キューピーヘアーのたらたら日記

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ヴァージン・スーサイズ

2008-11-18 19:39:23 | あ行の映画
キューピーが思うに、映画や小説というのは、

芸術性と、エンターテインメント性と、背景にある作家なり監督なりの思想の

3つの要素が兼ねあってこそ名作といえるんじゃないの?


TSUTAYAでレンタルしたんだけど、DVDに解説が挟まっていて、その中で、

自・殺未遂したセシリアに精神科医が、

「まだ、人生の苦しみも知らないのに。」とたずね、

「先生は13才の少女になったことはないでしょう?」

と答えるシーンを取り上げ、

13才の少女を生々しく憶えている、これがデビュー作となる

ソフィア・コッポラだからこそ映像化できた作品だ、

と讃えているが滑稽だ。


この映画には、思春期の少女の持つ感性、不安、ときめき、倦怠感、

憧憬、反抗心、希望、失望感、いずれも確と描写されず、

ただ原作のあらすじを早足でなぞっただけの作品になっているのだ。

そこには思想も芸術性もエンターテインメント性もなく、

ただ可愛娘ちゃんが5人も出てるというだけの映画になり下がっている。



♪命短し、恋せよ乙女、朱き唇褪せぬ間に…♪

の唄(ゴンドラの唄)の言いたいことを一言で言い表すことわざが

フィリピンにはあるそうだ。

「だから、飲みに来てよね。」

と片町のちひろちゃん(仮名)は僕を誘うのだ。

タガログ語で何と言うのか、今度会ったときに聞いておこう。

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4 コメント

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小説の ()
2008-11-18 21:07:28
内容をなぞっただけの映画はいただけませんね。
原作を読んだ後で、映画化されたものを見ても、失望する事の方が多いですね。
ただ一つ、この壮大な小説をどの様に、映画化するのだろうと、期待と不安が半々だったのですが、《風と共に去りぬ》だけは文句無く良かったと記憶しています。(可愛かった頃の私の感想ですよ~)
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史さん♪ (キューピー)
2008-11-19 12:39:09
『風と共に去りぬ』ですか。
超名作できましたね。
うちのやんちゃな母もスカーレット・小原のキャラクターが大好きだと申しておりました。
返信する
やんちゃなお母様って・・・ ()
2008-11-20 16:18:52
お幾つ~
スカーレット・小原・・・???
この小説は、やはりamazon.co.jpで購入する事にしましたが、【埃が怖くなくなる本】を一緒に注文したので、一ヵ月後になってしまいました。
暮れはいろいろ忙しいので、丁度良かったのかもしれません。
キューピーさんは、若い俳優さんの出てくる恋愛ものがお好きのようですね
本についてのご報告でした。

返信する
史さん♪ (キューピー)
2008-11-21 11:11:50
昭和11年生まれです。
水泳のマスターズ、70才代の部2位の賞状をもらって帰ってきました。

>キューピーさんは、若い俳優さんの出てくる恋愛ものがお好きのようですね
はい、ラブコメ大好きです。
ホラーやゾンビが出てくる映画は苦手です
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