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仙台の不動産マーケット

2012年11月05日 | 小山

先日の地元新聞の1面に、仙台市内のマンション活況

というような記事が掲載されていました。

確かに、青葉通に面したタワーマンションは即日完売!

他にも即日完売のマンションも!

価格は決して安い訳ではない。

むしろ、今までの相場より結構高い価格設定ではあるのだが…

なぜ売れているのか?

購入層と言うと、家を失った被災者ではなく、

一次取得者や、一戸建てを既に所有している人のセカンドハウス的な

購入が多いと言う。

セカンドハウスと言っても、別荘的なものではないようだ。

東日本大震災当日、帰宅するのに、何時間もかかったり、

生活インフラが、一ヶ月もストップしたりということがあったためか、

天災時のシェルターとしてのニーズもあったようだ。

今、建築費は、震災前に比して3割価格が上昇していると言う。

当然今後販売されるマンション等の価格には転嫁されるわけで、

今後の販売価格の上昇は、必至だ。

では、いつ価格は落ち着くのか?

今現在、復興にあたっては、土木と修繕工事がほとんであり、

復興住宅等の建設工事は正にこれからである。

この状況は、私感ではあるが、4,5年は 続くであろう。

もともとマンションは、一戸あたりの土地持分は少ないので、

首都圏と比べて土地価格が安い仙台圏においては、立地性による価格差はあまり大きくないので、

郊外型と都心型との価格差は、あまり大きく開かないし、

その家格差が縮まっていくという現象は今後益々顕著に現れてくる。

となると、デベロッパーも

郊外方より人気の高い市内中心部への供給に的を絞ってくるだろう。

が、そこで販売されるのは、3000万円を軽く超えてくる販売価格となる。

地方都市の一般的なサラリーマンの平均年収から勘案すると

簡単に手が届くものではない!

ならば、新築マンションではなく中古マンションを再考してみては如何か。

エコやら環境汚染について敏感な今の時代、

スクラップアンドビルドより、中古マンションの方が魅力的だ。

20年以上前の今時ない間取りであっても、

リノベーションにより部屋の中は新築同様になるし、

むしろ自分のライフスタイルや感性で好きなものができるというのは、

とても魅力的なのではないか!

中古マンションは、新築マンションと違って、デベロッパー利益やゼネコン利益

はたまた広告宣伝費やらが、ストレートに転嫁されていないのも素晴らしい!

これから自宅の購入を考えている方たは、この機会に再考しましょう!

わからないことがあれば、

不動産のプロフェッショナルである当社に是非ご相談ください。

 

 

 

コメント
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