ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

ダメ社長

2007-12-13 | 私のお仕事(本業)
私の近くに二人のしょうがない社長がいる。
二人の共通点はいろいろあるが、特に似ていることが5つある。
1、仕事ばかりしてもしょうがないと自分で言う。
2、好きなことのためなら仕事はいつでも後回しにできる。
3、誰より率先して会社を欠勤、または遅刻する。
4、聞く耳がない。
5、会社が経営不振状態。
このことからまあなぜ社長なのかとあえて言うとすれば、その「社長」という肩書きが魅力的なのだろう。
でなければすぐ身の振り方を考えてみる方がいい。
会社の経営が傾きだすとき、社員はちびりちびりといびられるようにして不安をあおられその家族も巻添えになり始める。
ことし二人の社長の会社はボーナスを払えなかった。
そのため新年会の話がでたとき全員の反発を買った。
「そんな気分になれない!」当たり前だ。
もちろん社員はその話をどんな気分で聞いただろう。家へ帰ってどんな風に家族に話し、家族は何と言っただろう。
父親は子供のクリスマスのプレゼントを先送りにし、母親は正月の旅行の計画をどうするか悩み、独り者は彼氏彼女のプレゼントの金額を落とし そんな胸中の社員が新年会なんて気分にはなれないだろう。
ただ私は今年のトドメを来年にまで引きずるのか、それは疑問だ。
やめずに妥協していなければならない職場なら、無理矢理でも切り替えなければ新年早々重たい空気で仕事を始めるなんて縁起の悪いことしたくないだろう。
この二人の社長にはハングリー精神というものがかけらもない。
転んでもタダで起きないどころか、転んだらしばらく起き上がらない。
私は野心家だ。自営したことも少しだがある。だからこんな社長二人に考え直して欲しかったが、どうやらまだ薬が足らないようだ。次の薬は「破産」なのかもしれない。
成功し続ける社長も見ている。
この成功社長にあって二人にないものは二つ。「愛」「器」。
まわりを思いやる振る舞い方。ここぞと言う男の強さ。
そんな決定的なものがない。
その二つがあれば成功できたのかわからないが、私が尊敬する社長にはいつも自分がどうあるべきか考える知恵と力があった。
それは家の中でも同じ。
自分の生き様を子供に見せる人でした。
その会社は南九州で業界1位を30年も続けています。
私はダメな二人の社長にもう一度平社員からやり直して欲しい。
馬鹿な成り上がり方をしないで、謙虚で強い人間になってもう一度社長になって欲しい。
コメント
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