２番目のキス

物語は2003年10月から始まる。

小学校教師ベンは生徒を連れ企業見学へ。

そこでキャリアウーマンのリンジー（ドリュー・バリモア）に一目惚れ。

なんとか、デートの約束をとりつける。

しかし、デートの当日、リンジーは食あたりだか食いすぎだか知らないが、

オエップ！の状態。

そんな彼女の介抱をし、服を着替えさせたり、

ベッドに寝かしつけ、便器を洗ったり、飲み物を持ってきたり、

とにかく、ベンって優しくてすっごく気の利く男。

なぜ、そんないい男が30過ぎてまで独身なのか？

リンジーの仲間内の話がはずむ。

（アメリカ女性の男の査定は厳しいね。

　キューピーだったら書類選考で即アウト。）

みんなの意見は、裏に何かあるから彼女ができないんだってことに一致。

そして、ありました、ありました、ベンに彼女ができない理由が。

それは、熱狂的なレッドソックスファンだってこと。

部屋の飾りから、着る物から、トイレットペパーにいたるまで

全てがレッドソックス。

そして、フェンウェイパークのシーズンチケットを持っていて

こと宿敵ヤンキース戦にいたっては全試合を観戦している。

でも、松坂選手の入団したレッドソックスって、

86年間も優勝から遠ざかっているダメチーム。

松坂君が心配になってきた。


ってなところで、後は映画を観てください。

ラブコメ好きのキューピーお奨めです。


☆☆☆☆★


ところで、配給会社さん！

ドリューの出る映画の題名にやたらと"キス"を付けるのは

もう、止めにしてください。

映画の内容を伝えないばかりか、

かえってお客さんを遠ざけさせています。