【門間】
8月の暑い日曜日、日帰り温泉に行ってきました。
行った先は岩手県平泉町にある「大沢温泉旅館」。
一関インターから車で約10分で到着。
泉の自宅からは約1時間で目的地に到着しました。
入館料600円を支払い、さっそくお風呂に。
あまり大きくないお風呂ですが、前は川と山で何か露天風呂にでも入った気分である。
お湯は透明・無色、熱いお湯でした。
お風呂上がりは大広間で一休み。
少しゆっくりしていると、入館時に注文しておいたラーメンが出てきました。
このラーメンがシンプルで、ちょっと濃い味の「中華そば」、私はすっかり気に入りました。
もちろんスープも全部飲み干し、満腹、満腹。
満腹の後はうとうと昼寝。
すっきりしたところで、お茶を飲み、帰り路に時計を見るとまだ3時前なので、すぐ近くの「毛越寺(もうつうじ)」に寄ることにした。
2011年、ユネスコ世界遺産に登録された平泉の中でとりわけ有名なのが、3000点以上の国宝や重要文化財が伝わる中尊寺ですが、同寺のほど近くにあるのが”毛越寺”。
平安時代に流行した浄土信仰を具体化したと言われる。
日本有数の浄土庭園が有名です。
”毛越寺”は、慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されたとのことです。
往時には堂塔40、僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さがあったと言われています。
奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、現在大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構が、ほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けているとのことです。
庭園をゆっくり散策し、一時の「古えの浪漫」にひたり帰ってきました。
「大沢温泉旅館」を先に紹介しましたが、「毛越寺」から車で1分の「大沢温泉旅館」の方がわかりやすいと思います。