若かった頃、会社の同僚たちと、銀座じゃなく、
新宿2丁目のおかまバーによく行った。
その店は風俗の女の子たちが、仕事帰りに遊びに来ていて、
僕たちの目当ては、それもあった。
親しくなって風俗店での名刺をもらったりした。
「来てね。」と言うから行ってみたら、
その娘はお店を辞めた後だった。
おかまバーにあんまりよく行ったので、
そちらの気があるのかと誤解されたこともあった。
ホステス?にうるうるした瞳でじっと見つめられた。
後一歩で恋の告白をされるところだった。
それ以来、その店には行きづらくなった。
彼女男?たちは今頃どうしているのだろう。
その答えがこの映画のなかにあるのかもしれない。
年老いたおかまの悲哀を描いた映画だと受け止めた。
おかまはおかま同士、仲良く優雅に暮らしていくのさ。
とは言ってみたものの、
家族とは絶縁状態。
ひとりは脳卒中の後遺症で植物状態。
またひとりはあの世に旅立っていく。
援助のつても、だんだん頼りなくなっていく。
おかま、おかまと言いながら差別している自分に気付いた。
間違っても一線を越えることはしない。
それは、健常者が僕たち精神障害者に対して、
一線を引いて付き合っているのと同じ。
差別に対し一番鈍感なのは、”健常者”だ。
☆☆☆★
0.5点は、福祉の問題の根本に気付かせてくれたから。
新宿2丁目のおかまバーによく行った。
その店は風俗の女の子たちが、仕事帰りに遊びに来ていて、
僕たちの目当ては、それもあった。
親しくなって風俗店での名刺をもらったりした。
「来てね。」と言うから行ってみたら、
その娘はお店を辞めた後だった。
おかまバーにあんまりよく行ったので、
そちらの気があるのかと誤解されたこともあった。
ホステス?にうるうるした瞳でじっと見つめられた。
後一歩で恋の告白をされるところだった。
それ以来、その店には行きづらくなった。
彼女男?たちは今頃どうしているのだろう。
その答えがこの映画のなかにあるのかもしれない。
年老いたおかまの悲哀を描いた映画だと受け止めた。
おかまはおかま同士、仲良く優雅に暮らしていくのさ。
とは言ってみたものの、
家族とは絶縁状態。
ひとりは脳卒中の後遺症で植物状態。
またひとりはあの世に旅立っていく。
援助のつても、だんだん頼りなくなっていく。
おかま、おかまと言いながら差別している自分に気付いた。
間違っても一線を越えることはしない。
それは、健常者が僕たち精神障害者に対して、
一線を引いて付き合っているのと同じ。
差別に対し一番鈍感なのは、”健常者”だ。
☆☆☆★
0.5点は、福祉の問題の根本に気付かせてくれたから。
意外と身近にいますよ。
いない場合には、市町村の社会福祉協議会に行けば、いろんなサークル、ボランティアグループを紹介してもらえます。
そして、同じ人間として受け入れてください。
そうすれば、同じ目線で物事が見れるようになりますよ。
それは、あなたの人生をより豊かなものに変えてくれる出来事です。
>差別に対し一番鈍感なのは、”健常者”だ
これが一番耳が痛いことなのです。
このことを言われるとぐぅの音も出なくなってしまう・・・。
どうすればいいんでしょうか。