イン・ハー・シューズ

はっきり言って、キャメロン・ディアスは好きじゃありません。

顔が外人っぽくて？可愛くないし、

出てる映画はどれもこれもお下劣なものばっかりだし、

女性としての品性に欠ける、

とまで思ってました。

今日まで。


そんな僕がこの映画を観ようと思ったのは、

予告編で老人ホームが出てくることを知ったから。

米国の高齢者福祉はどうなっているのか？

その一端でも知ることができれば、

と思ったからだけなのです。


ところがどっこい、

この映画はそんな僕の涙腺の水門を開け、

その後で、とってもハイな気分にさせてくれました。



ちょっとだけ、ネタバレすると、

キャメロン・ディアス演じる主人公は

おつむが少し悪い。

たぶん、ＬＤ（Learning Disability：学習障害）か

ＡＤＨＤ（Attention Deficit Hyperactivity Disorder：

注意欠陥多動性障害）になると思うんだけど、

読み書き、計算ができない。

そのため、仕事を転々とし、

だけどお色気だけは人並み以上で、

挙句の果ては大切な姉の彼氏にも手を出し、

部屋を追い出される始末。


そんな彼女の行き着いた先が、

死んだと思っていた祖母（シャーリー・マクレーン）

が元気で働く老人ホーム。


さてさて、ここから先は映画を観てください。



でもさあ、こんなにキャメロン・ディアスに

はまった役は他にないよね。

こんな映画の主役をつかめて、

キャメロンはホント幸福だよ。


☆☆☆☆☆　　　　　　満点！！！


P.S.

シャーリー・マクレーンが自らの幽体離脱の体験を

書いた本『アウト・オン・ア・リム』

を持ってます。

初版が86年の本です。

欲しい方はご一報を。

でも、連絡できないか、、、。メルアドばれちゃうもんね。

あーげないっ。