいですね。
また先週プレーオフで敗れた菊地絵理香選手は、疲れからか出入りの激しいプレー
ながらもイーブンで2日目を終えています。
”絶対優勝!”と思っていたのですが、なぜか「プレーオフには勝てない」という
ジンクスを今回も破ることが出来なかったものの、今大会は無理でも近々には勝って
呉れるでしょう。
〈菊地選手はプレー中何を思っているのでしょうね〉
道産子選手としてリーダー役の彼女は、北海道のゴルフ界のためにも、先週の踏ん張り
を思い出して今季初勝利を目指しましょう。
B.ヘンダーソンがツアー6勝目 畑岡奈紗「78」と崩れ19位
スタートはバーディ発進でした。
気がかりだったのは、急遽強風の影響があるとのことで、畑岡選手はまさかの最終組
スタートに変更されたことです。
日本ツアーでは最終組の経験はあっても、全米女子にチャレンジをして2年目の彼女に
とって、初の最終組スタートはかなりプレッシャーがかかったのでは。
またB・ヘンダーソンは、若手ながらすでに18歳でメジャー(KPMG女子PGA選手権)
を獲得している強者であり、同伴競技者のモーマーティンも全英覇者という組に入った
のは不運でした。
とくにモーマーティン選手は、マイペース崩さないタイプでしたから、プレーのリズム
も合わなかったのかも知れません。
それでも1番で一打伸ばして首位に2打差に迫るも、その後のプレーがいけません。
3番、4番でボギーを叩くと、続く5番ロングでは、第2打を池に入れて、このホール
ではWボギーとしてしまいます。
もがけばもがくほど冷静さを失い、スコアを崩すのがゴルフの怖さですが、まさに失速
スパイラルに嵌まり、結果は6オーバーの大叩きをしてベスト10どころか19Tのホール
アウトになってしまいまいました。
しかし、全米に挑戦をして2年目で最終組を経験したことは、今後の畑岡選手にとっては
大きな宝になるでしょうね。
あの宮里藍選手でさえ2009年のエビアン選手権での初優勝までは、3年もの月日を経て
いるのですから、畑岡選手にはそれよりも早く初優勝のチャンスは巡って来るでしょう。
まだ19歳という若さですから、現在日本人プレーヤーでは野村敏京選手に次いでメジャー
獲得に最も近い選手だと思います。
焦らずにマイペースで進めば、USLPGAでのツアー優勝のニュースは、意外と早く飛び
込んで来るかも知れません。
〈3日目急浮上をした畑岡選手〉
〈一打差落とすも単独首位でカナダの妖精が最終日に突入〉
ハワイオアフ島コオリアGCで開催されている、LPGAロッテ選手権には日本人選手として
先々週のANAインスピレーション(メジャー)で一時は首位に立つも残念ながら8位に
終わってしまった上原彩子選手と2年目のLPGA参戦でようやく自信を取り戻しつつある、
畑岡奈紗選手が予選を突破して決勝ラウンドに進出をしています。
残念ながら今年は腰を痛めながらも頑張っている野村敏京選手は、今度は手首を痛めて途中
棄権をし、アマチュアで出場をしていた山口すず夏選手も予選ラウンドを7オーバーで4打
足りずに決勝ラウンドには進むことが出来ませんでした。
3日目は、期待の若手畑岡奈紗選手がこの日4アンダーと頑張って首位のB・ヘンダーソン
とは2打差の3位Tで最終日を迎えることになりましたが、優勝はともかくベスト10にでも
入るようなことがあれば、大健闘と言えるでしょう。
スタートは最終組の前の組で朴仁妃(パクインビ)選手と同組です。
ともにショットメーカーでプレイも早い者同士ですから、畑岡選手としては回りやすい相手
かも知れません。
畑岡選手が大爆発をしたなら、もしやの期待も十分にあるので早朝から彼女のプレーを見る
ことにします。
今大会は上原選手はパターが決らず苦戦をしていますが、せめて30位までは上がって欲しい
ですね。
術後初戦に挑んだ藤田光里 充実の30位「達成感ある」
〈やっぱり光里プロは笑顔が似合います・・・・!〉
昨年は左ひじの『肘部管症候群(ちゅうぶかん』で痛みを抱えてのツアー出場をして
いましたが、結果は賞金ランク88位に終わり、初のシード権喪失となりました
オフには医者の勧めもあり手術を行った結果、例年出場をしているグアム知事杯で
30位という成績は、術後間もないという事で上出来でしょうね
今年は前半戦で頑張って、後半にレギュラーツアーに戻ることが目標 ということ
なので期待をしつつ応援をしたいと思います
ちなみに国内開幕初戦のダイキンオーキッドRTには出場をしませんが、道内勢では
菊地 絵理香選手と小祝 さくら 選手が出場します。
【2018】ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
3月1日~3月4日
開幕戦が沖縄ということで、米国LPGAで活躍中の上原彩子選手や国内に戦いの場を
移した(?)宮里美香選手、そして沖縄出身の大城さつき、比嘉真美子、新垣比菜、
諸見里しのぶ、上原美希選手などに加え、昨年の賞金女王の鈴木愛選手とLPGAオー
ストリアンオープンで16Tに入った畑岡奈紗選手も出場をするので、非常に面白い展
開となるのではないでしょうか。
第11回 ヨコハマタイヤ ゴルフトーナメントPRGRレディスカップ
2018年3月 9日(金) 予選ラウンド (第1日)
2018年3月10日(土) 予選ラウンド (第2日)
2018年3月11日(日) 決勝ラウンド (最終日)
主催者推薦選手で藤田光里選手が出場します。
- 3月16日~3月18日
- 茨木国際ゴルフ倶楽部(大阪府) / 6,261Yards Par71(35,36)
- 賞金総額:¥70,000,000
藤田光里選手、レギュラー第3戦「Tボイント」にも出場が決定しました!
アン・シネは4位でサード進出 小祝さくらがトップ通過【セカンドQT A地区最終日】
《画像はNEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日 小祝さくら選手》
セカンドQT A地区では、道産子娘の小祝さくらちゃんが初日5アンダーで首位に
立ち、2日目は1アンダーで首位を確保したまま、3日目の最終日は2アンダーの
トータル8アンダーでトップの座を譲らない好成績で終わりました。
【セカンドQT A地区 最終成績】
1位:小祝さくら(-8)
2位:小倉ひまわり(-3)
3位:イ・ジウ(-3)
4位:アン・シネ(-2)
5位:宮田成華(-1)
6位:蛭田みな美(E)
アマチュア時代から北海道では、藤田光里選手に次ぐ若手ホープとして期待をされ
ていましたが、今年は新人プロテストに無事合格し、道内家具メーカーのニトリ所
属として将来を嘱望されている女の子です。
外見は温和真面目でどこかポワ~ンとした雰囲気を持ちますが、プレーはなかなか
度胸があり堅実なプレーは、なかなか崩れないのが持ち味です。
2016年の「ニッポンハムレディス」(アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース)
では高校生アマチュアとして彗星のごとく初日、2日目と首位を走るも、最終日は
73を叩き史上初のアマチュア完全優勝を逃したのは、記憶に新しい出来事でした。
11月21日からは、来季ツアー出場資格をかけたサードQTがありますが、生き残りを
かけての初の大勝負は強敵揃いとなります。
いまの好調を維持してサードQTからファイナルに進み、来季のツアー資格を取って
欲しいですね。
道はまだまだ厳しいですが、実力は証明されているので大丈夫でしょう。
またA地区では、セクシークイーンとして女子ゴルフ界に旋風を巻き起こした、ア
ン・シネ選手も4位通過をしました。
ALBAさんからのワンショットを頂きましたが、アングルが何ともきわどいですね
彼女はトータル2アンダーの4位に入り、サードQTへと進みましたが、彼女の実力
であれば、サードもクリアできるでしょうね。
来季は日本での試合に数多く出場をして、ギャラリーを楽しませて欲しいです
かってず~っと昔には、ローラー・ボーというアメリカの選手がいましたが、彼女
との違いは、人気と実力を兼ね備えている点でしょうね。
アン・シネ選手には是非ファイナルステージを突破して、来季も話題を振りまいて
欲しいです。
優勝は今週30歳のバースディウィークを迎えたテレサ・ルー選手でした。
昨年12月に結婚をした「新婚さん」ですが、今年の頑張りはやっぱり結婚での
安心感と幸せな家庭生活の賜物かも知れませんね。
この優勝で優勝賞金女王争いは、混沌としてきたので残り試合の結果次第では、
だれがなっても不思議でなくなってきました。
2打差の2位から出たテレサは前半2番からの連続バーディでイ・ミニョン(韓国)と
トップに並ぶと、4番パー5でバーディを奪取し単独首位に浮上。
その後も首位を譲ることなく、迎えた最終18番では約1.5mのウィニングパットを
沈め、ギャラリーの歓声に右手を上げて応えた。
自身の誕生日(10月13日)を祝う鮮やかな逆転優勝だった。
【最終結果】
優勝:テレサ・ルー(-14)
2位:イ・ミニョン(-12)
3位:柏原明日架(-11)
4位:鈴木愛(-9)
5位:葭葉ルミ(-8)
6位:笠りつ子(-7)
................................
18位T:菊地絵理香(-3)
42位T:藤田光里(+3)
期待をしていた藤田光里ちゃんは、バーディ無しの4ボギーと残念な結果に.....。
どうも最終日には崩れるのは、やっぱりスタミナ不足が原因のようですね。
春先の左手痛が原因で、トレーニングが十分にできなかったことがたたっている
ようですね。
来年はQTからの再出発も覚悟をしているようですから、何とか痛みを軽減する
治療法を見つけて再起を図って欲しいですね。
藤田光里ちゃんと楢本光(サッカー女子浦和)ちゃんは、どうしても成功をして
欲しいのです。
二人の共通点は、手足の怪我が多く挫折に泣かされている点ですが.........。
がんばれ「光」(髭のプーさん日記)
2014年にはこのブログで二人の「光」について書いているのですが、何とか文字
が持つ凶運を振り払って欲しいのですが、今年は二人とも「本厄」の年だから、ツキ
がないのは仕方がないですね。
来年も波が激しい年なので、ちょっぴり気がかりです。
東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(千葉県) / 6,662Yards Par72(36,36)
スポーツの「秋」....ですが、10月14日のこの日の午後は、私のようなスポーツ
好きの人には、TVの番組欄を見て頭を悩ませたのではないでしょうか。
ゴルフ番組はNHKで「国内男子の日本オープン」wowowは「LPGA米国女子のK
EBハナバンク選手権」、スカパーでは松山英樹選手出場の「全米男子CIMBクラ
シック 3日目」、テレ朝では「JLPGA 富士通レディース」と4大会が目白押しと
ゴルフファンにとってはどれを見ようかと、複雑な思いとなる一日でした。
また、プロ野球ファンにとっては、セ・パ両リーグのCSが始まったわけですから
スポーツファンには堪らなくもあり、忙しくもある土曜日の午後になったのでは
ないでしょうか。
またこの他にもサッカーJ1リーグは、いよいよ佳境に入っていて、私のような
コンサファンにとっては、後半戦の勝ち点が天と地の分け目となる降格圏に入る
かどうかの正念場に入っていましたから、チャンネル切り替えとPCを大いに活用
しての午後となりました。
コンサドーレ対柏レイソルの結果は、このブログの前に書いてありますが、かなり
残留は濃厚になったと思います。
ただし、プロ野球CSは日ハムが出ていないことから、視聴予約から外していました
がパの西武の菊池対楽天則本の投手対決は意外な結果に終わりましたね。
これで断然西武が有利になりましたが、西武が余りにも勢いを持つと、SBも下手
をすると足元をすくわれることになるかも...........。
富士通レディースは韓国のイ・ミョン選手が抜け出し、それを台湾のテレサ・ルー
が追う展開となっていますが、首位から5打差までの8人には、優勝のチャンスが
残っているでしょう。
確かにトップを走るイ・ミョン選手は安定感があり、2位のテレサ選手には爆発力
があるので有利とは思いますが、賞金女王を狙う鈴木愛選手と現在賞金トップの金
ハヌル選手も十分に逆転優勝があっても不思議ではありません。
でもどうせ優勝をするなら、どこか無愛想な選手よりも愛想が良くて笑顔の可愛い
選手に勝って欲しいですね。
プレー中は兎も角としてホールアウト後は、ファンに対してのサービスを忘れない
チョン・インジ選手やイ・ボミ選手、アン・シネ選手等々の選手が勝つと、次の試
合も応援したくなります。
そのような選手には藤田光里ちゃんも含まれると思うのですが、今日の光里ちゃん
は我慢の一日になりました。
スタート時から一打落としましましたが、1アンダーの25位タイでの無事予選通過
は嬉しいニュースです。
TVを見ていて思ったのですが、彼女はパターを変えたのでしょうか?
今までは見たことがないグリップですが、ちょっと驚きました。
パターグリップにはスタイルはないと良く言いますが、国内では片山晋呉プロが
かってに多様なスタイルだったような気がしますが、これが慣れて好調なら続け
て欲しいですね。
最終日は十分にベストテンを狙える位置にいますから、きっと頑張って上位に
入るでしょう。
東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(千葉県) / 6,662Yards Par72(36,36)
久々好発進の藤田光里 QTも見据えたシャフト変更が奏功「狙いが定まる」
久々に藤田光里ちゃんは好スタートをきりました
今大会は初日4バーディ2ボギーと雨のなかでの難しい条件ながら、粘りのゴルフ
で2アンダー8位タイという好位置での発進となりました
大きな乱れもなく、ニチレイレディース以来の上位でホールアウトをしましたから、
左腕の痛みも余りなかったのでしょうか?
記事によるとシャフトの交換が良いスコアにつながったようですね。
いつも2日目で崩れる試合が続いていますから、油断はできないものの、折角の
チャンスが訪れたのですから、道産子娘の本領を発揮して、シード権獲得を目指
して頑張ってくれるでしょう
ちなみに藤田選手は現在の賞金ランクでは86位と苦戦をしていますが、残り試合
も5試合残すのみですが、実力はあるので「もしかしたら」という期待をしても
良いかと.......。
一方、もう一人の道産子娘菊地絵理香選手も前半は1オーバーと苦戦を強いられ
ましたが、あがってみれば1アンダーの13位タイと十分に優勝を狙える位置で
ホールアウトをしました。
今大会のように藤田、菊池が上位で初日を終えたのは、2017年シーズンでは
初めてのこと?かも知れません。(間違いかも知れませんが)
今年の菊池選手は既に一勝をあげていて、予選落ちはアクシデントでもない
限りないでしょうが、獲得賞金ランクを24位から10位台に乗せるよう頑張って
欲しいものです。
今日の畑岡奈紗ちゃんは凄いの一言でした
ゴルフのTV中継を見ていて鳥肌が立ったのは、2010年石川遼が中日クラウンズ
(名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース)で18ホール58ストロークという、当時の
世界最少スコアを出した中継を見て以来だったでしょうか。
日本女子オープンでは樋口久子さん以来40年ぶりの2連覇を果たし、それも50
回大会という記念大会で、メジャー大会の新記録(Par72)となる20アンダー
というオマケ付きですから、他の出場選手が驚くのも無理はないでしょう。
いわゆる「ゾーンに入った!」という戦いで、ラッキー云々ではなく、やること
成すことが上手く行くのですから、同伴者のキム・ヘリム選手も全く手に負えず
ズルズルと差が付いたのは仕方がない「お手上げ」でした。
前の組を周っていた申ジェ選手も、ショットは悪くはなかったのですが、肝心な
ところでパットが入りません。
ほとんどの選手が70台であがるなか、畑岡選手は65ストロークで最終日を終える
のですからパーフェクトフニュッシュのプレーでした。
今回の優勝は彼女にとって大変意義ある優勝になったはずです。
初挑戦のLPGA(全米女子)では、環境の適応で苦労をして、これといった成績を
残せなかった口惜しさがあったでしょう。
ただLPGAに挑戦をして、その年に優勝を果たした選手はいない(私の記憶では)
ように思います。
あの宮里藍ちゃんでも勝ったのは、LPGA挑戦の翌年だったはずです。
その藍ちゃんが引退を宣言した年に、若干18歳の彼女がメジャー連覇を果たした
ことは、来年からの活躍は間違いないでしょう。
日本国籍の選手として、LPGAでのメジャータイトルに、最も近いと言われている
のが野村敏京選手ですが、まずはLPGA大会で初優勝を果たせば、藍ちゃんが成す
ことが出来なかったメジャー優勝も見えて来るでしょう。
2位の申ジェ選手はメジャー優勝(全英リコーオープン2度)をする実力者であり
5位Tに入ったチョン・インジ選手は、今年もLPGA賞金ランク9位の今をときめく
選手ですから、その意味でも今回のぶっちぎりの優勝は大いに価値あるものと言え
るでしょう。
〈出場各選手のコメント〉
申ジエ選手:1アンダーで回れればいいと思ってプレーしていたが、「畑岡さんは
別のコースを回っているんじゃないかと思いました」と笑いが出たほど..........。
3位の小倉彩愛選手:「途中でスコアボードを見て異次元と思いました」
1位はあきらめて2位、3位狙いに徹したそうです.....。
キム・へリム選手:同組で最終組を周った彼女は、「韓国の怪物といわれている
チョン・インジとも比較できないくらい今日はすごかった」と、優勝争いをする
選手の戦意を喪失させるスコアだった....................。
そしてチョン・インジ選手:「完璧なプレーをしている。とてもショットが優れ
ているし、落ち着いてプレーをしていた」と能力の高さを認めています。
そして樋口久子LPGA相談役:「大会連覇もかかる重圧の中、3日目から首位を守り
続け、最終日は公言通り20アンダーで優勝したのは本当に素晴らしい。今年1年、
米国での苦学がプラスに出たんでしょう。攻める姿勢を最後まで貫いたのは立派」
とし、大会連覇と同時に2週連続優勝についても、「公式戦での連勝、連覇は並大
抵の選手ではできないこと。素晴らしいと思います」と称賛がやまなかった.....。
会心のゴルフを展開した畑岡奈紗選手ですが、私が気になったのはこの大会で3位
に入りローアマを獲得をした小倉彩愛(おぐら・さえ)選手です。
4歳からゴルフを始めて英才教育を受けて育ったようです。
2017年度の中国ジュニアゴルフ選手権で優勝を果たし、今大会に出場をした
ようですが、大会2日目には4番ホールPar3で19人目のホールインワンを
達成して勢いに乗ったようです。
この時、TV解説の塩谷育代プロが話していましたが、「プロでもトーナメント
でホールインワンをすると、なかなか自分のゴルフが出来ないもの」
そのようななかで「5アンダーで回ったのは立派!」
なるほどアマチュアでも、エース(ホールインワン)を達成した後のスコアは
滅茶苦茶になる様子は何度か見ていますから、塩谷プロのいう事は良く分ります。
彼女はまだ17歳の高校2年生ですが、かってアマチュアで初優勝をした勝みなみ
選手や沖縄出身でプロになった新垣比菜選手(ともに今大会は23位T)同様に将来の
女子プロゴルフ界を背負う存在となるでしょうか。
まぁ、畑岡選手は別格ですが、小倉選手も今後プロ入りをしたなら人気プロの一人に
なるのは間違いないと思います。
前日の日没サスペンデッドで、2日目の残り8ホールを消化した藤田光里選手は
トータルスコアワンオーバーで上がり、何とか予選通過を果たしました。
それに油断をした訳ではないのでしょうが、3日目はアイアンショットが不調で
バンカーからの寄せも上手く行かず3バーディ5ボギー、1ダブルボギーと大き
く順位を下げることになってしまいました。
期待をしていただけに残念です!
これを書いている時点で、4日目の結果が届いていますが、結果は芳しくなく
2バーディ4ボギー、1ダブルボギーで3日目同様にトータルスコア76で終わ
ったようです。
写真で判るようにやはり左腕には、サポーターで患部を固定していますから、
決して万全な状態でないのは見て判ります。
右腕ならまだしも、左腕はスイングをリードする手となるので、何か良い治療
法があれば、今オフはしっかりと治して来季に賭けるべきでしょうね。
優勝争いは前年度優勝の畑岡奈紗選手が、リーダーボードのトップを守っています。
あとを追う申ジェ選手とキム・へリム選手と実力十分のチョン・インジ選手の
韓国勢が不気味ですが、昨日までのプレーを見ていると畑岡選手のショットは
安定をしているので、大チョンボが無ければ彼女の連覇は堅いような気がします。
日本勢では3日目を終えても大健闘をしている、高校2年生の小倉彩愛ちゃんを
応援したいですね。
昨年の畑岡選手に続きアマチュアが連勝などとなれば、これは日本女子プロには
屈辱的な大事件ですから、パットの名手の鈴木愛選手や今大会好調の有村智恵選
手にも頑張って欲しいものです。
なお道産子の菊地絵理香選手は、5ホール終了時で1アンダー7位タイでまわって
いますが、ベスト3は十分に狙える位置だと思います。
藤田選手が思い通りのごるを展開することが出来なかっただけに、彼女の健闘を
祈りたいですね。