ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

子どもの心

2010-02-08 | 子育て日記
私は小さい頃に親が離婚したときからたまに「お父さんがいてお母さんがいて私と弟がいる」という生活に小さいあこがれを持っていた。

普通のことをしたことがない。両親いてもしない人だっているかもしれないが、いないからこそあこがれは強くなる。

私の息子も同じことを思っていることがある。

それは私にはわかる。私が同じだったからだ。

お母さんが大事にしてくれない。お父さんが大事にしてくれない。
そんな大人はどんな大人になるのだろう。

息子はストレートに私にいろんな話をする。

「ぼくはお母さんが大好きなの。お母さんも、ばあばもぼくのことをこれくらい好きなんだよ」と両手をいっぱいに広げて見せた。

「お母さんはぼくのことが好き」ということをこの子は知っている。
それを母親の私に当たり前でしょと言わんばかりに断言できる。
1㎜の不安も見せずに言う。

私は小さい頃、自分の母に対してこんな事を思ったことがない。
私にはわかることと、私にもわからないことがある。

それでも私は意地をはって「お母さんはお前のことならなんでもわかってる」と言ってしまう。
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